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クエリ検索: "意識" 仏教
18,381件中 1-20の結果を表示しています
  • 蓑輪 顕量
    心理学評論
    2021年 64 巻 3 号 354-362
    発行日: 2021年
    公開日: 2023/02/10
    ジャーナル フリー

    Mindfulness meditation was introduced a long time ago and is practiced in the world of clinical psychology. Beginning with the development of Mindfulness-Based Stress Reduction (MBSR) in the 1990s, a variety of psychotherapies using mindfulness meditation have been developed. I am pleased to see that the content of these therapies seems to be more comprehensive than when they were first introduced; however, I have some concerns. As a researcher of Buddhism, I believe that the wisdom and knowledge obtained from the literature handed down by Buddhism has not been utilized. Therefore, this essay focuses on the following points: (1) the relationship between mindfulness and Buddhist meditation, (2) how to manage negative reactions that occur during the process of observation, and (3) future issues. The Buddha did not simply make a great deal of observation of body and mind. He instead showed individuals how they should be in this world, overcome human suffering and distress, and then aim for human happiness (i.e., the so-called “mindfulness of the second generation”). This point should not be forgotten.

  • 碧海 寿広
    宗教研究
    2007年 81 巻 1 号 117-141
    発行日: 2007/06/30
    公開日: 2017/07/14
    ジャーナル フリー
    近年、
    仏教
    研究において「生活」の再評価が進んでいる。ゆえに、日本人の「生活」の歴史と
    仏教との関係をよく考えてきた仏教
    民俗学、特に五来重によるそれの思想的な意義を再検討する必要が出てきた。五来は彼の同時代の
    仏教
    をめぐる学問や実践のあり方に対して非常に批判的だった。特に
    仏教
    を哲学的なものとして理解する想定に疑問を抱き、代わりに
    仏教
    を受容する普通の人々の現実生活に即した彼の日本
    仏教
    観を提示した。その五来の
    仏教
    思想は、実践すなわち身体的・行為的な次元の
    仏教
    に主な焦点を当てた。彼の思想からは、人々の実践の中に存在するあらゆる形態の
    仏教
    を、その洗練度を問わず等しく認識し評価し反省するための視座を学ぶことができる。五来の思想には、「庶民信仰」に関する過度に理念化された論理の展開など問題もある。が、私たちが特定の学問枠組みから自由になって
    仏教
    をめぐる思考を深めようとする際、五来の思想から得られる知見はいまだに多大である。
  • 嶋田 毅寛
    佛教
    文化学会紀要

    2019年 2019 巻 28 号 L161-L174
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/06/19
    ジャーナル フリー
    仏教
    の形而上学』は北山淳友のハイデルベルク大学留学中に独の哲学者ヤスパースに提出された彼の学位論文である。その著作内にはヤスパースの『哲学』に見られる重要概念が散見される。そして『
    仏教
    の形而上学』における重要概念の一つであり、大乗
    仏教
    における重要な思想でもある <如来蔵 >が北山によりヤスパースの重要概念の一つである<絶対的
    意識
    >として捉えられていることが興味深い。しかし北山が『哲学』から直接着想を得たということはあり得ない、なぜなら北山がヤスパースに『
    仏教
    の形而上学』を提出したのがヤスパースの『哲学』刊行以前だからである。『哲学』における用語が多用されていることと、ヤスパースに師事したことが全く無関係であるとも考えられず、おそらくはヤスパースの講義、あるいは彼に学位論文の指導を受けている最中に着想を得ていたのだろうと筆者は見ている。
    筆者がタイトルを「北山淳友の『如来蔵』理解――『絶対的
    意識
    』との比較」としたのも、本研究がヤスパースに直接師事した北山によって自身の研究にどのようにヤスパースの哲学用語が生かされているかといことに関する一考察だからであり、そして同時に、ヤスパースの
    仏教
    的側面についてという筆者自らの研究の手がかりの一つとも捉えているからである。
  • 福島 栄寿
    日本
    仏教
    綜合研究

    2012年 10 巻 117-145
    発行日: 2012/05/31
    公開日: 2017/11/06
    ジャーナル フリー
  • 明治後期における新仏教徒と釈雲照の交錯をめぐって
    亀山 光明
    宗教研究
    2019年 93 巻 1 号 25-49
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/09/30
    ジャーナル フリー

    本稿が対象とする「正法運動」と「新

    仏教
    運動」は明治期を代表する
    仏教
    者の二大運動である。前者を指導した釈雲照(一八二七―一九〇九)は、江戸期の僧侶として前半生を過ごし、維新期における廃仏毀釈の嵐に際会すると、「戒律」の復興こそが
    仏教
    の復興につながると確信し、幅広い活動を展開した。他方で後者の新
    仏教
    運動は、保守的な教界に反発を抱く青年
    仏教
    徒たちによるユースカルチャーとして成立した。彼ら新
    仏教
    徒たちは雲照の思想を乗り越えるべき「旧
    仏教
    」と位置付けることで、その対立は先鋭化する。

    中世から近世にかけては、多くの律僧たちが戒律復興を試みたように、「戒律」は

    仏教
    刷新の中心的イデオロギーの一つであったことは注目に値する。そのため近代
    仏教
    において、「戒律」の位相を再検討することは、在家と出家者の区別が曖昧になるとされる日本
    仏教
    の近代への新たな理解をもたらすと考えられる。本稿はかかる問題
    意識
    の下に、明治期の二つの
    仏教
    運動の衝突の考察を試みるものである。

  • インドのマハラシュトラ州ナーグプール市において「不可触民」解放運動に取り組む仏教徒たちとともに生きる日本人仏教僧
    根本 達
    日本文化人類学会研究大会発表要旨集
    2010年 2010 巻
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/12/20
    会議録・要旨集 フリー
    インドのマハラシュトラ州ナーグプール市では、
    仏教
    徒たちによる「不可触民」解放運動が行われている。この運動を始めたのは、「不可触民の父」と呼ばれるアンベードカル(1891-1956)であり、1956年、30万人以上とされる「不可触民」とともに、ヒンドゥー教から
    仏教
    へ集団改宗した。
    仏教
    徒たちは、アンベードカルの死後も解放運動に取り組み、1968年以降は、日本人
    仏教
    僧である佐々井秀嶺(1935-)が指導者として活動している。
  • 梶浦 英善, 小倉 美津子, 桝岡 義明, 亥野 敦雄
    日本体育学会大会号
    1982年 33 巻 17-1620-0721
    発行日: 1982/10/15
    公開日: 2017/08/25
    会議録・要旨集 フリー
  • 細川 理恵, 今井 博久, 村岡 潔, 中尾 裕之, 月野 浩昌, 加藤 貴彦
    生命倫理
    2003年 13 巻 1 号 105-112
    発行日: 2003/09/18
    公開日: 2017/04/27
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は、遺伝子医療に対する人々の
    意識
    や思考過程について、医師、医学生、一般市民の間における差異を検討することである。遺伝子医療の倫理
    意識
    と価値判断について、医師、医学生、一般市民を対象に
    意識
    調査を実施した。質問票を医学生には直接配布し、医師・一般市民には郵送した。有効回答数は、医師109人(54.5%)、医学生365人(72.9%)、一般市民121人(60.5%)であった。調査の結果、医師・医学生・一般市民のグループ間の
    意識
    に大きな差は見られず、人クローン技術の人への応用に対しては、全体として慎重な態度がみられた。遺伝子診断による受精卵の選別については、遺伝的問題のある家系である場合や、疾患の重症度が高い場合には賛成意見が多くみられた。また、年齢や性別によって回答傾向に違いがみられ、遺伝子医療に関する意思決定には知識以外の年齢・性別・経験などが関与することが示唆された。
  • 仏教連合会の組織と活動
    大澤 広嗣
    宗教研究
    2023年 97 巻 2 号 51-74
    発行日: 2023/09/08
    公開日: 2024/02/29
    ジャーナル フリー

    現状における日本

    仏教
    の連合組織は、「全日本
    仏教
    会」である。同会は自らのルーツを、一九〇〇(明治三三)年に設立された、国家の宗教統制に反対した団体であると説明する。

    しかし実際には、一九一二(明治四五/大正元)年に形成された「

    仏教
    各宗派懇話会」が出発点であった。その後、一九一六年に「
    仏教
    連合会」へ改称され、
    仏教
    界をめぐる世俗的な法制の整備と僧侶の法的待遇の是正を求めて、政府に働きかけた団体である。戦間期の日本
    仏教
    宗派は、制度改革を強く主張するため、
    仏教
    界が一体となり連合化を図ったのである。そして日中戦争の勃発後は運営基盤の強化のため、一九三八(昭和十三)年に財団法人となり、後には、「大日本
    仏教
    連合会」、「大日本
    仏教
    会」と改称した。

    仏教
    連合会は、国家の施策に協力しながらも、時には対立し、異議を唱えるなど、戦間期の
    仏教
    界を取り巻いた政教関係を見る上で、重要な示唆を与える団体である。

  • 正木 晴彦
    生命倫理
    1993年 3 巻 1 号 48-52
    発行日: 1993/07/20
    公開日: 2017/04/27
    ジャーナル フリー
    仏教
    には、ethical codeを決定する機関は存在しない。脳死・移植等に関して学者には諸説があり、教団は、8万4千の法門のいずれに依拠するかにより、宗派ごとにニュアンスを異にしている。かと言って、原始
    仏教
    レベルで事の是非を決するわけにもいかぬ。かかる多様な見解に満ちた状況の中で、
    仏教
    者や哲学者は教理やイデーの提示にとどまらず(かりに暫定的なものであっても)、現実社会の混乱を回避すべく何らかの社会的調整の役割を果すことをも期待されていると考えられる。小論では、日本印度学
    仏教
    学会の「臓器移植問題検討委員会」の見解等、および伝統的
    仏教
    教団各派の動向を紹介した後に、それらを踏まえて「生命倫理の十戒」など、
    仏教
    的発想にもとづく若干の具体的提案を試みた。
  • 近代以前の注釈書を通して
    藤丸 智雄
    仏教
    文化研究論集

    2002年 6 巻 75-108
    発行日: 2002/03/20
    公開日: 2023/02/13
    ジャーナル フリー HTML
  • 平松 隆円
    繊維製品消費科学
    2020年 61 巻 2 号 113-120
    発行日: 2020/02/25
    公開日: 2020/02/25
    ジャーナル フリー

    本研究は,化粧行動を規定する化粧基準が,自

    意識や他者意識
    によってどのように規定されるかについて,日本人とタイ人で比較検討をおこなうことが目的である.タイ人男子61 名,タイ人女子239 名,日本人男子89 名,日本人女子112 名を対象に質問紙調査をおこなったところ,タイ人男子の化粧基準は公的自
    意識
    が規定要因となる可能性があることがわかった.また,タイ人女子の化粧基準は公的自
    意識
    ,私的自
    意識
    ,外的他者
    意識
    ,内的他者
    意識
    ,空想的他者
    意識
    が規定要因となる可能性があることがわかった.日本人男子の化粧基準は外的他者
    意識
    が規定要因となる可能性があることがわかった.また,日本人女子の化粧基準は私的自
    意識
    ,外的他者
    意識
    ,内的他者
    意識
    ,空想的他者
    意識
    が規定要因となる可能性があることがわかった.

  • 三橋 正
    宗教研究
    2007年 81 巻 2 号 333-358
    発行日: 2007/09/30
    公開日: 2017/07/14
    ジャーナル フリー
    神仏習合と神仏隔離(分離)が併存するという日本特有のシンクレティズム現象は、古代国家が
    仏教
    を受容してから神祇祭祀を形成させたことで生まれた。
    仏教
    公伝の記事に欽明天皇が仏像を蘇我稲目に託したとあることは、古墳時代に普遍的な委託祭祀の方式に則ったものである。また古墳で行なわれていた「柱」祭祀に、神聖(祭祀的)な面と服属儀礼的な面とがあり、
    仏教
    の受容に際し、神聖(祭祀的)な面は塔の心柱に、服属儀礼的な面は須弥山を建てる儀に投影された。
    仏教
    は当初、古墳時代の祭祀形態をふまえ、それと混淆して受容された。それに対し、律令国家の建設と一体化して形成された神祇祭祀には、「柱」の抽象化が見られ、古墳祭祀からの断続があったと想定される。神祇は、古墳祭祀の衰退・消滅と、一時的な
    仏教
    儀礼への移行がなされた後で、
    仏教
    から自立する形で古代国家によって創始された。これによって
    仏教
    を信仰しながらも神の優位性を認めようとする精神構造(信仰構造)が出来上がったと考えられる。
  • 桜井 庄太郎
    社会学評論
    1965年 15 巻 4 号 163-165
    発行日: 1965/03/30
    公開日: 2009/11/11
    ジャーナル フリー
  • 場知賀 礼文
    社会学評論
    1993年 44 巻 2 号 147-160,240
    発行日: 1993/09/30
    公開日: 2009/11/11
    ジャーナル フリー
    価値と価値志向にかかわる課題は社会学の研究において中心的な位置を占めるものとはいえないにしても、価値が社会学における研究として重要な要素の一つであることは一般的に認められている。本稿では、価値が個人的、社会的に価値志向として重要な意義を有するものであると考える。まず個人的な価値志向に関する基本的な問題は、価値の内面化と統合化、及びこれらの過程に対する現代社会の影響に関してである。次に社会に関する問題は、社会
    意識
    の多様化を起す要因とは何か、社会の統合化の度合いとは何かについてである。社会的価値志向の多様化の主要な要因として、宗教あるいはイデオロギー、職業
    意識
    、現代文化の三つの要因を検討する。個人的な価値志向については、それが直接に社会的
    意識
    の影響を受けなければ、十全に個人の力だけによって形成されるものでもない。このように、価値志向に焦点を絞ることは、同時に個人的バイオグラフィと社会的・文化的現実、及び両者の関係に焦点を当てることである。
  • 死生観を構成する背景因子について
    池口 惠觀
    民族衛生
    1998年 64 巻 3 号 161-182
    発行日: 1998/05/31
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    The purpose of this study is to analyze the background factors of subconsciousness which underlie in the Japanese view of life and death, especially the attitude toward the remains. The data were obtained from a questionnaire survey for 874 subjects, i.e. 705 ordinary people and 169 medical students. The main findings are as follows: 1. Animism, belief in the ancestral souls, confucianist ideas, Buddhist belief, and the respect of the ashes were initially supposed as the background factors. However, the results of the factor analysis show that the separation of animism from Buddhist belief, and the separation of the religious mind from the repect of the ashes are impossible. 2. The answers were significantly different in the ordinary people and the medical students, but the same factors were subtracted from both groups. 3. Insufficient knowledge about the cerebral death, womanhood, youthfulness and the Confucianist idea are the reasons for the ordinary people to reject the idea of donating the organs. In the student group, only the Confucianist idea is a related factor to the rejection. 4. Insufficient knowledge about the cerebral death, oldness, Confucianist idea, denial of the almighty of science and the mixed sense of respect for the ashes and the religious mind are the reasons for the ordinary people to reject to receive the other's organs. In the students group, only the mixed sense of respect for the ashes and the religious minds is the factor for rejection. 5. It is necessary for the doctors to understand the Japanese view of life and death and its background factors; this means that the medical education should include these factors.
  • 密教福祉思想の研究 (二)
    藤田 和正
    密教文化
    1997年 1997 巻 196 号 1-19
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 共分散構造モデルによる死生観についての分析
    池口 惠觀, 荻野 景規, 長瀬 博文, 岡 紳爾, 李 恵英, 芳原 達也, 郡司 篤晃
    民族衛生
    1998年 64 巻 3 号 183-192
    発行日: 1998/05/31
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    The purpose of this study is to clarify the structure of consciousness which affects the attitude concerning organ transplantation, especially donation of one's organ, by means of the covariance structure analysis. The main findings from the survey for 705 subjects of ordinary group and 160 subjects of medical students were as follows: 1. In the ordinary group, background factors that construct a view of life and death are classified into two main flows which are interrelated from each other: one from "Animism" to "Buddhist belief" that respects the souls and the other from "Confucianist idea" that respects the body . "Buddhist belief" contributed to the attitude that did not reject the donation of their organs. 2. Regarding the medical students, only "Confucianist idea" among the background factors played a regulating role in construction of a view of life and death. 3. "Confucianist idea" remarkably regulated the attitude that rejects donation of their organs in both ordinary people and medical students. However, it was shown that the basic structure of a view of life and death in the ordinary people was quite different from that in the medical students.
  • ―閩東南地域の小規模な寺院を事例として―
    王 嵐
    日本文化人類学会研究大会発表要旨集
    2009年 2009 巻 D-28
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/05/28
    会議録・要旨集 フリー
    本発表では、中国閩(福建省)東南地域において、今日、小規模な
    仏教
    寺院をめぐる経営状況がどのように展開し、それが地元の人々に
    仏教
    実践にいかなる影響を及ぼしているのか。その実態について明らかにすることを目的とする。
  • 山口 敦史
    日本文学
    1994年 43 巻 10 号 35-45
    発行日: 1994/10/10
    公開日: 2017/08/01
    ジャーナル フリー
    『日本霊異記』上巻第五縁の<吉野寺縁起>に見られる、水の中から仏像が出てくるという要素は、中国の
    仏教
    関係典籍に頻出するものである。そこに見られる<見出された仏像>伝承は阿育王伝承と分かちがたく結び付いている。ここでの「阿育王」は、古代東アジアの
    仏教文化圏における国家仏教
    の理念の体現者として認識されている。その認識が容易に国家
    仏教
    の<始源>や
    仏教
    東漸の理念と結び付き、また何度も反復される世界認識として表われてくることによって、説話の様式を形成していく。
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