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クエリ検索: "宮澤翔"
6件中 1-6の結果を表示しています
  • 北海道支部講演会講演概要集
    2016年 2016.54 巻
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/10/20
    会議録・要旨集 フリー
  • 宮澤 翔吾, 後藤 研誠, 河内 誠, 及川 加奈, 魚住 佑樹, 舟橋 恵二, 西村 直子, 尾崎 隆男
    医学検査
    2022年 71 巻 1 号 101-105
    発行日: 2022/01/25
    公開日: 2022/01/25
    ジャーナル フリー HTML

    Mycoplasma pneumoniae(Mp)DNAとそのマクロライド耐性化遺伝子変異を同時かつ迅速に検出できる遺伝子検査法のスマートジーン® Myco(スマートジーン)について,小児Mp肺炎における有用性を検討した。2019年4月からの1年間に,当院小児科に肺炎で入院した146例(7か月~14歳7か月)から咽頭ぬぐい液を採取し,スマートジーンとloop-mediated isothermal amplification(LAMP)法を用いてMp遺伝子検査を行った。スマートジーンでMp DNAが検出されたのは43例(29.5%)であり,その遺伝子変異陽性率は25.6%(11/43)であった。Mp DNA検出におけるスマートジーンのLAMP法との比較では,陽性一致率95.5%,陰性一致率99.0%,全体一致率97.9%であり,高い一致率を示した。遺伝子変異の結果判定後に抗菌薬が変更されたのは変異陽性群で7例,変異陰性群で8例あり,最終的にマクロライド系抗菌薬で治療されたのは,変異陽性群で9.1%(1/11),変異陰性群では93.8%(30/32)であった(p < 0.01)。迅速・簡便にMp DNAと遺伝子変異を検出できるスマートジーンは,小児Mp肺炎において適切な抗菌薬選択に寄与できる有用な遺伝子検査法である。

  • 及川 加奈, 舟橋 恵二, 宮澤 翔吾, 魚住 佑樹, 堀井 洋利, 河内 誠, 西村 直子, 尾崎 隆男
    医学検査
    2022年 71 巻 2 号 193-200
    発行日: 2022/04/25
    公開日: 2022/04/25
    ジャーナル フリー HTML

    2018年5月~2019年4月の1年間に当院小児科において175例(1か月~14歳,中央値4歳10か月)からStreptococcus pyogenes 175株が分離された。分離されたS. pyogenesのT血清型,13種抗菌薬(PCG, CDTR, CTX, CTRX, CFPM, MEPM, EM, CAM, AZM, CLDM, TFLX, LVFX, VCM)のMICおよびCLDM誘導耐性を調査し,過去にわれわれが行った5回の調査成績(1996年,2001年,2003年,2006年,2013年)と比較した。分離株のT血清型は1型64%,12型18.3%,B3264型9.1%,4型2.3%の順であった。過去5回の調査成績と比べて1型の分離率は著しく上昇し,12型は低下した。EM,CAM,AZM,CLDM,LVFXにそれぞれ41.7%,42.3%,42.3%,11.4%,1.1%が耐性を示し,2株(1.8%)がCLDM誘導耐性を示した。βラクタム系抗菌薬およびVCMに耐性の株は認められなかった。EM耐性率の増加傾向が認められ(1996年8.6%,2001年13.6%,2003年20.0%,2006年19.6%,2013年58.1%,2018年41.7%),近年では約半数の株がマクロライド系抗菌薬耐性であった。過去5回の調査での分離株を含む全1,871株に,βラクタム系抗菌薬およびVCM耐性株を認めなかった。

  • 速水 恵美, 千々岩 友子
    日本看護科学会誌
    2017年 37 巻 288-297
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/02/01
    ジャーナル オープンアクセス HTML

    目的:学齢期の発達障害児をもつ母親の推論の誤りと抑うつおよび養育態度との関連を明らかにした.

    方法:学齢期の発達障害児をもつ母親473名に推論の誤り,抑うつ,養育行動に関する尺度の自記式質問用紙調査を行った.

    結果:有効回答(率)は179部(37.8%)であった.母親の推論の誤りは,「選択的注目」に含まれる項目得点が高く,相談者がいない母親は,いる母親と比べ推論の誤りが強かった.「恣意的推論」「過度の一般化」「完全主義的思考」「選択的注目」の推論の誤りは,養育態度へ直接負の影響があったとともに,抑うつをきたすことで,さらに負の影響があった.つまり4つの推論の誤りが強く,抑うつ傾向である母親ほど,否定的養育態度を示した.

    結論:看護師は,母親の推論の誤りをアセスメントし,学齢期の発達課題を達成し難い子どもを養育する母親の心情を理解し,母親が客観的に子どもの成長や養育態度を捉えられるような認知療法的な支援を行うことが求められる.

  • 高堰 仁美
    発達心理学研究
    2022年 33 巻 1 号 1-11
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/03/20
    ジャーナル フリー

    本研究では,発達障害児の親の,認知的怒り制御方略及びその使用過程を検討することを目的とした。療育機関に所属する4歳~10歳の発達障害児の母親23名に対する半構造化面接を実施し,うち16名の語りをGTAにより分析した。結果として,親の心身の安定と怒りのセルフモニタリングが認知的怒り制御の背景として存在することが示された。また,2つの認知的怒り制御過程が見出された。第一に行動生起の背景を分析的に見ようとする【子の行動の背景への注目】後,《子への共感的視点》《効果的な対処の思案》《褒める点の思案》がなされ,ポジティブ感情の生起や怒り低減をもたらすパターンであった。第二に,日頃の子どもとの交流を見つめなおす【現在の見つめなおし】後,《現在の肯定的交流への焦点化》がなされ,ポジティブ感情の生起や怒り低減をもたらすパターンであった。本研究で示された方略は,先行研究で示されてきた子育てにおける怒り低減の方略と比較し,より分析的・問題解決的である点で,発達障害児の親に顕著な「対処可能性の低さ」(中谷,2016)に起因する怒りの低減に有効と考えられる。また,怒り低減のみに留まらずポジティブ感情生起を伴う点で,親子の関係性の安定や,親自身の精神的健康にも良い影響を与えうる方略であったと考えられる。

  • 日本農村医学会学術総会抄録集
    2022年 71 巻
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/10/26
    会議録・要旨集 フリー
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