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クエリ検索: "寄生虫"
23,744件中 1-20の結果を表示しています
  • *浅川 満彦
    日本生態学会大会講演要旨集
    2005年 ESJ52 巻 P3-174
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/03/17
    会議録・要旨集 フリー
    我々は、蠕虫(内
    寄生虫
    の類)を中心とした
    寄生虫
    の分類・生態・生物地理を基盤にした野生動物医学の教育研究活動を行なっている(http://www.geocities.jp/wildlifeparasite/wlp1.html)。ここ数年は、新
    寄生虫
    症発生予測のための外来性陸上脊椎動物(外来宿主)に関しての調査が急増した。このような調査は、疫学や社会的には非常に重要である。が、我々は、日本に古くから存在する動物(在来宿主)と
    寄生虫
    の関係は、自然生態系の一部を構成しているという考えに立脚している。すなわち、ライフワーク遂行上、外来種は必要に迫られた一時的対象という姿勢を貫いていた。しかし、実際は、外来宿主の寄生蠕虫相構成種の多くが、日本に古くから分布する寄生蠕虫(在来
    寄生虫
    )であり、国外から最近になって日本に侵入して、外来種化したとされる蠕虫(外来
    寄生虫
    )はごく僅かであった。また、非常に珍しい例ではあるが、野外の在来宿主から外来
    寄生虫
    が発見されたこともある。このように、野外に見られる宿主-寄生体関係が、外来種を媒介にして、非常に複雑な様相を見せ始めている。そして、生態学的な視点からも外来種問題を扱うべきであると考えを改めている。まず、野外で観察される宿主ー寄生体関係をまとめてみよう。タイプは、たった4つ、すなわち1)「外来宿主-外来
    寄生虫
    」型、2)「外来宿主-在来
    寄生虫
    」型、3)「在来宿主-外来
    寄生虫
    」型および4)「在来宿主-在来
    寄生虫
    」型である。1)型では、クジャク、タイワンリスなどにそれぞれのグループに特有の盲腸虫あるいは毛様線虫の種が見つかり、宿主域を広げていることは観察されていない。2)型ではアライグマやヌートリアにおけるネコ条虫、日本産肝蛭などの寄生例がある。これら在来
    寄生虫
    が外来宿主を「新たな乗り物」として利用し、在来
    寄生虫
    の本来の生息域を拡大する可能性がある。4タイプで固有の外来種問題を孕んでいるが、4)型は自然生態系の一部という認識形成が不可欠である。この点でも、日本生態学会に期待している。
  • 佐古 田新
    医療
    1959年 13 巻 7 号 573-576
    発行日: 1959年
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
  • 藤波 不二雄, 田中 英文, 大島 慧
    Experimental Animals
    1983年 32 巻 3 号 133-137
    発行日: 1983/07/01
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    実験用に購入した関東地方の成ネコについて, 1973~74年 (91頭) および1980~81年 (80頭) に剖検, 糞便検査および血清抗体検査を行って, 原虫および蠕虫の浸淫状況を調べた。
    住血原虫はすべて陰性であり, トキソプラズマ抗体陽性率は1973~74年が65.4% (HAテストによる) , 1980~81年が26.3% (LAテストによる) であった。糞便中に検出されたコクシジウムオーシストはIsospora felis (1973~74年8.8%, 1980~81年3.8%) およびIsosporarivolta (同5.5%, 1.3%) であった。
    腸管内蠕虫の寄生率は1973~74年が69.2%, 1980~81年が63.7%であり, 腸管内に見出された蠕虫はネコ回虫, ネコ鉤虫, 瓜実条虫, マンソン裂頭条虫, 肥頸条虫および壺形吸虫であった。腸管以外では心臓から犬糸状虫, 膀胱から毛細線虫, 胃から胃虫, 胆管から肝吸虫が検出された。
    1973~74年の調査成績と1980~81年のそれとを比較すると, トキソプラズマ抗体陽性率およびコクシジウムオーシスト検出率の下降, 検出された蠕虫種の減少, 重複寄生ネコの減少などから, 1980~81年に調査対象としたネコの方が少なくとも
    寄生虫
    学的にはきれいであったと考えられる。
  • 小山 力
    食品衛生学雑誌
    1990年 31 巻 1 号 1-13
    発行日: 1990/02/05
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
  • 田中 英文, 大島 慧, 藤波 不二雄
    実験動物
    1974年 23 巻 1 号 15-30
    発行日: 1974年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    1969年1月から1972年2月までの間に, マウス2, 739頭 (12群) , ラット1, 378頭 (14群) , モルモット880頭 (4群) およびウサギ216羽 (5群) について, 内部寄生蠕虫, 原虫ならびに外部
    寄生虫
    を検査した。
    検査の結果, マウスからダニ類4種, 蠕虫類6種, 原虫類6種, ラットからダニ類3種, シラミ1種, 蠕虫類6種, 原虫類6種, モルモットからダニ1種, ハジラミ2種, 原虫 (コクシジウム) , ウサギからダニ1種, 蠕虫類2種および原虫 (コクシジウム) が検出された。
    マウスおよびラットにおいては, SPF群, SPFを種親にしたconventional群, conventional群の順に汚染の程度が強かった。
  • 北村 浩, 玉置 敬之, 柴峠 光成
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    2010年 52 巻 12 号 3328-3329
    発行日: 2010年
    公開日: 2011/03/03
    ジャーナル フリー
  • -1985年~2005年の検査成績-
    深瀬 徹
    動物臨床医学
    2007年 16 巻 1 号 1-6
    発行日: 2007年
    公開日: 2008/02/07
    ジャーナル フリー
    1985年と1990年,1995年,2000年,2005年のそれぞれの年に,東京都およびそれに隣接する埼玉県,千葉県,神奈川県の諸地域,とくに市街地において,路上に放置されていた犬のものと考えられる糞便を50検体ずつ採取し,
    寄生虫
    の検査を行った。その結果,原虫ではコクシジウム類のオーシスト,条虫ではマンソン裂頭条虫の虫卵と瓜実条虫の片節,線虫では猫糞線虫と犬鉤虫,犬小回虫,犬回虫,犬鞭虫のそれぞれの虫卵が検出された。これらの
    寄生虫
    の検出率は年の経過とともに低下を示したが,瓜実条虫と犬回虫のように比較的高い検出率が保たれているものもあり,路上に犬の糞便を放置すると
    寄生虫
    の感染源となる可能性があることが示された。
  • 山下 次郎
    実験動物
    1972年 21 巻 3 号 105-120
    発行日: 1972/07/01
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 安達 二朗, 高垣 善男
    実験動物
    1965年 14 巻 2 号 87-92
    発行日: 1965/04/30
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    Several techniques for detection of parasite infestation in mice which used or can be used in our laboratories are described in this report.
    For internal parasite infestations, cellophane tape method (or Scotch Tape technique), direct smear method, flotation technique with saturated saline water and autopsy are used. Ova of Syphacia obvelata is detected efficiently by cellophane tape technique. In the contrary, egg of Aspiculuris tetraptera Hymenolepis nana and Hymenolepis diminuta are detected by direct Emear method or flotation technique with saturated saline water. In autopsy, alimentary canal, liver and urinary bladder should be examined in detail for above mentioned parasites and other helminths.
    On the other hand, for ectoparasites, hair warming technique, cellophane tape method, wide cellophane tape method, scab-warming technique and stimulation method with carbone dioxide-gas are uEed. Cellophane tape method and hair warming technique are simple and effective to be used for live host checking.
  • 米本 仁, 山口 富雄, 橋詰 嘉彦, 吉本 忠
    医療
    1966年 20 巻 10 号 1097-1099
    発行日: 1966/10/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
  • Richard M. MIRANDA, 藤永 克昭, Anthony S. ILANO, 中尾 繁
    水産増殖
    2007年 55 巻 1 号 9-15
    発行日: 2007/03/20
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
    サロマ湖におけるヒメエゾボラのインポセックスと
    寄生虫
    感染の発生頻度とそれらの関係について評価した。30.9%のメスにおいてインポセックスが認められ, オスとメスの25.1%が
    寄生虫
    に感染していた。感染率については, 雌雄間および成熟・未成熟個体間で違いは見られなかった。また,
    寄生虫
    感染指数についても, 雌雄問で差はなかった (オス: 0.079, メス: 0.074) 。
    寄生虫
    感染には季節的パターンは認められなかったが, 雌雄ともに, 大型個体において感染率が高かった。19.3%のメスにおいて, インポセックスと
    寄生虫
    感染が同時に観察された。また, インポセックスの段階が指数1から2, 3と進行するにつれ,
    寄生虫
    感染割合は28.6%から7.4, 10.3%と急減した。これらの結果は, 過去の研究例と比較して, サロマ湖のヒメエゾボラ個体群はインポセックスから回復し続けていることを示唆し, また, この個体群を回復する上では,
    寄生虫
    の感染が最も重要な影響を及ぼすと考えられた。
  • 内田 明彦
    化学と教育
    2002年 50 巻 5 号 346-349
    発行日: 2002/05/20
    公開日: 2017/07/11
    解説誌・一般情報誌 フリー
    今日は新興・再興感染症の時代とも呼ばれ, 回虫症が増加している。一方, 高度医療化, 老齢化, エイズなどによる後天性免疫低下や不全による日和見
    寄生虫
    の感染, 不潔な飲料水による経口感染症の増加, 地球温暖化による媒介動物の生息域の拡大, ペットや野生動物の
    寄生虫
    の人への感染などが問題となっている。今日の
    寄生虫
    症治療の発展は化学の論理と手法によって作出された化学合成駆虫剤によるところが大である。将来は化学知識に加えて分子生物学の手法を利用して副作用の少ない安全な駆虫剤が開発されていくだろう。
  • 山崎 浩, 荒木 国興, 青木 孝
    順天堂医学
    1994年 40 巻 3 号 262-279
    発行日: 1994/11/18
    公開日: 2014/11/18
    ジャーナル フリー
    1978年3月以来1994年6月までの16年間に,
    寄生虫
    症の疑いで当教室に検査依頼のあった208例について分析した. 依頼検体の約半数は血清であり, 次いで虫体そのものが多数を占めた. これらの検体について種々の
    寄生虫
    学的検索を実施した結果, 109例 (52.4%) が
    寄生虫
    症と診断され,
    寄生虫
    の種類は31種に及んだ. その主なものは赤痢アメーバ・肺吸虫・日本海裂頭条虫, およびアニサキス幼虫である. これらの
    寄生虫
    症の多くは食品を介して感染するもの, あるいは海外で感染し日本国内で発症するいわゆる輸入
    寄生虫
    症であり, このことはわが国における
    寄生虫
    症の変遷, および現代的特徴を反映するものと考えられた.
  • 第2報 マンソン孤虫症
    津島 恵輔, 笹村 雅人, 中村 豊弥
    医療
    1971年 25 巻 6 号 407-408
    発行日: 1971/06/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    We already reported a case of sparaganosis mansoni (IRYO, 12, 830, 1958).
    Two additional cases were reported in this paper.
    We stress that this disease may be experienced not only in the Keihan district but also in the Tohoku district
  • 1) 寄生虫性脊髄炎
    吉良 潤一
    日本内科学会雑誌
    2006年 95 巻 7 号 1255-1259
    発行日: 2006/07/10
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
    寄生虫
    感染症はわが国では著明に減少したため, 過去のものとみられがちである. しかし, 現在でも
    寄生虫
    感染症は散発しており, 近年では一部の食品媒介性
    寄生虫
    感染症はむしろ増加傾向を示している. 中枢神経系を侵す
    寄生虫
    性疾患のうち, 本稿では, そのトピックスとして, ブタ回虫性脊髄炎, イヌ回虫性脊髄炎について自験例を中心に紹介した. これらは, ブタ回虫, イヌ回虫の幼虫が諸臓器に迷入して障害を起こす (visceral larva migrans).
    寄生虫
    性脊髄炎では, 全身症状を欠く場合や末梢血で好酸球増多を欠く場合があり, 非圧迫性ミエロパチーの鑑別診断上重要である. 血清, 髄液の抗
    寄生虫
    抗体の測定により容易に診断でき, Albendazoleなどの抗
    寄生虫
    薬投与により治癒することから, 現代日本でも忘れてはならない
    寄生虫
    性神経感染症といえる.
  • 谷川 尚
    ファルマシア
    2018年 54 巻 11 号 1085
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/11/01
    ジャーナル フリー
    肥満は世界的に増加しており,健康上大きな問題の1つである.肥満者の脂肪組織では,interferon(IFN)-γを産生するT helper(Th)1細胞,interleukin(IL)-17を産生するTh17細胞や炎症性マクロファージが集まって,慢性的な軽度の炎症状態となっている.近年,発展途上国における
    寄生虫
    感染者数は減少し,一方でアレルギー,自己免疫疾患やメタボリックシンドロームの患者数は増加している.両者に相関が認められることから,これらの疾患に対して
    寄生虫
    感染が防御の役割を果たしているのではないかと考えられる.
    寄生虫
    感染はIL-4を産生するTh2細胞,免疫応答を調整しているregulatory T(Treg)細胞の応答を誘導し,Th1細胞およびTh17細胞の応答に対する抑制に関与している.
    マクロファージは炎症性サイトカインを産生するM1型と抗炎症性サイトカインを産生するM2型があり,
    寄生虫
    感染はTh2細胞が産生するサイトカインを介してM2マクロファージを誘導する.
    しかしながら,
    寄生虫
    感染が肥満を調整するメカニズムは,まだ完全には明らかにされていない.Suらは,高脂肪食を摂餌した肥満マウスでの
    寄生虫
    感染の効果と,
    寄生虫
    感染により誘導されたM2マクロファージがエネルギー消費の調節に重要な役割を果たしていることを報告したので紹介する.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) Guigas B., Molofsky A. B., Trends. Parasitol., 31, 435-441(2015).
    2) Zaccone P. et al., Eur. J. Immunol., 33, 1439-1449(2003).
    3) Su C. W. et al., J. Immunol., 189, 1459-1466(2012).
    4) Su C. W. et al., Sci. Rep., 8, 4607(2018).
  • 第5報 とくに農耕地風塵内蛔虫卵數の季節的消長付全編の總括
    小林 昭夫
    北関東医学
    1955年 5 巻 2 号 126-132
    発行日: 1955/07/30
    公開日: 2009/10/15
    ジャーナル フリー
  • 石津 恵美, 山門 実, 竹澤 理子, 小林 由利子, 足達 悦子, 前畑 英介, 福田 一郎, 清瀬 闊
    健康医学
    1997年 12 巻 3 号 292-295
    発行日: 1997/10/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    近年,
    寄生虫
    感染症の患者が減少している感があり,実際日本人間ドック学会勧告においても,
    寄生虫
    卵検査が必須検査項目から除外された。しかし,当院における
    寄生虫
    疾患の現況を検討したところ,
    寄生虫
    虫卵保有者率が1991年には0.8%,1995年には3.5%と経年的な増加傾向を示した。本検討の結果は
    寄生虫
    卵検査が人間ドックの検査項目として継続する価値のあるものであることを示唆した。
  • 大鶴 正満
    食品衛生学雑誌
    1969年 10 巻 1 号 1-13
    発行日: 1969/02/05
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
  • 久枝 一
    NEUROINFECTION
    2020年 25 巻 1 号 55-
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/05/13
    ジャーナル フリー

    【要旨】日本をはじめ、先進国で

    寄生虫
    感染症はほぼみられることはなくなった。しかし、世界に目を向けると人口の6割が感染のリスクにさらされている。グローバル化が進み輸入感染症として、また、地球温暖化により熱帯・亜熱帯に蔓延する
    寄生虫
    感染症が頻繁に起こる恐れもあり、
    寄生虫
    感染症を臨床の場でみることも多くなると予想される。
    寄生虫
    感染症のなかには中枢神経系を侵し、重篤な症状を示すものがある。本稿では、中枢神経病態を生じる
    寄生虫
    感染症について、注意喚起の意味も込めて紹介したい。

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