病院の業務は本来の病院組織と
委員会
組織によってまかなわれていることがほとんどである. この
委員会
組織を有効に機能させるために
委員会
組織の再編を行ったので報告する. まず12名からなる
委員会
再編プロジェクトチームを発足させ, 現状調査および問題点の抽出・改善をし新たな
委員会
組織を編制した. 既存の26
委員会
等組織は名称が統一されず責任者も集中し, 開催時期も統一されていなかった. また
委員会
等の設立基準がなく, 活動内容が不明確で権限が定められていなかった. そこでプロジェクトチームで
委員会
の設立基準を複数部署からの委員で構成し中間決定権のあるものとし, 各委員長を指名した. また全体を把握する組織としてTQM
委員会
を新設した. 各
委員会
は目標・実績・議事録等をTQM
委員会
に提出し, TQM
委員会は委員会の活動内容を把握し委員会
間の調整を行う. 各委員長の人事権もTQM
委員会
が持つ. 26の
委員会等は部長会を上部組織として委員会
組織とは切り離して存続させ, 残り25
委員会
等のうち継続15統合吸収4廃止2新設12とし, 8部門29
委員会
に再編された,
委員会
は基本的に時間外の定期開催とした. 2003年4月より正式に活動を開始し, 成果を出してきている.
委員会
活動に対する報酬が今後の課題である.
抄録全体を表示