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クエリ検索: "木酢液"
524件中 1-20の結果を表示しています
  • 石井 知穂, 長野 稔, 小林 麻美, 松浦 恭和, 小西 淳一, 青木 賢吉, 大門 弘幸, 森 泉, 深尾 陽一朗
    日本炭化学会誌
    2023年 1 巻 2 号 41-50
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2025/01/20
    ジャーナル フリー
    増加し続ける人口を養うには、食料増産と同時に農薬や肥料の使用を減らす農法の確立が必要である。
    木酢液
    は、作物の収量と品質を向上させるバイオスティミュラントとして使用されるが、植物に及ぼす影響は十分理解されていない。本研究では、0.001または0.01%
    木酢液
    を含む溶液でイネ苗の生育改善効果を調べたところ、
    木酢液
    が葉身と根の生長を促進し、種子根および冠根を含む根の数を増加させることが示された。次に、
    木酢液
    添加は、葉身と根において植物の生長を促進するジベレリンとサイトカイニンの量を著しく増加することが判明した。また、窒素と
    木酢液
    を混合して処理したイネの生育を調べたところ、
    木酢液
    に少量の窒素を添加すると、イネへの窒素取込量が増加し、生育が有意に改善された。これらの結果は、
    木酢液
    の使用が植物ホルモンの増加によってイネの生育を促進するだけでなく、窒素肥料の量を低減できることを示唆する。今後は、
    木酢液
    が稲の収穫時期においても良い影響を与えるかどうかを明らかにすることが必要である。
  • 松木 伸浩, 三田村 敏正, 土井 則夫
    日本蚕糸学雑誌
    1998年 67 巻 2 号 143-145
    発行日: 1998/04/27
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    木酢液
    散布による硬化病発病抑制効果について検討した。
    木酢液
    は, 桑条
    木酢液と市販の純正木酢液
    を供試した。
    1)
    木酢液
    の原液は, 硬化病菌の分生子の発芽を阻止し, 菌糸の生育を抑制した。
    2) 蚕座への
    木酢液
    の原液散布は硬化病発病抑制効果を示すことが認められた。
    3) 蚕座への
    木酢液
    の原液散布による蚕の計量形質に与える悪影響は認められなかった。
    これらのことから,
    木酢液
    の原液散布による硬化病防除が可能であると考えられた。
  • 第2報 圃場試験における木酢液の長期連用処理によるコウライシバ (Zoysia matrella Merr.) の生育促進作用の事例
    白川 憲夫, 深澤 正徳
    芝草研究
    1999年 28 巻 1 号 13-21
    発行日: 1999/10/15
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    コウライシバを供試して、圃場で
    木酢液
    の長期連用処理試験を行い、その作用性を検討した。
    1.1994年2月24日から1997年1月11日に亘り、
    木酢液
    を連続36回 (1回/月) 処理したところ、コウライシバ地上部積算生体重は1a当たり
    木酢液
    5l処理区>11処理区>0.5l処理区>0.1l処理区≒対照区の順となり、とくに1l、5l処理区での生育促進作用が大きかった。
    2.根部の生育への影響については、
    木酢液
    12回処理後29日目、24回処理後6日目、36回処理後21日目の3回調査したが、いずれの調査時期でも根長および根部重の増大が認められ、このうち1a当たり
    木酢液
    の0.5l処理区がもっとも効果は大きく発現した。
    3.
    木酢液
    を長期連用処理した場合の芝育成土壌のpHは、
    木酢液
    の処理量が1a当たり0.1~5lの範囲ではほとんど変化しないことが判明し、
    木酢液
    の植物生育促進作用の機構は、単なる土壌pHの変化によるものでは無いことが明らかとなった。
    4.
    木酢液
    の長期連用最終回処理後の地上部生育促進期間は、1a当たり
    木酢液
    の0.1l処理区で231~262日、0.5l処理区で488~592日、1l処理区で592~649日5l処理区で699日以上であった。また、根部および匍匐茎を含む地上部の生育は、
    木酢液
    最終回処理の後13ヵ月後の調査では、いずれの処理区も対照区に比べてすぐれた生育促進作用を示した。
    5.以上の結果を総括すると、
    木酢液
    の実用場面における使用基準の1つとして、1a当たり0.5~14を504に水で希釈して、コウライシバに毎月1回処理する方法は、コウライシバの地上部および根部にきわめて良い影響を与えると同時に、その効果が長期間持続することが判明した。
  • 澁谷 栄, 山内 繁, 桐越 和子, 谷田貝 光克
    木材学会誌
    2018年 64 巻 1 号 17-27
    発行日: 2018/01/25
    公開日: 2018/01/28
    ジャーナル フリー

    木酢液
    類の消臭剤としての機序を検討するため,中和した
    木酢液
    類を用いて消臭試験を行い,原液との比較から悪臭原因物質の削減効果を化学的に考察した。本研究ではナラ,ウバメガシ,モウソウチクから得られる3種類の
    木酢液
    類(順に黒炭
    木酢液
    ,白炭
    木酢液
    ,竹酢液と呼ぶ)を水酸化ナトリウムで中和して用いた。代表的な5つの悪臭原因化合物を対象として消臭試験を行った。アンモニアに対する消臭効果は,原液よりは低くなるが,いずれの中和
    木酢液
    類でも明確に確認された。トリメチルアミンでも同様に各中和
    木酢液
    類で消臭効果が確認されたが,白炭
    木酢液
    では効果の低下が著しかった。硫化水素ではいずれの
    木酢液
    類についても,メチルメルカプタンでは黒炭
    木酢液
    と竹酢液で,中和により消臭効果の増加が認められた。また,中和によって,
    木酢液
    類から放散するアセトアルデヒドの量が大幅に抑制されることが示された。

  • 白川 憲夫, 深澤 正徳
    芝草研究
    1998年 26 巻 2 号 113-123
    発行日: 1998/03/31
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    木酢液
    のシバに対する生育調節作用を検討した。
    1.ケンタッキーブルーグラス1品種, ベントグラス3品種を供試して水耕栽培で
    木酢液
    の作用を調べたところ, 地上部の生育はいずれのシバの場合も処理濃度が増加するにしたがって抑制されたが, 根部では逆に生育促進作用が見られ, 共通する最適処理濃度は0.05%と考えられた。しかし, 0.5%以上の処理ではいずれのシバに対しても強い根の伸長抑制作用を示した。
    2.ベントグラス・ペンクロス, ケンタッキーブルーグラス, コウライシバのソッドの生育に及ぼす
    木酢液
    の影響を水耕栽培で検討したところ, 栽培液のpH調整の有無にかかわらず0.05%処理が, 供試シバに共通して根部の生育を促進した。しかし, ベントグラス・ペンクロスではとくにpH調整区の0.25%以上の処理, コウライシバでは0.5%以上の処理は根部の生育を抑制した。一方, 地上部の生育はベントグラス・ペンクロスの場合pH調整区の0.25~0.5%処理, pH未調整区の0.1%処理, 同様にケンタッキーブルーグラスではそれぞれ0.01~0.1%処理, 0.05%処理, コウライシバではpHの調整有無にかかわらず0.05~0.1%処理で生育促進作用が見られたが, それ以上の処理濃度ではケンタッキーブルーグラス及びコウライシバの場合0.5%以上の処理で生育抑制作用が発現した。
    3.土耕栽培のシバ4種を供試して,
    木酢液
    の長期連用試験を行ったところ, コウライシバ, ノシバ, ケンタッキーブルーグラスの1a当り0.1~1l, 12回処理で地上部の生育促進作用が見られた。ベントグラス・ペンクロスでは, 最大15%程度の地上部重の減少が見られたが, 根部乾物重は1a当り0.1~1l処理で他の供試シバと同様に増加した。
    4.コウライシバを用いて
    木酢液
    の耐寒性向上作用を調べたところ, 1a当り1~54処理で明らかに低温生育性は向上した。
    5.以上の結果から,
    木酢液
    はシバの生育及び耐寒性に良好な影響を与えることが認められたが, 今後は圃場試験により上記の作用を確認してみたい。
  • 北村 紀子, 小谷 明, 楠 文代
    分析化学
    2004年 53 巻 10 号 1097-1100
    発行日: 2004年
    公開日: 2004/12/24
    ジャーナル フリー
    A disposable voltammetric cell using three pencil leads as working, reference, and counter electrodes was developed for determining titratable acidity, i.e. the acid content in wood-vinegar. The materials of the pencil leads were graphite-reinforcement carbons (GRCs). The voltammetric detection of acids was based on the electrochemical reduction of quinone, 3,5-di-tert-butyl 1,2-benzoquinone (DBBQ), in an unbuffered solution. Acetic acid in an unbuffered ethanol-water (3 : 2, v/v) solution of DBBQ gave rise to a new peak (termed the prepeak) on a voltammogram at more positive potentials than that corresponding to the normal reduction peak of DBBQ. The prepeak current was found to be proportional to the acetic acid concentration from 0.05 to 2.7 mM with a correlation coefficient of 0.999. The cell-to-cell reproducibility for 1 mM acetic acid was evaluated with five individual disposable cells. The RSD of the prepeak current and potential were 2.0% and 1.5%, respectively. The titratable acidity in six wood-vinegar samples was determined by voltammetry using disposable cells, and was compared with that of the titratable acidity determined by the conventional potentiometric titration method. We then observed the results by both methods, and found a correlation coefficient of 0.999. As such, the voltammetry using disposable-cell required only two thousandth of the volume of a wood-vinegar sample for the titration method. The present method was superior to the potentiometric titration method in terms of facility, environment-friendly, and economy, and thus a sensor using the present cell would be useful for routine work in the quality control of wood-vinegar.
  • 副島 征史朗, 吉羽 雅和, 小田 英司
    日本土壌肥料学会講演要旨集
    1993年 39 巻
    発行日: 1993/03/25
    公開日: 2017/06/27
    会議録・要旨集 フリー
  • 渋谷 加代子, 松永 俊朗, 上沢 正志
    日本土壌肥料学会講演要旨集
    1993年 39 巻
    発行日: 1993/03/25
    公開日: 2017/06/27
    会議録・要旨集 フリー
  • 澁谷 栄, 山内 繁, 桐越 和子, 谷田貝 光克
    木材学会誌
    2014年 60 巻 5 号 261-268
    発行日: 2014/09/25
    公開日: 2014/10/02
    ジャーナル フリー
    木酢液
    類の用途拡大を目的として,悪臭原因物質の削減効果,言い換えれば消臭効果の実験を行い,化学的視点から考察した。本研究で用いたのはナラ,ウバメガシ,モウソウチクの製炭時に得られる3種類の
    木酢液
    類である。便宜上,順に黒炭
    木酢液
    ,白炭
    木酢液
    ,竹酢液と呼ぶ。消臭試験は,アンモニア,トリメチルアミン,硫化水素,メチルメルカプタン,アセトアルデヒドの5つの悪臭原因物質を対象として行った。塩基性物質であるアンモニア及びトリメチルアミンは,いずれの
    木酢液
    類によってもデシケータ中濃度が顕著に減少した。イオウ化合物である硫化水素とメチルメルカプタンについては,黒炭
    木酢液
    及び竹酢液では濃度減少はほとんど認められなかったが,白炭
    木酢液
    については24時間後に30%程度の削減効果が確認できた。また,すべての
    木酢液
    類から相当量のアセトアルデヒドが放散されていることが明らかになった。
  • 蒸留木酢液における構成成分の規則性と再現性の研究
    東野 孝明, 柴田 晃, 谷田貝 光克
    木材学会誌
    2005年 51 巻 3 号 180-188
    発行日: 2005年
    公開日: 2006/02/24
    ジャーナル フリー
    一般市場に流通している各種
    木酢液
    はその製造方法・原材料の種類により品質には大きなばらつきがある。一方, 市場においては安全性および有効性が保証された
    木酢液
    が求められており, それらを保証する公的製品規格が必要とされている。この品質規格における構成成分の定量規格がない現状をふまえて, 本研究では, 蒸留によって製造管理された
    木酢液
    の構成成分の規則性と再現性を調べた。そして蒸留による製造方法が
    木酢液
    構成成分の安定規格化の可能性を持ち, それにしたがって公的品質規格策定の可能性について検討した。研究対象は551検体の蒸留
    木酢液
    とした。蒸留
    木酢液
    を構成している成分の中から15成分を選び出し, 含有率を定量分析し規則性と再現性を調べた。その結果, 次のことが明らかとなった。1) 15成分中, 13成分の含有率の偏差は正規分布をしていた。2) 酢酸濃度の変化と成分含有率の変化には規則性がみられる。3) 酢酸濃度が高くなれば構成成分の含有率の偏差が小さくなる。4) 各成分の含有率の偏差が, 一般的に管理値の目安とされる±3σの範囲に, 15成分全てが収まっている検体が93.6%であった。又, 原料
    木酢液
    中の15成分についても分析をおこない, 蒸留
    木酢液
    と偏差を比較した。その結果, 蒸留
    木酢液
    の偏差は, 原料
    木酢液
    の約1/4になっていた。よって, 蒸留によって製造管理された蒸留
    木酢液
    は, 各構成成分の定量により公的品質規格が策定されうることが示唆された。
  • 福田 清春, 上村 卓史
    木材保存
    1995年 21 巻 5 号 236-238
    発行日: 1995/09/25
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
  • 齊藤 浩一, 田川 彰男, 飯本 光雄
    農業機械学会誌
    2003年 65 巻 Supplement 号 109-110
    発行日: 2003/04/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 古谷 修, 古川 智子, 小堤 恭平, 伊藤 稔
    日本土壌肥料学会講演要旨集
    2004年 50 巻 29
    発行日: 2004/09/14
    公開日: 2017/06/27
    会議録・要旨集 フリー
  • 佐々井 兼人, 中道 加奈子
    日本土壌肥料学会講演要旨集
    2004年 50 巻 28
    発行日: 2004/09/14
    公開日: 2017/06/27
    会議録・要旨集 フリー
  • 上原 巌, 田中 恵
    森林応用研究
    2016年 25 巻 2 号 1-3
    発行日: 2016/08/31
    公開日: 2021/07/07
    ジャーナル フリー

    キノコの廃培地から製造した

    木酢液
    の抗菌作用 キノコの人工栽培の際に生じる廃培地の処理は、キノコ農家にとって、大きな問題となっており、毎年膨大な量の廃培地が生じ、その対策や有効活用が模索されている。本研究では、その廃培地の製炭利用にあたり、その製炭化過程で発生する
    木酢液
    に着目をし、その抗菌試験をおこなった。抗菌の対象は、日常生活におけるありふれた菌として大腸菌と黄色ブドウ球菌を扱った。試験の結果、廃培地の
    木酢液
    には、ある程度の抗菌作用を持つことが認められ
    た。

  • 木村 和彦, 吉田 光二, 杉戸 智子, 山崎 愼一
    日本土壌肥料学会講演要旨集
    2003年 49 巻
    発行日: 2003/08/20
    公開日: 2017/06/27
    会議録・要旨集 フリー
  • 青山 正和, 周 宝庫, 齋藤 雅人, 山口 紀彦
    日本土壌肥料学会講演要旨集
    2003年 49 巻
    発行日: 2003/08/20
    公開日: 2017/06/27
    会議録・要旨集 フリー
  • 佐々井 兼人, 伊藤 悟士
    日本土壌肥料学会講演要旨集
    2003年 49 巻
    発行日: 2003/08/20
    公開日: 2017/06/27
    会議録・要旨集 フリー
  • 駒形 修, 本山 直樹
    環動昆
    2004年 15 巻 2 号 95-105
    発行日: 2004年
    公開日: 2005/12/16
    ジャーナル フリー
    木酢液
    は高濃度でもイエバエ, モモアカアブラムシに対しては殺虫活性を示さなかった. ホソヘリカメムシに対しても殺虫活性は見られず
    木酢液
    には化学殺虫剤のような効力はないものと推察された. イエバエに対する忌避効果を室内試験で検定したが, 忌避効果は
    木酢液
    の種類によっては処理直後には観察されたが, 短時間の風乾処理によってその効果は消失した.
    木酢液
    の1つを実験池に投与し, 水生生物に及ぼす影響を調査したが, ミジンコ, ユスリカ幼虫ともに相対密度に影響はなかった. 室内検定で求めた当該
    木酢液
    のヒメダカ, ウシガエルの幼生に対するLC50は各々0.27%と0.25%であり, これを酢酸濃度に換算し, 純粋酢酸のLC50値と比較すると,
    木酢液
    の方が若干毒性が高い傾向が見られたので, 酢酸以外の成分も少しは毒性に関与している可能性が推察された.
  • 駒形 修, 本山 直樹
    環動昆
    2004年 15 巻 4 号 231-238
    発行日: 2004年
    公開日: 2005/12/16
    ジャーナル フリー
    市販
    木酢液
    12種と自家製
    木酢液
    7種の各々の原液についてumu試験により変異原性を検定したが,
    木酢液
    の検定菌に対する抗菌活性のために評価ができなかった. そこで
    木酢液
    3種を選んで, 検定菌に対する影響を軽減するために1~106 ppmに希釈し同様に変異原性を検定した. 検定菌への影響は減少し, S-9 Mix処理条件下で陽性反応を示したが, 得られた吸光度は陽性対照と比較して低いレベルであり, 変異原性は確認できなかった. 一方, 数種
    木酢液
    をSep-pak tC18カラムを用いて部分的に抗菌物質を除去した後で同様の検定を行った場合は, 供試した
    木酢液
    全てがS-9 Mix処理によって明確な変異原性陽性反応を示した. 本研究で用いた部分精製方法は,
    木酢液
    のような混合成分からなる資材の変異原性を簡便に検定する方法として有用であると考えられる.
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