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クエリ検索: "手拭"
1,437件中 1-20の結果を表示しています
  • 高島 精一
    繊維工業学会誌
    1938年 4 巻 8 号 429-435
    発行日: 1938年
    公開日: 2008/07/08
    ジャーナル フリー
  • 高崎 壽市
    実験医学雑誌
    1936年 20 巻 8 号 1435-1442
    発行日: 1936年
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • - 仙台浴衣と仙台手拭いについて -
    *佐々木 栄一, 川又 勝子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2004年 56 巻 3-2-4
    発行日: 2004年
    公開日: 2005/04/02
    会議録・要旨集 フリー
    【はじめに】かつて仙台地方の特産品とされ、今は殆ど消失した染め物に常盤紺型染がある。その隆盛が失われた後で仙台地方の染め物として多量に製造され、東北から北海道に及び広く販売された型染めに「浴衣」と「
    手拭
    い」があった。本研究室ではこれまでに、常盤紺型染と浴衣(仙台浴衣)の型紙分類と電子保存を行ってきたが、今回は自動カッターを用いた型紙作成についての検討を試みた。また、
    手拭
    いについても、電子保存と文様の分類を行った。
    【方 法】現存する浴衣見本(77枚)と
    手拭
    い(306枚)から文様の収集を行った。電子保存は、試料を写真撮影したものを電子画像化し(イメージスキャナ使用)、記憶媒体に保存した。
    手拭
    いの文様分類は、用途や作成目的などに分けて行った。さらに、電子保存した浴衣文様から型紙を再生複製する方法を検討した。型紙再生のための型紙作成用下絵の作成は、Adobe Photoshopを、自動カッターによる型彫り用線画の作成法には、Illustratorを用いた。用いた型紙は、渋紙(厚さ0.2_から_0.25mm)、ニス紙(0.1mm)、洋型紙(0.2mm)とした。
    【結 果】
    手拭
    いの文様は、名入れ
    手拭
    い237種類、浴衣柄
    手拭
    い30種類、風俗・風景画
    手拭
    い11種類などに分けられた。記念品、正月や盆の贈答用などに用いられた物が多いため、日本の伝統的な文様や絵柄、色調が多く見られた。自動カッターによる浴衣型紙の作成は、大まかな模様(約10cm四方の楓など)では、いずれの紙でも刃圧の調整で型彫りができたが、細かい部分では鮮明な型彫りができなかった。今後は刃圧や速度のより細かい調整を行い、より小さな文様の型彫りに対応させることが課題となる。
  • 城生 弘美, 志自岐 康子, 金 壽子, 武 未希子, 長塚 靖子, 川村 佐和子
    東京保健科学学会誌
    1999年 1 巻 2 号 167-170
    発行日: 1999/03/20
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル フリー
    本研究は日常的手洗いに関する継続研究である。平成9年に日常的手洗いのうち5つの方法で手洗い前後の細菌数の変化を観察したが, 擦式アルコール消毒剤を用いた場合にのみ, 手洗い後の細菌数が減少していた。その他の方法で手洗い後に細菌数が増えた原因は, 手が十分乾燥していない状態で培地にスタンプをしたためと考えられた。そこで今回は, 擦式アルコール剤を除く他の4つの手洗い方法(流水5秒, 流水30秒, 固形石鹸, ポンプ式石鹸)で, 寒天培地接触法を用いて, 手洗い後の手の乾燥時間と細菌の除去効果との関連をみた。その結果, 細菌数は「
    手拭
    き直後」では流水5秒においてのみ手洗い前に比べ減少しており, 流水30秒・固形石鹸.ポンプ式石鹸においては, 増加する傾向にあった。しかし, 「
    手拭
    き後30秒」および「
    手拭
    き後60秒」では, 4つの方法いずれにおいても細菌数は減少しており, 除菌率にも有意な差が認められた。このことから, 手洗い後対象物に付着する細菌数は「
    手拭
    き直後」よりも「
    手拭
    き後30秒」以上経過し, 手を乾燥させた状態のほうが少ないことが明らかになった。
  • 尾家 重治, 神谷 晃
    環境感染
    1994年 9 巻 2 号 16-19
    発行日: 1994/10/12
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
    Microbial contamination was investigated for communal hand towels used by healthcare workers in hospital wards. All 8 towels studied were contaminated with a microbial level of 104-109 viable counts/towel. The main organisms identified were glucose nonfermentative gram-negative bacilli, including Acinetobacter spp. and Pseudomonas spp. In addition, methicillin-sensitive Staphylococcus aureus, 3.4×102-3.7×105 viable counts/towel, was detected in 4 (50%) out of the 8 towels; methicillinresistant Staphylococcus aureus was also detected in 1 of these towels (12.5%). The results suggested that the use of communal hand towels should be avoided from the viewpoint of preventing nosocomial infections.
  • 山本 恭子, 鵜飼 和浩, 高橋 泰子
    環境感染
    2002年 17 巻 4 号 329-334
    発行日: 2002/11/26
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
    本研究は非薬用固形石鹸と流水による手洗いを, 石鹸を泡立て擦り合わせる行為, 流水にてすすぐ行為, ペーパータオルで拭く行為の3段階に分け, それぞれの段階における手指の細菌数の変化を明らかにし, 有効な手洗い方法に関して検討を加えた. 石鹸を泡立て擦り合わせることによる手掌部の細菌数を経時的に測定した結果, 泡立て時間が長いほど細菌数は多くなった. 次に, 15秒間石鹸を泡立てた後流水ですすぎ, 手掌部, 指部, 指先の細菌数を経時的に測定した結果, 3部位ともすすぎに伴い細菌数は減少した. しかし, 手洗い前と比較して, 手掌部では120秒間, 指部では60秒間のすすぎで細菌数は有意に減少したが, 指先では120秒間すすいだ後も細菌数が有意に多かった. また, すすぐ過程で指先を他方の手掌部に擦り合わせることを試みたが, 除菌効果に改善は認められなかった. 最後に15秒間石鹸を泡立て15秒間すすいだ後ペーパータオルで手を拭くことによる除菌効果を調べた. 手掌部, 指部では
    手拭
    きの前後で細菌数の有意な減少は認められなかったが, 指先では
    手拭
    きによる有意な細菌数の減少が認められた. 以上の結果から, 手洗いで除菌効果を得るためには, 石鹸泡立て時間が長いほど充分なすすぎを行う必要がある. さらにすすぎにより指先は手掌部および指部と比べて除菌されにくく, すすぎ後にペーパータオルで拭くことが除菌に有効であると考えられた.
  • 三好 重雄, 土居 清
    繊維学会誌
    1947年 3 巻 2 号 73-75
    発行日: 1947/06/15
    公開日: 2008/11/28
    ジャーナル フリー
  • ―「土井子供くらし館」所蔵品から (Part.1帽子) ―
    鳥居本 幸代
    繊維製品消費科学
    1999年 40 巻 4 号 219-225
    発行日: 1999/04/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 日本衣文化の被服教材への活用
    *富士栄 登美子
    日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集
    2011年 54 巻 A1-1
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/10/11
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】
    平成元年告示の学習指導要領で高校家庭科男女共通履修となって後,被服製作教材の工夫は多々なされてきた。本研究では,
    手拭
    いに着眼した。なぜなら
    手拭
    いの長さのスペースがあればよい。幼児服なら縫う距離も短く製作時間が少なくて済むからである。甚平の場合,和裁の基礎・基本を全て入れることができる。
    さらに,日本文化の継承に重きをおくとき,江戸期に流行した歌舞伎役者文様に目を向け,日本の文化をもう一度思い起こす。歌舞伎文様については,先行研究として,すでに,谷田,小池等によって為されている。ここでは,被服製作及び日本の文様を和の文化として伝え,被服教材に役立てることを目的としている。

    【方法】
    (1) 歌舞伎・役者文様が染められている
    手拭
    いの購入から始めた。
    入手した文様は次のとおりである。
    手拭
    いの歌舞伎役者文様は,今では現代風にアレンジされ,江戸のセンスを感じさせてくれる。
    ・弁慶格子・菊五郎格子・市松格子・三筋格子・三升格子・高麗格子・播磨屋格子・市村格子・中村格子・芝翫縞・三つ大縞・観世水・亀蔵小紋・蝙蝠文様・かまわぬ・よきこときく・半四郎鹿子,他に日本の文様として・匹田・青海波・波に兎・荒磯・吉原繋の文様の
    手拭
    いを入手した。
    江戸期の浮世絵(美人画,役者絵),洒落本,雛形本,女重宝記,浮世風呂,好色一代男,女用訓蒙図彙,近世奇跡考,近世時様風俗などにあたって,役者文様を探し,当時の流行を裏付ける。
    (2)
    手拭
    い3本から幼児の甚平&パンツの製作と授業実践
    琉球大学教育学部家庭科教育法A(2年次,授業時間内)と家庭科教育法C(3年次,授業時間外)で授業実践を行った。学生数は,合計9名。時間数は,総計360分。
    甚平は和裁の基礎縫いを,パンツは洋裁の基礎が教えられる。
    甚平:・三つ折りぐけ・折り伏せ縫い・袋縫い・耳ぐけ・本ぐけ額縁仕立て・二目落とし・千鳥がけ
    パンツ:・縫い代を割る・折伏せ縫い・端ミシン・三つ折り縫い
    (3) 被服用語(言語活動)として,「きせをかける」,「しつけをする」,「袖口側,袖つけ側」「褄」など。

    【結果】
    (1) 上記のように,歌舞伎役者文様は,幾多もある。例えば三升は,成田屋を連想させる役者文様で,「単純に寓意というよりはやや複雑な気分の象徴に連なる構造をもっている」。(谷田)その文様の寓意を解してはじめて,文様を理解したといえる。
    (2)古代の石畳文様を江戸歌舞伎役者佐野川市松が舞台で衣装に使ったところから市松文様と呼ぶようになった。それまであった石畳文様が江戸期に市松模様として流行した。文様そのものには変わりがないが,その文様の寓意は変わる。現代では,市松文様を石畳文様と呼ぶ人はほとんどいない。と同時に,それを役者佐野川市松と連想する人もまた少ない。
    (3) 一方で,麻の葉模様を半四郎鹿子(大和屋岩井半四郎)として流行したが,市松のように,名称を変えるまでには至らなかった。音羽屋尾上菊五郎が好んで用いた,よきこときく文様は,「良き事を聞く,斧(よき)・琴・菊文様」の吉祥文様であり,成田屋市川團十郎好みの,鎌と輪と平仮名のぬの文字を用いた「かまわぬ文様」と同様に,江戸の頃,謎解き文様として流行した。
    (4)被服教材として歌舞伎役者文様の
    手拭
    いを選んだが,教材費としては高い。文様を限定しなければ,かなり安い
    手拭
    いを用意することができる。授業時数が取りにくいときは,甚平でなく,
    手拭
    い2本からつくるキャミソール&ブルマーの製作を奨める。さらに時間がなければ,
    手拭
    い1本からつくるみゆき袋などもいい。
    (5)平成23年度には,沖縄県立高等学校2校に於いて,本研究の授業実践を予定している。
  • *板橋 芽美, 大塚 雅之
    空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
    2022年 2022.1 巻 B-1
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/10/27
    会議録・要旨集 フリー

    本研究は、手指洗浄における除菌効果と洗浄流量に着目し、現在、日本の公共施設で普及している非接触型の自動水栓とオートソープディスペンサーを用いて、節水化と衛生性の双方を担う手指洗浄手法の提案を行うことを目的としたものである。

  • *板橋 芽美, 大塚 雅之
    空気調和・衛生工学会 中部支部学術研究発表会論文集
    2022年 23 巻
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/03/24
    会議録・要旨集 オープンアクセス
  • -仙台浴衣と仙台手拭いについて-
    *川又 勝子, 佐々木 栄一
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2005年 57 巻 1P-39
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/12/08
    会議録・要旨集 フリー
    はじめに 昭和初期から仙台地方で多量に生産され,広い範囲に販売された型染め製品に「浴衣」と「
    手拭
    い」がある.しかし,当時のものは殆ど失われており,調査対象とした一軒の染色工場に現物として残っているものは,
    手拭
    いの染め見本321枚,浴衣地の端布77枚と僅かであった.前回はこれらの電子保存データから
    手拭
    いと浴衣各1点ずつを抽出し,自動カッターを用いた型紙複製と染色品を試作した結果について報告した.本研究ではこの調査対象の染色工場(仙台市名取屋染工場)から浴衣・
    手拭
    い用型紙141枚を借用し、その型紙文様の電子保存と文様の分類等を行ったので報告する.
    方 法 計測は型紙全体の大きさと文様の大きさを測定した.計測の結果,型紙の大きさが約120 cm×約45 cmと大型なものが殆どであった.そのため,今後の型紙複製に考慮し,型紙を4箇所に分けて写真撮影(デジタルカメラ使用)した.さらにフォトレタッチソフトを用いて画像を繋ぎ合わせて電子保存を行い,パソコン上での型紙の修復が可能かどうかについても検討した.また分類は,文様別と作成目的別とに分けて行った.
    結 果 収集した型紙は古いもののため歪んだり折れ曲がったりしたものが多く,また損壊しているものも見られた.そのため,パソコン上での修復を行う必要のある型紙も見られたが,今回は若干の修復・加工のみを試みた.また用途については,現在調査中の50枚の型紙のうち,飲食店や宿泊施設等の商業用浴衣・
    手拭
    いの型紙が33枚と多く見られた.一方で通常の浴衣として着られたと思われる撫子,梅,椿,藤,金魚などの中型文様の型紙も15枚見られた.
  • 手洗い行動の習得
    山本 順大, 小坂井 翠, 小林 重雄
    自閉症スペクトラム研究
    2019年 16 巻 2 号 39-43
    発行日: 2019/02/28
    公開日: 2020/02/29
    ジャーナル フリー

    自閉スペクトラム児のA君は、小学校1年時には家庭外で排尿することが困難であった。定時排尿の方法により家庭外でも排尿が可能となったが、可能となった約半年後も「排尿行動」の課題分析の最終課題としての清潔習慣が未完成として残された。その残されたスキルとしての「手洗い」と「

    手拭
    き」について、さらに細かい課題分析を実施し、スモールステップ化した訓練プログラムに従って学習を進めた。その結果、ほぼ完成に近い形までに到達し、トイレ場面以外でも「手洗い」と「
    手拭
    き」が実行可能となり、家庭などでも変容が生じたと報告された。

  • 鈴木 敏子
    日本文学
    1987年 36 巻 4 号 70-77
    発行日: 1987/04/10
    公開日: 2017/08/01
    ジャーナル フリー
  • 樋脇 弘, 椿本 亮, 本田 己喜子, 栗原 淑子, 小田 隆弘, 長沼 正昭, 佐藤 泰敏
    日本食品微生物学会雑誌
    1995年 12 巻 1 号 31-37
    発行日: 1995/06/20
    公開日: 2011/02/25
    ジャーナル フリー
    1. 生食用鶏肉類のサルモネラ汚染率は12.3%であり, 一般の加熱用鶏肉と比べると低い汚染率であったが, 生で喫食される食品であるため, 食中毒につながる危険性は大きく, 本食品の調理と保管には充分な注意が必要と考えられた.
    2. 生食用鶏肉類調理施設でのアンケート調査では, 作業実態が把握できたが, 各施設で調理された製品のサルモネラおよびカンピロバクター汚染の原因は明確にできなかった.
    3. 生食用鶏肉の調理は, [解体]―[皮剥ぎ]―[スライス]の3工程において, それぞれ専用のまな板・包丁・布巾を使用し, 各工程間には手洗いを行い, 手洗い後は使い捨て紙タオルで手指を拭く手順で行えば, 最終製品のサルモネラ汚染を最小限に抑えることが可能であることがわかった.
  • 伊藤 健
    日本歌謡研究
    1997年 37 巻 44-57
    発行日: 1997/12/30
    公開日: 2021/03/31
    ジャーナル フリー
  • 藤木 慶子
    遺伝学雑誌
    1960年 35 巻 8 号 238-246
    発行日: 1960年
    公開日: 2007/05/21
    ジャーナル フリー
    In clasping the hands, some persons place their right thumbs on their left ones (R-situation) and the others have the opposite habit (L-situation). Statistics of family studies by Lutz (1908), Yamaura (1940), Kawabe (1949, 1953) and Freire-Maia et al (1958) have confirmed that this trait is hereditary. The author has analyzed these data by a mathematical method of population genetics established by Goto (1954, 1957) to determine the mode of inheritance, the gene frequency and the manifestation rate. The trait of R-situation is inherited by one dominant gene and not only all of homozygous dominants and heterozygotes but also a part of homozygous recessives (the genotype of L-situation) manifest the R-situation by a phenocopy. The frequency of this gene has a racial difference, which is higher in Japanese than in Europeans. The manifestation rate i.e. the rate of phenocopy is higher in adults than in children.
  • 木下 恵介
    広島商船高等専門学校紀要
    2018年 40 巻 57-63
    発行日: 2018年
    公開日: 2020/05/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    This study is carried out the research about Bon event and Bon Dance at Osakikamijima Island. Especially, field study for Bon Dance is carried out by collaborators at Yayumi, Kinoe, and Harada.
  • 中野 匡子, 小野 喜代子, 安村 誠司
    日本公衆衛生雑誌
    2002年 49 巻 12 号 1239-1249
    発行日: 2002年
    公開日: 2015/12/07
    ジャーナル フリー
    目的 地域の訪問介護・訪問入浴介護・訪問看護事業所の感染予防対策の実態を明らかにする。
    方法 福島県の一社会福祉事務所(現・保健福祉事務所)の所管する地域内の介護保険居宅サービス事業所(訪問介護・訪問入浴介護・訪問看護事業所)の全事業所90か所の管理者82人(回答率90.2%)と従業者1,024人(回答率57.2%)に郵送アンケート調査を行った。調査項目は,職員の健康管理,備品,感染予防に関する研修,感染予防マニュアル,手洗いの 5 項目とした。
    成績 1. 健康管理:職員の健康診断を年 1 回以上実施している事業所は94.6%,年 1 回以上受診している従業者は87.6%であった。
     2. 備品:使い捨て手袋の整備率94.6%に比べ,手指洗浄設備,ペーパータオルの整備率は,各々43.2%,39.2%と低かった。物品管理責任者の設置率は43.2%,物品管理記録の整備率は20.8%に過ぎなかった。血液・排泄物に触れる際の手袋使用率は82.6%であった。
     3. 研修:研修を実施している事業所は40.3%,研修に参加したことがある従業者は30.2%のみであった。研修を実施しない事業所の76.2%が「時間がない」を理由としていたが,研修に参加しない従業者の78.5%が「研修の機会がない」を理由としており,管理者は職員の研修の機会を設ける必要があると思われた。
     4. マニュアル:感染予防マニュアルがある事業所は68.9%,マニュアルを利用している従業者は44.3%に過ぎなかった。マニュアルがない事業所のうち,作成予定の事業所は47.8%のみであった。マニュアルがある事業所で,「よく利用されている」と答えた事業所は42.9%,「マニュアルがある」と認識している従業者は69.4%に過ぎなかった。
     5. 手洗い:手洗い時期,手洗い方法,
    手拭
    き方法の取り決めをしている事業所は各々73.0%, 78.4%, 35.1%であった。ケアの後の手洗い実施率92.0%に比べ,ケアの前は52.2%と低かった。血液・排泄物に触れた後の手洗い実施率は74.6%であった。流水と石鹸,または流水と石鹸と消毒剤による手洗いは82.7%で行われていたが,
    手拭
    きにペーパータオルを使用する者は7.5%のみであった。
    結論 介護保険居宅サービス事業所の感染予防対策は,備品,研修,マニュアル,手洗いについて改善が必要である。改善のためには事業所管理者の役割が重要であり,今後,社会福祉事務所や保健所は,事業所管理者への指導と支援をさらに積極的に推進する必要がある。
  • 吉川 幸宏
    繊維学会誌
    2013年 69 巻 6 号 P_196-P_199
    発行日: 2013/06/10
    公開日: 2013/06/12
    ジャーナル 認証あり
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