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クエリ検索: "岩本麻奈"
7件中 1-7の結果を表示しています
  • 山本 聡, 相原 道子, 中嶋 弘
    皮膚
    1996年 38 巻 4 号 434-436
    発行日: 1996年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    40歳, 男性の左前腕部に生じたsteatucystoma simplexの1例を報告した。本症は, steatocystoma multiplexと病理組織学的には同一であるが, 顔面に好発する単発性の腫瘍であること, 遺伝歴のないことが特徴である。本症の報告例は少ないが, 本症の疾患概念が周知され, 検討されるようになれば決して稀な疾患ではないことが明らかになると思われる。
  • 加藤 聡之, 嶋内 明美, 進藤 丈, 堀場 通明, 原 通広, 林 博文
    肺癌
    1993年 33 巻 1 号 121-128
    発行日: 1993/02/20
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    granular cell tumor (顆粒細胞腫) は, その組織起源は筋原説, 神経細胞原説などが言われ, 多くは良性腫瘍で, 全身の種々の臓器に認められるが, 気管・気管支・肺に発生するものは稀である. 我々は気管支喘息に合併した, 気管支原発のgranular cell tumorの1例を経験した. 症例は53歳男性, 気管支喘息で通院加療中に咽頭部不快感を訴えたため, 気管支鏡検査を施行した. 左底幹入口部に白色調の表面平滑で一部結節状の硬い隆起性病変を認めた. 同部の生検組織像では, 豊富な細胞質に好酸性でPAS陽性の微細顆粒が充満し, S-100蛋白陽性の大型腫瘍細胞を認め, granular cell tumorと診断された. 自験例は本邦で報告された気管・気管支・肺原発例の22例目に当たる. 多くは腫瘍を含めた肺切除が行われているが, 良性が多く, 発育も遅いため, 自験例は注意深く経過を観察中である.
  • 立本 行宏, 大野 彰彦, 尾崎 登喜雄
    日本口腔外科学会雑誌
    1994年 40 巻 12 号 1308-1310
    発行日: 1994/10/20
    公開日: 2011/07/25
    ジャーナル フリー
    A case of steatocystoma simplex (SCS) near the right angle of the mouth in a 42-year-old woman is reported. A mass about 1.0×1.0cm in diameter was formed in the subcutaneous tissue. The mass was elastic soft and movable. The overlying skin and underlying oral mucosa appeared normal. No similar lesions were found in any other part of the body. The mass, suspected to be a benign tumor, was extirpated intraorally. Histopathologically, a cyst cavity lined with thinly layered squamous epithelium was observed. The epithelium did not have any stratum granulosum, but a hyalinized eosinophilic cuticle was observed at the outermost layer. Some sebaceous glands were scattered in the cyst wall, and a few glands were situated on the epithelial surface. From these findings, the lesion was diagnosed as a SCS.
  • 志賀 建夫, 横川 真紀, 緒方 巧二, 千々和 龍美, 川村 昌史, 中村 寿宏
    西日本皮膚科
    2006年 68 巻 3 号 244-247
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/07/31
    ジャーナル 認証あり
    34歳,男性。右前胸から背部,右上腕にかけての刺青の施行から3年後に,感冒様症状が先行して刺青の朱色部に限局した発赤と腫脹が出現した。リンパ節腫脹,発熱,咽頭痛といった全身症状も伴った。発赤部からの皮膚生検では,真皮の刺青色素周囲に著明な組織球の浸潤がみられた。パッチテストにて塩化第二水銀が陽性であり,刺青の朱色色素である辰砂(硫化水銀)に対するアレルギー反応によるものと考えた。プレドニゾロン30mg/日の内服およびプロピオン酸クロベタゾールの外用にて症状は速やかに消退し,プレドニゾロンの漸減,中止後も症状の再燃はみられていない。本症例は刺青施行後3年間の間に2度同様のエピソードを示しており,いずれの際にも感冒様症状の後に本症が発症していることから,発症には感染症が誘因になっていると考える。
  • —偽癌性増殖についての検討—
    山嵜 峰子, 三砂 範幸, 平島 徳幸, 萱場 光治, 成澤 寛
    西日本皮膚科
    2001年 63 巻 3 号 274-278
    発行日: 2001/06/01
    公開日: 2010/09/02
    ジャーナル 認証あり
    41歳男性の左上腕に,表面疣状のドーム状に隆起した結節を認め,74歳女性の右腰部にはわずかに隆起した結節を認めた。2例ともに,結節は病理組織学的にはgranular cell tumor(以下GCTと略す)であったが,前者では表皮の偽癌性増殖pseudoepitheliomatous hyperplasia(以下PEHと略す)を伴っていた。GCTがPEHの有無で臨床病理学的に相違がみられるのか,自験例の観察を含め文献的に検討した。その結果,有意な所見は得られなかったが,一部の症例は,機械的刺激を受けやすい部位に発症しており,臨床像が乳頭状,疣状を呈していた。
  • 櫻井 隆之, 中村 祐之, 木下 孔明, 野本 靖史
    気管支学
    2007年 29 巻 3 号 186-189
    発行日: 2007/05/25
    公開日: 2016/10/15
    ジャーナル フリー
    背景.気管・気管支・肺原発の顆粒細胞腫は稀とされ本邦ではこれまでに50数例の報告のみ存在する.症例.62歳女性,喘息にて通院中に胸部異常陰影を認め胸部CT施行,左肺門部に径1cmの結節影及び左S^3領域の浸潤影を認めた.気管支鏡施行し左B^3入口部に表面顆粒状の結節性病変を認め生検施行,N/C比の低い腫瘍細胞が上皮下に認められた.免疫染色では抗S-100抗体陽性であり顆粒細胞腫と診断し左上葉切除術を施行した.顆粒細胞腫の起源は未だに不明であるが,本邦報告例では抗S-100抗体陽性率が高くSchwann細胞由来説を支持する結果であった.またほとんどが二次気管支までの中枢側に発生していたがその理由は不明である.結語.気管支顆粒細胞腫の1例を報告した.これまでの報告例から腫瘍の起源は末梢神経のSchwann細胞由来であることがあらためて示唆された.
  • 日本農村医学会雑誌
    2015年 64 巻 4 号 762-771
    発行日: 2015/11/30
    公開日: 2016/01/06
    ジャーナル フリー
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