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クエリ検索: "岡崎玲子"
26件中 1-20の結果を表示しています
  • 香川 信之
    分析化学
    2013年 62 巻 4 号 325-332
    発行日: 2013/04/05
    公開日: 2013/06/10
    ジャーナル フリー
    逆相モードの溶媒グラジエント高速液体クロマトグラフィーを用いて,共重合組成の異なるスチレン─メタクリル酸メチル共重合体の溶出挙動を解析した.スチレン含有量が12~91 mol% のランダム共重合体,及びブロック共重合体,さらにホモポリマーであるポリスチレン(PS)とポリメタクリル酸メチル(PMMA)について,移動相の組成を貧溶媒であるアセトニトリル100% から良溶媒であるテトラヒドロフラン100% に直線的に変化させると,PMMA,ついでスチレン含有量の低い共重合体から順次溶出し,最後にPSが溶出した.また,ランダム共重合体とブロック共重合体では溶出挙動が異なり,同じスチレン含有量のブロック共重合体はランダム共重合体よりも遅れて溶出した.組成分布の広い共重合体について,2次元高速液体クロマトグラフィー(HPLC)法を用いて,共重合組成の分子量依存性についても解析を行った.
  • 吉田 歓, 岡崎 玲子
    史学雑誌
    2005年 114 巻 5 号 623-628
    発行日: 2005/05/20
    公開日: 2017/12/01
    ジャーナル フリー
  • 香川 信之
    分析化学
    2022年 71 巻 9 号 449-460
    発行日: 2022/09/05
    公開日: 2022/10/05
    ジャーナル フリー

    合成高分子は,一般的に分子量分布を有し,さらに複数のモノマーから構成される共重合体では組成分布を生じることが多く,これらの分子構造の違いを詳細に解析することは重要である.組成分布については,溶媒グラジエントHPLCのひとつである,GPEC(Gradient Polymer Elution Chromatography)が有効であり,さらにこれとサイズ排除クロマトグラフィー(SEC)を組み合わせた二次元液体クロマトグラフィー(2D-HPLC)は,組成分布と分子量分布を同時に評価できる,非常に優れた分析方法である.本研究では,GPECや,2D-HPLCを用いて,アクリル系高分子ブレンド試料の組成分離と各構成高分子の分子量解析,さらに,エチレン─酢酸ビニル共重合体(EVA)等の共重合体の組成分布解析を行った.その結果,2D-HPLCは,高分子の組成分布評価にとって非常に有効な手法であることが確認できた.

  • 井門 正美, 林 信太郎, 林 良雄
    シミュレーション&ゲーミング
    2008年 18 巻 1 号 45-49
    発行日: 2008/06/25
    公開日: 2020/09/14
    ジャーナル フリー
  • 別所 寛人, 松本 元作, 松本 英作, 角谷 佳成, 大星 隆司, 西村 進, 三家 登喜夫, 近藤 溪, 南條 輝志男
    糖尿病
    1991年 34 巻 9 号 775-780
    発行日: 1991/09/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    我々はIV型コラーゲンに対する測定系を新たに開発し, 糖尿病患者における測定意義について報告してきた.今回, 健常者群 (N) と糖尿病患者群 (DM) において血清IV型コラーゲン濃度 (IV-C) とラミニンの血清濃度 (La), さらに血清III型プロコラーゲンペプチド濃度 (P-III-P) を同一検体で測定し, 各測定値間の相関性ならびにN, DM群間での差異を検討した.その結果, IV-C, La, P-III-Pの3群間で, それぞれ有意な (p<0.01) の正の相関関係が認められた.また, IV-CとLaではNとDM間で有意差 (p<0.01) を認めたが, P-III-Pでは両群間で有意差を認めなかった.またDMでは持続性蛋白尿群において蛋白尿陰性群に比べ, IV-CとLaで有意な (p<0.05) 高値であったが, P-III-Pでは蛋白尿との関連は認められなかった.DMにおいてIV-C, Laの上昇を観察するとともに, 両値が蛋白尿の程度を反映することを認めた.以上より糖尿病患者において基底膜構成成分の血中濃度を測定する意義が示唆された.
  • 河路 友也, 村上 周三, 柳原 隆司, 工藤 良一, 二宮 博史, 中原 信生
    空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
    2010年 2010.3 巻 OS-42
    発行日: 2010/08/12
    公開日: 2017/08/31
    会議録・要旨集 フリー
    This paper describes the result of inspection of thermal behavior of thermal storage tank. The calculation precision was inspected by comparison of BEST and TESEP-W which was provided by Heat Pump & Thermal Storage Technology Center of Japan. About connected perfect mixing type and thermal stratification type storage tank, enough precision was confirmed in practical use. Regarding ice thermal storage system, the program is still incomplete and the verification process is continuing.
  • 三谷 芳幸
    史学雑誌
    1999年 108 巻 5 号 677-681
    発行日: 1999/05/20
    公開日: 2017/11/30
    ジャーナル フリー
  • 市川 理恵
    史学雑誌
    2011年 120 巻 5 号 678-682
    発行日: 2011/05/20
    公開日: 2017/12/01
    ジャーナル フリー
  • 丹羽 一貴, 山元 泰之, 四本 美保子, 近澤 悠志, 備後 真登, 村松 崇, 清田 育男, 大瀧 学, 尾形 享一, 萩原 剛, 鈴木 隆史, 天野 景裕, 木村 宗芳, 米山 彰子, 高谷 紗帆, 鯉渕 智彦, 加藤 真吾, 岡崎 玲子, 蜂谷 敦子, 杉浦 亙, 福武 勝幸
    感染症学雑誌
    2017年 91 巻 1 号 7-13
    発行日: 2017/01/20
    公開日: 2018/08/10
    ジャーナル フリー

    「診療におけるHIV-1/2 感染症の診断ガイドライン2008」(ガイドライン2008)でHIV-1/2感染症の診断は,抗原抗体同時測定のHIV-1/2スクリーニング検査(第4世代検査)の陽性時にHIV-1確認検査にウエスタンブロット(WB)法と核酸増幅検査法(HIV-1 RNA)の同時施行が推奨されている.我々はWB法陽性化に長期間を要し,抗レトロウイルス療法(antiretoroviral therapy: ART)開始後に第4世代検査が3カ月間陰性化した稀な症例を経験した. 症例:2012年10月,20歳代男性が発熱を主訴に前医を受診した.血球貪食症候群(Hemophagocytic syndrome:HPS)が疑われ,第4世代検査は陽性,WB法陰性,HIV-1 RNAは判定不能のためサイトメガロウイルス(CMV)によるHPS と診断,加療された.2013年1月にニューモシスチス肺炎(PCP)を発症,2013年2月にHIV-1 RNA 7.7×105 copies/mL,WB法陰性より急性HIV感染症が疑われた.2013年4月よりARTが開始され,直後に第4世代検査は陰性化し,2013年8月に再度陽性となった.WB法は2014年2月にCDC基準で陽性となった. 方法と結果:患者HIV-1の遺伝子解析を行い抗体産生の遅延を招く変異は検出されなかった.患者の保存検体に8種のスクリーニング検査を実施し,2013年3月まで抗体は検出されず,第4世代検査は抗原のみで陽性を示したと考えられた. 考察: ガイドライン2008では第4世代検査とPCR法により急性感染を診断するが,本症例ではPCR法の結果の取り扱いが不適切であり,抗体産生も遅く診断が混乱した.第4世代検査は重要であり使用を限定するガイドラインが必要である.確認検査に抗体検出法は必要不可欠であるが,WB法の役割は再検討が必要であり,簡便で感度と特異度が高い検査法の開発が望まれる.

  • 市川 新
    シミュレーション&ゲーミング
    2010年 20 巻 1 号 1-11
    発行日: 2010/06/25
    公開日: 2020/07/10
    ジャーナル フリー

    木稿は,ゲーミングシミュレーションに関わる研究または実践において,考慮すべき倫理問題を議論している.基本的に日本における先行研究を批判する立場にある.その視点を提示することによって,倫理問題の理解が深まることを期待している.

    本稿では,最初に定義すべきは,プレーヤは「思考する人間(ホモサピエンス)」である,と主張する.それ故に成長するプレーヤを現代社会における生涯学習者として定義している.医学系学会あるいは心理学系学会におけるプレーヤを被験者と見なすこととは,相いれない.プレーヤとゲーミングの研究者または実践者とは,この意味で対等である.これらは,倫理問題を論議する前に設定すべき公準である.

  • 吉永 潤
    社会科研究
    2011年 75 巻 51-60
    発行日: 2011/11/30
    公開日: 2017/07/01
    ジャーナル フリー
  • 井上 建, 小坂 浩隆, 岡崎 玲子, 飯田 直子, 磯部 昌憲, 稲田 修士, 岡田 あゆみ, 岡本 百合, 香山 雪彦, 河合 啓介, 河野 次郎, 菊地 裕絵, 木村 大, 越野 由紀, 小林 聡幸, 清水 真理子, 庄司 保子, 髙倉 修, 高宮 静男, 竹林 淳和, 林田 麻衣子, 樋口 文宏, 細木 瑞穂, 水田 桂子, 米良 貴嗣, 山内 常生, 山崎 允宏, 和田 良久, 北島 翼, 大谷 良子, 永田 利彦, 作田 亮一
    日本摂食障害学会雑誌
    2023年 3 巻 1 号 3-12
    発行日: 2023/10/05
    公開日: 2023/10/05
    ジャーナル フリー

    COVID-19パンデミック下,摂⾷障害患者における社会からの孤立,受診控え,症状の悪化,さらに新規患者の増加などが報告された。そこで我々は,2019,2020,2021年の神経性やせ症(Anorexia Nervosa: AN)および回避/制限性食物摂取障害(Avoidant/Restrictive Food Intake Disorder: ARFID)の新規患者数,入院患者数,性別,年齢層,COVID-19の影響の有無について,国内で摂食障害を専門的に診療している医療機関に対して調査を依頼した。すべての項目に回答のあった28施設の結果について集計・解析した。ANの新規・入院患者数はそれぞれ,2019年は400人,266人,2020年は480人,300人,2021年は610人,309人であった。一方,ARFIDの新規・入院患者数はそれぞれ,2019年は70人,15人,2020年は97人,22人,2021年は112人,17人であった。AN,ARFIDともに2019年と比較して2020年,2021年は新規患者数,入院患者数ともに増加し,これは10代でより顕著であった。さらにANにおいては20代の患者も増加していた。COVID-19 パンデミック下にARFID 患者数の増加が示されたことは重要な知見であると考えた。

  • 立石 和弘
    日本文学
    2006年 55 巻 3 号 2-10
    発行日: 2006/03/10
    公開日: 2017/08/01
    ジャーナル フリー
    小説・映画・コミックなどで形作られている平安時代のイメージはどのようなものか。光源氏や安倍晴明、在原業平たちがキャラクターとして登場し、平安の都は魔術と恋愛の舞台として立ち現れる。これら加工文化が再生産する平安のイメージに対し、学校教育はオリジナルと向き合うことで、相対化と新たな発見を導く場として機能する。そうした図式を思い描くことができるかもしれない。しかし、逆に相対化されるのは、教室の中で再生産される「オリジナル」という幻想であり、原典を読むことを根拠として再生産される平安イメージの偏向、あるいは隠蔽と排除の構図ではないか。加工文化がキャラクターや物語の類型性に依存しているのと同様に、教室で教え、学ばれる古典もまた、同様に加工された物語にほかならない。たとえば、天皇や性をめぐって顕著にあらわれる、平安時代を舞台とするライトノベルズやコミック、映画と、教科書との偏差をとおして、この問題を考えてみたい。
  • 中山 美津子, 桑原 豊子, 中山 喜代子
    高知学園短期大学紀要
    1997年 27 巻 17-26
    発行日: 1997/03/31
    公開日: 2021/05/07
    ジャーナル フリー
    今回は, 大豆および大豆もやしを用いて, 無機成分含有量を測定し, その分布型を決定し, それらの成分の特性値を求め, あわせて大豆の場合は品種別, もやしの場合は部位別における含有量の動向を検討した.もやしの無機成分含有量は, 栽培水の影響を受けることから, 栽培水に無機成分を添加し, 他の無機元素の吸収に及ぼす影響について検討した.(1)各種無機成分含有量について, その分布型を調べた結果, 大豆の分布型は, カルシウム, リン, 鉄, ナトリウム, 亜鉛, マンガンおよびニッケルは正規分布し, ヵリゥム, マグネシウムおよび銅は対数正規分布を示した.大豆もやしの分布型は, カルシウム, リン, ナトリウム, カリウム, マグネシウム, 亜鉛, 銅およびマンガンは正規分布し, 鉄は対数正規分布を示した.(2)大豆を品種により比較すると, 無機成分含有量に差が見られた.カルシウム, リン, マグネシウムおよびマンガンはタマホマレが最も多く, カルシウムおよびマンガンは最低値を示したムラユタカの約1.4倍, リンはツルノコの1.2倍, マグネシウムはフクユタカの1.2倍を示した.鉄, ナトリウム, カリウム, 亜鉛および銅はエンレイに最も多く, 鉄, ナトリウムおよび銅は最低値を示したツルノコの約1.4から1.5倍, 亜鉛はムラユタカの1.2倍を示した.全体的に見て無機成分含有量はタマホマレとエンレイに多く含まれていた.(3)各種元素間の相関関係を調べた結果, リンーカリウム間に大豆もやしに正に相関関係が見られた.相助作用があると言われているリンーマグネシウム間に, 大豆全体とツルノコ, ムラユタカおよび大豆もやしに正の相関関係が見られた.イオンの拮抗作用があると言われているカリウムイオンとナトリウムイオンとカルシウムイオンおよびマグネシウムイオンの相関関係については, ナトリウムーカルシウム間, カリウムーカルシウム間およびカリウムーマグネシウム間に大豆もやしにおいて負の相関関係が見られ拮抗作用のあることがうかがわれた.大豆の場合は, 品種により負の相関関係が見られたが, 有意差が見られるほど顕著ではなかった.ナトリウムーカリウム間はタマホマレに正の相関関係が見られた.大豆もやしに負の相関関係が見られた.(4)大豆もやしの部位による比較の結果, カルシウム, リン, 鉄, ナトリウム, カリウム, マグネシウム, 亜鉛および銅は, 子葉, 根, 胚軸の順に多く含まれ, マンガンのみ, 子葉, 胚軸, 根の順で多く含まれた.子葉は, どの元素も多く含まれ, 少ないナトリウムでも胚軸の2倍, 多いものでは, マンガンの34倍, その他の元素も5〜9倍含まれた.マンガンは葉緑素の生成に関与すると言われているが, もやしの場合その必要がなく, 子葉からマンガンの消長がきわめて少ないと思われる.(5)もやし全体を100とした場合, 各部位における重量比は, 子葉38.5,胚軸54.6,根6.9と成った.(6)無機元素を添加した大豆もやしについて検討した.栽培水の濃度は, 養液栽培の液肥濃度を参考にブラックマッペもやし同様, カルシウム, カリウムおよびマグネシウムの単独と, カルシウムとカリウム混合, カルシウムとマグネシウムの混合のそれぞれを低濃度, 高濃度の2種類調整した.カリウムを添加して栽培した場合, 無添加栽培にくらべ, ナトリウム, マグネシウムが減少した.マグネシウム添加によりリンの含有量の増加が認められた.(7)カルシウム, カリウムおよびマグネシウムの含有量の増加率はその栽培水濃度に比例しなかった.鉄, 亜鉛, 銅およびマンガンの含有量については, 添加元素の影響はあまり見られなかった.(8)栽培7日目の無添加栽培もやしの収量を100とした時の重量比は, Ca5mg%溶液で栽培したもやしは91,Calmg%は87,K10mg%は82,K30mg%は77,Mg5mg%は71,Mg10mg%は69,Ca5mg%+K10mg%混合溶液は88,Ca15mg%+K30mg%は75,Ca5mg%+Mg10mg%は64となり, 大豆もやしでは, 栽培水の濃度が高いほど収量は低い結果となった.肥料濃度が高すぎると植物を傷め, 成長を阻害すると言われている.このことから大豆もやしに関しては, 栽培水濃度が高かったと推察されるが引き続き実験を行い今後の検討が必要となる.
  • 市川 新
    シミュレーション&ゲーミング
    2009年 19 巻 1 号 101-111
    発行日: 2009/08/25
    公開日: 2020/09/14
    ジャーナル フリー

    小学校から大学まで,教師は教室で定義の曖昧な学力低下問題に直面し苦慮している.本稿では,教師がゲーミング教育を実践する場合,技術(the art of facilitation)を理論(the science of learning)に連携することを強く主張する.

    現行の学校制度は昭和20年代前半に民主主義教育とともに導入された.小中高では,当初,手探りであったが経験主義教育が実践された.実践事例の多くは現代のゲーミングに連なる優れた「ごっこ遊び」(模擬演習に対する当時の蔑称)であった.それに対して,学力低下という批判を受け,「ごっこ遊びの理論と技術」を主張できないまま,昭和38年までに学校教育の現場から経験学習は一掃され,産業社会が求める画一的知識伝逹教育に移行した.これも制度疲労を招き,記憶量よりも発想・意欲・態度を重視する新学力観による批判を受けることになる.

    平成14年,小中高で総合的な学習が必修化され,一斉に実践されることになる.考えてみると総合的な学習は,大学の教育研究集団に参加し研究態度を学ぶことの実践と変わりない.しかし,進学率50%以上の大学教育を含めて,再び,学力低下批判を受けつつある.歴史を繰り返さないためには,ゲーミングを実践する教師のファシリテーションに,自己の探求する態度を教室で示すことが必要である.総体認識言語であるゲーミングの教育的価値は,教師の探究する態度を伝承するところにある.

  • 市川 新
    シミュレーション&ゲーミング
    2008年 18 巻 1 号 40-44
    発行日: 2008/06/25
    公開日: 2020/09/14
    ジャーナル フリー
  • 高取 永一
    成形加工
    2012年 24 巻 7 号 403-407
    発行日: 2012/06/20
    公開日: 2020/12/25
    ジャーナル フリー
  • 川崎 和男
    看護理工学会誌
    2015年 2 巻 2 号 71-84
    発行日: 2015/06/25
    公開日: 2018/02/28
    ジャーナル フリー
      本論は2014年10月4日に開催された第二回看護理工学会の基調講演内容である.講演は「コンシリエンスデザイン」という日本で最初のデザイン領域の提案をした.看護・保健学・医学・工学・基礎工学などの学術との融合性・結合性・統合性で新たな学際化がテーマであった.論文の文体構成を遵守しながら,「コンシリエンスデザイン看医工学」という先端的,学際的で統合領域の提示,その強化提唱が目標である.よって,本論の目標から今後の人類存続,地球環境の保全確立などの目的が学際的な統合を促進させるための危機解決学になる.日本は3.11・東日本大震災によって,国土的な破壊は敗戦時での被爆国家どころか,原発問題も抱え込んだ国難国家になっている.そこで危機管理学を危機解決学のデザインとし,どのようにデザイナーとして大学人として取り組んでいるかの事例成果から,新デザイン領域の拡大化と学際の定義化をめざしている.
  • ―世論と合意形成の原点を探る―
    上野 征洋
    広報研究
    2023年 27 巻 4-32
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/06/16
    ジャーナル オープンアクセス

    本稿では、およそ100年にわたるプロパガンダ論の主要論文を検証しながら、その意味と役割を考える。プロパガンダの事例は紀元前からあるが、理論化されたのは第一次世界大戦期からである。主な論考として、エドワード・バーネイズ、ウオルター・リップマン、ハロルド・ラスウエル、ジャック・エリュール、リンドリ・フレーザーなどの定義や主張を紹介する。それらが現代の社会を考えるうえできわめて示唆に富むからである。21世紀の現在、政治や社会は大きく変動しつつある。この時代こそマス・コミュニケーションやパブリック・リレーションズの根底にあるプロパガンダの意味を再考する必要がある。

  • 日本情報ディレクトリ学会誌
    2023年 21 巻 1 号 98-107
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/05/29
    ジャーナル フリー
    2021 年2月1日に政変が起こった。50 年以上に亘る軍政から民主化への転換に伴い、規制撤廃と情報の自 由を謳歌するかのように見えた国民生活の裏で、地域格差が広がり住民の不満は募っていた。民主化暴動か ら、報道やSNS など通信手段の多様化に付随して、辺境少数民族の反政府運動などに加えて、宗教対立から 仏教徒の過激化も拡大している。 本研究は、ミャンマーの民主化とともにインターネットの普及は急速に広がり、ソーシャルメデイアの発 展を中心に通信手段を通じて特にZ 世代呼ばれる若者が市民社会をリードし、その政治意識の変化が国内外 に伝播し、軍政に対抗する組織に成長する過程を明らかにするものである。
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