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クエリ検索: "山本康正"
167件中 1-20の結果を表示しています
  • 廃棄物資源循環学会誌
    2022年 33 巻 3 号 250-251
    発行日: 2022/05/31
    公開日: 2023/05/31
    ジャーナル フリー
  • 新井 直幸, 笹原 篤, 米山 琢, 関根 千晶, 菊池 麻美, 高橋 祐一, 横佐古 卓, 𠮷村 知香, 大渕 英徳, 広田 健吾, 萩原 信司, 谷 茂, 糟谷 英俊
    脳卒中
    2018年 40 巻 4 号 243-248
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/07/25
    [早期公開] 公開日: 2017/07/11
    ジャーナル フリー

    今回,我々はbranch atheromatous disease(BAD)の初診時のCT 灌流画像の平均通過時間における梗塞巣の左右差ならびにMRI による梗塞巣のサイズ,危険因子について検討を行った.その結果,レンズ核線条体動脈領域の梗塞については,症状の増悪は梗塞巣のサイズによらず,症状の増悪例は全例MTT にて左右差を認めており,このような症例は症状の増悪に備えた治療が必要であると考えられた.

  • 田坂 厚志, 小野 武也, 沖 貞明, 島田 雅史, 石田 勝, 藤原 賢次郎, 中川 実
    ヘルスプロモーション理学療法研究
    2013年 3 巻 2 号 83-86
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/10/08
    ジャーナル フリー
    [目的]Branch Atheromatous Disease(BAD)症例に対して運動麻痺,歩行能力,症状進行日について調査し,当院で使用している脳梗塞リハ開始基準の有効性について検 討した。[対象]BAD 症例12例とした。[方法]症状の進行を認めなかった9例を非進行群,症状の進行を認めた3例を進行群に分類した。入院時および退院時の下肢Brunnstrom stage(Brs)とmodified Rankin Scale(mRS),退院時の歩行能力,進行群のみ症状進行時の下肢Brs と症状進行日を調査した。[結果]進行群の下肢Brs は3例ともリハ開始時から数日で増悪し,退院時に改善を認めた。歩行能力は進行群,非進行群とも退院時に歩行不可能な症例を認めなかった。進行群の症状進行日は入院後4日目以内であった。また,退院時のmRS は予後良好例が2例であった。[結語]症状の進行を認めたBAD 症例に対して,リハ開始基準に基づいた安全なリハ開始と早期離床によって運動機能の改善が得られたと考える。
  • 山本 康正
    臨床神経学
    2014年 54 巻 4 号 289-297
    発行日: 2014/04/01
    公開日: 2014/05/03
    ジャーナル フリー
    大径穿通枝の母動脈からの分岐部近傍のアテロームプラークを基盤とした血栓により穿通枝全域におよぶ梗塞は,branch atheromatous disease(BAD)という一病型として提起されている.放線冠を灌流するレンズ核線条体動脈,内包後脚を灌流する前脈絡叢動脈,橋底面を灌流する傍正中橋動脈に好発し,錐体路の傷害により急性期に進行性運動麻痺を示し,機能予後不良となるばあいが多い.tPA治療は,BADが緩徐進行の経過をとることや,投与後の再増悪がみられることがあり最適とはいえない.アルガトロバン,シロスタゾール,クロピドグレル,エダラボンの,カクテル・強化抗血小板療法が有用である可能性がある.
  • 山田 圭一, 吉川 幸弘, 西村 進一, 高橋 一浩, 井上 洋人
    脳卒中
    2007年 29 巻 5 号 652-654
    発行日: 2007/09/25
    公開日: 2009/02/06
    ジャーナル フリー
    発症24時間以内のラクナ梗塞119例に対し, 抗血栓薬単独治療 (A群) 40例, エダラボン単独治療 (B群) 27例, 抗血栓薬・エダラボン併用療法 (C群) 52例に分け, retrospectiveに検討した. 退院時のmodified Rankin scale (mRS) による転帰においては各群間とも差はなく良好な結果が得られたが, 入院後に進行した症例の割合はA群15% (6/40), B群11.1% (3/27), C群3.8% (2/52) と統計学的有意差はないものの, 併用療法群にて少ない傾向にあった. また, 進行した11例はいずれも発症後5日以内に悪化していた. このことから, ラクナ梗塞に対して初期治療としての抗血栓薬脳保護薬併用療法は進行例の頻度を減少させる可能性があり, 発症5日経過後に単独療法への移行を考慮することが望ましいと考えられた.
  • 武田 英孝, 高木 誠, 山本 康正, J-BAD Investigators
    臨床神経学
    2010年 50 巻 11 号 921-924
    発行日: 2010年
    公開日: 2011/03/28
    ジャーナル フリー
    分枝粥腫病BADはわが国では欧米にくらべ頻度が高く,多くが治療抵抗性で進行性増悪の経過を辿ることが特徴である.BADにおける危険因子・背景因子と進行性増悪に関連する因子は多岐にわたり,病態の解明を困難としている.アテローム血栓性脳梗塞・ラクナ梗塞に準じた画一的な抗血小板療法では進行性増悪を予防できず,機能予後も改善しない.現状では白質傷害の進行抑制を考慮した多剤カクテル療法により機能予後の改善が期待できる.BADに関して今後さらなるエビデンスの蓄積が重要である.
  • 山本 康正, 中野 智, 中村 重信, 松浦 俊子, 亀山 正邦
    脳卒中
    1990年 12 巻 3 号 260-264
    発行日: 1990/06/25
    公開日: 2009/09/03
    ジャーナル フリー
    血清中G4型アセチルコリン・エステレース (AChE) 活性を, 脳血管障害および痴呆疾患について測定した.皮質枝梗塞急性期19例, 穿通枝梗塞急性期5例, 皮質枝梗塞慢性期28例, 穿通枝梗塞慢性期24例について検討したが, いずれも健常対照群に比して高値を示した.また脳出血発症7日以内の20例では脳梗塞群と比較して低値であった.多発梗塞性疾呆で高値を示し, アルツハイマー型痴呆で低値を示した.脳梗塞12症例で, 発症より経日的に血清G4型AChE活性の変化をみたが, 一定の傾向を示さなかった.また, 脳梗塞における血圧とAChE活性の間に相関はみられなかった.多発梗塞性痴呆について, 年齢と血清AChE活性の間にはr=0.47で, 有意の相関がみられた.初老期発症アルツハイマー病では高齢発症アルツハイマー型痴呆より低値であった.年齢を考慮すれば, 血清AChE活性は血管性痴呆とアルツハイマー型痴呆の鑑別の補助手段となると考えられる.
  • 田邑 愛子, 山本 康正, 尾原 知行, 大原 亮, 濱中 正嗣, 中川 正法
    脳卒中
    2010年 32 巻 4 号 325-333
    発行日: 2010/07/25
    公開日: 2010/09/14
    ジャーナル フリー
    【背景および目的】線条体内包梗塞(striatocapsular infarction:SCI)は,多くは塞栓機序によるが,中大脳動脈アテローム血栓性梗塞(MCA-ATBI)としてのSCIの系統的な報告はみられない.今回,MCA-ATBIとSCIについて,その臨床的特徴,梗塞メカニズムに対する考察を行った.【対象と方法】連続症例よりMCAアテローム血栓性病変が閉塞または50%以上の狭窄を示す56症例を選出し,梗塞病型によりSCI単独例のpure SCI:10例,SCIに他の梗塞を伴うSCI plus:5例,SCI以外の梗塞non-SCI:41例に分類した.【結果】SCI群では,12例がMCA閉塞,3症例がMCA狭窄を示した.SCI群ではすべてMCA水平部病変であったが,non-SCI群ではMCA水平部病変は62.5%であった.SCI群ではnon-SCI群に比して,急性期進行が多い傾向にあった(p = 0.092,χ二乗検定).退院時mRSを基準に解析すると,SCI群はnon-SCI群に比較して重症の傾向にあった(p = 0.0504,Mann-WhitneyのU検定).【結論】MCAアテローム血栓性病変に伴うSCIの機序として,MCA水平部の閉塞・高度狭窄,さらに,MCA水平部アテロームプラークによる複数のレンズ核線条体動脈の閉塞が考えられた.急性期MCA-ATBIにおいてSCIを示す症例では機能予後不良のものが多く,早期より積極的な治療介入が必要である.
  • 医療と社会
    2023年 33 巻 3 号 364-368
    発行日: 2023/11/10
    公開日: 2023/12/07
    ジャーナル フリー
  • 天野 篤, 高山 陶子
    日本地すべり学会誌
    2007年 43 巻 6 号 370-375
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/08/03
    ジャーナル フリー
  • 岩月 宏泰, 篠田 規公雄
    理学療法のための運動生理
    1993年 8 巻 1 号 25-28
    発行日: 1993年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    慢性期脳血管障害患者(脳梗塞33例、脳出血30例)における不整脈をHolter心電図を用いて解析した。心室性不整脈の出現率は脳梗塞群26.1%、脳出血群25.0%、対照群10.0%であり、脳血管障害群は対照群より高値を示した。上室性不整脈は脳梗塞群60.9%、脳出血群20.0%、対照群25.0%であり、脳梗塞群と脳出血群間に有意な差を認めた(p<0.0l)。睡眠時と覚醒時における上室性不整脈出現の比較では脳梗塞群92.9%、脳出血群75.0%が覚醒時より睡眠時に増加した。脳血管障害では上室性不整脈の出現が睡眠時に増加したことから、心臓神経、血清電解質、pHなどの因子が日内変動していることを留意し、理学療法を行っていく必要があると考えられる。
  • 森﨑 雄大, 輪島 大介, 明田 秀太, 米澤 泰司, 中川 一郎, 中瀬 裕之
    脳循環代謝(日本脳循環代謝学会機関誌)
    2015年 26 巻 2 号 33-37
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/08/07
    ジャーナル フリー
    要旨 【はじめに】脳静脈血栓症は脳静脈の閉塞に伴い脳出血や静脈性脳梗塞を発症するが,急性期診断を行い治療経過を報告したものは少ない.今回,我々は連続2 症例の急性期症例を経験し考察を加えて報告する.【症例】1:79 歳女性.突然の意識消失で受診.脳血管撮影検査で左S 状静脈洞とvein of Labbe 閉塞を認め抗凝固療法を行い症状改善を認めた.2:48 歳男性.突然の左上肢麻痺が出現し受診.脳血管撮影にて上矢状静脈洞閉塞を認め抗凝固療法を行い症状改善を認めた.【考察】脳静脈血栓症の基礎研究では梗塞病変周囲penumbra 類似病変の救済の可能性があり,急性期での診断と治療が重要である.T2*での閉塞静脈洞の低信号所見が急性期診断に有用であり,急性期に抗凝固療法を行った.【結語】脳静脈洞血栓症においては急性期早期診断と治療を行うことが重要と考えられ,T2*画像での低信号所見は有用と考えられた.
  • 梅村 敏隆, 松井 克至, 新美 芳樹, 梅村 敬治郎, 寺尾 心一, 平山 幹生
    脳卒中
    2008年 30 巻 3 号 462-470
    発行日: 2008年
    公開日: 2009/04/30
    ジャーナル フリー
    背景と目的:Branch Atheromatous Disease(BAD)は進行しやすく,予後も悪いことが多いが,関連する因子は詳細に検討されていない.そこでBADの進行と予後に関連する因子を明らかにするため,テント上(s-BAD)とテント下(i-BAD)に分類して比較検討した.
    対象と方法:発症48時間以内に頭部MRI拡散強調画像を施行しBADと考えられた110例(s-BAD 74例,i-BAD 36例)で,入院後48時間以内にNIHSSが2点以上悪化を進行例,退院時modified Rankin Scale(mRS)>2を予後不良例とした.
    結果:進行例はs-BAD 17例(23.0%),i-BAD 15例(41.7%)で予後不良例はs-BAD 32例(43.2%),i-BAD 13例(36.1%)であった.多変量解析で進行と有意に関連した因子はs-BADでは年齢(OR 1.09,95%CI 1.00∼1.18,p<0.05),i-BADでは糖尿病(OR 7.34,95%CI 1.08∼49.57,p<0.05)であった.予後不良の有意な関連因子はs-BADでは年齢(OR 1.11,95%CI 1.01∼1.22,p<0.05),入院時NIHSS(OR 2.01,95%CI 1.22∼3.29,p<0.01),i-BADでは年齢(OR 1.15,95%CI 1.02∼1.30,p<0.05)であった.
    結論:BADの進行と予後に関連する因子はテント上下で差異を認め,血管系により病態が異なる可能性もあり,今後さらなる検討が必要である.
  • 山本 康正, 永金 義成, 冨井 康宏
    臨床神経学
    2020年 60 巻 6 号 397-406
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/06/06
    [早期公開] 公開日: 2020/05/19
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    皮質下穿通枝4血管について支配領域を検討した.①レンズ核線条体動脈(lenticulostriate artery; LSA)の分枝は,medial,intermediate,lateralの3群に分類される.Medialは尾状核頭部内側,内包前脚,被殻の内側,intermediateは被殻・淡蒼球の前半,尾状核頭部,内包前脚,放線冠前方,lateralは被殻・淡蒼球の後半,内包後脚の上部,放線冠後方を灌流する.②Heubner動脈は,尾状核頭部の下方,被殻・淡蒼球の前下方等,基底核の前腹側を,③前脈絡叢動脈は,内包下部,淡蒼球内節,視床外側,側頭葉内側,中脳を灌流する.④髄質枝梗塞は半卵円中心に小梗塞をきたすが塞栓機序が多い.半卵円中心は皮質枝間の境界領域,放線冠は髄質枝とLSA間の深部型境界領域に相当する.

  • 赤荻 悠一, 松田 信二, 町田 利生, 藤川 厚, 田島 洋祐, 永野 修, 本間 甲一, 沖山 幸一, 桑原 聡, 小野 純一
    脳卒中
    2010年 32 巻 3 号 236-241
    発行日: 2010/05/25
    公開日: 2010/07/09
    ジャーナル フリー
    【背景及び目的】軽症発症の脳梗塞の一部は進行性の経過をとるが,治療初期には進行を予測することが難しく,一旦進行すると治療困難である.進行例の臨床的特徴を検討した.【対象及び方法】発症48時間以内に当センターに入院した脳梗塞患者934例のうち,初診時National Institutes of Health Stroke Scale (NIHSS) scoreが5点以下で,かつ入院中に脳梗塞の再発を認めたものを除外した軽症急性脳梗塞患者451例を解析に用いた.進行型脳梗塞を発症1週間以内のNIHSS score 2点以上の症候増悪と定義し,危険因子,病型分類,使用薬剤,病変部位との相関を統計学的に検討した.【結果】124例(27.5%)が進行型脳梗塞を呈した.ロジスティック回帰分析の結果,高齢,ラクナ梗塞でないこと,放線冠または橋底部病変の存在が進行型脳梗塞の独立した危険因子であった.【結論】放線冠または橋底部を含む梗塞巣は,進行型脳梗塞の独立した危険因子であり,予後改善のため積極的な治療介入が必要である.
  • 小林 久滋, 加茂 力, 松井 豊裕, 杉原 浩, 米山 公啓
    脳卒中
    1995年 17 巻 3 号 247-259
    発行日: 1995/06/25
    公開日: 2009/09/16
    ジャーナル フリー
    脳血管障害 (CVD) 患者の血圧と身体活動性の日内変動を時系列データとして解析し周期構造を求めた.その周期構造を健常者と比較し, さらに血圧と身体活動性の周期構造の関係を検討した.血圧は非観血的携帯型血圧計を, 身体活動性の記録は加速度センサーを用い, 最大エントロピー法 (MEM) による周波数解析と非線形最小二乗法の最適あてはめ曲線により収縮期血圧 (SBP) と身体活動性について, CVD患者110人と健常者50人の日内周期構造を求めた.健常者では24±3時間と12±3時間を主周期とする周期構造が認められたが, CVD群では24±3時間と12±3時間の基本周期構造を逸脱する例が多く認められた.また, CVDの各病型間においても周期構造に相違が認められた.CVD群の穿通枝系脳血栓症において, 身体活動性とSBPとの周期時間あるいは頂位位相が解離を示す例が認められ, 血圧の日内周期構造は身体活動性のみでなく脳血管障害そのものが影響を及ぼしている可能性が考えられた.
  • 長野市地附山地滑り災害事例より
    野田 隆
    水文・水資源学会誌
    1993年 6 巻 2 号 28-37
    発行日: 1993/06/10
    公開日: 2009/10/22
    ジャーナル フリー
  • 山本 康正
    組織科学
    1992年 25 巻 3 号 15-28
    発行日: 1992年
    公開日: 2022/07/15
    ジャーナル フリー
     本稿は災害時の応急体制と応急活動に従事する組織について概説したものである.
     第一節では,わが国の防災体制を,行政レベルと民間レベルにわけて整理した.
     第二節では,応急活動に係る諸組織の類型について,第三節では,市町村組織が応急活動時に直面する諸問題について,さらに,第四節では,緊急状況における組織内調整に関して,それぞれ過去の調査研究から,その知見を概述した.
  • 鈴木 隼, 吉野 正紀, 原 貴行
    脳卒中
    2019年 41 巻 5 号 390-393
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/09/25
    [早期公開] 公開日: 2019/08/08
    ジャーナル フリー

    要旨:症例は38 歳男性.右手の痺れ,立ちくらみを主訴に近医受診し,CT で左中心前溝にくも膜下出血を認めたため当院を紹介受診した.頭部MRI-T2*強調画像では,上矢状静脈洞の一部とそこに流入する皮質静脈に低信号領域を認め,静脈洞血栓症が疑われた.脳血管撮影を施行したところ,同皮質静脈は欠損しており,上矢状静脈洞も一部描出が不良であったことより,入院当日に脳静脈洞血栓症によるくも膜下出血と診断可能であった.脳血管撮影後のCT では出血の拡大を認めたものの,早期に抗凝固療法を開始することでその後は出血の増悪なく経過した.精査の結果プロテインS 活性の低下を認めたため,プロテインS 欠乏症による静脈洞血栓症が疑われ,抗凝固療法を継続した.本症例のような円蓋部に限局した非典型的なくも膜下出血の原因疾患としては,静脈洞血栓症を念頭におく必要があり,その診断にはMRI-T2*強調画像が有用であると思われた.

  • 渡辺 正樹
    脳卒中
    2001年 23 巻 2 号 208-210
    発行日: 2001/06/25
    公開日: 2009/06/05
    ジャーナル フリー
    高血圧,糖尿病および降圧薬服用の有無がラクナ梗塞(246例)の発症に及ぼす影響について発症時間の点から検討した.ラクナ梗塞の発症は夜間就眠中と午後活動中に多かった.高血圧のみを有する午後活動中発症例は降圧薬非服用者に多かったが,夜間就眠中発症例では降圧薬服用者に多く,降圧薬による夜中の血圧低下が発症に影響する可能性が示唆された.高血圧に糖尿病を合併した例では,降圧薬服用者の発症は夜間就眠中に多いばかりでなく午後活動中にも非服用者と同程度に多く,糖尿病による血圧調節障害が推定された.
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