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クエリ検索: "森忠明"
12件中 1-12の結果を表示しています
  • ――寺山修司による受験雑誌『高3コース』の文芸欄――
    秋吉 大輔
    日本近代文学
    2020年 102 巻 55-70
    発行日: 2020/05/15
    公開日: 2021/05/15
    ジャーナル フリー

    六〇年代後半から寺山修司は月刊受験雑誌『高3コース』『高1コース』の文芸欄の選者を務める。文芸欄での活動は、寺山の創作源の一つでもあった。実際、文芸欄での経験をもとに詩論『戦後詩』(一九六五)が書かれ、文芸欄の投稿者たちによって天井桟敷公演『書を捨てよ町へ出よう』(一九六八)が生まれていく。本稿では、寺山の詩論=制作論を参考に、投稿者の作品空間において何が起こっているのかを内在的に分析する。投稿者たちが文芸欄で「書くこと」によって、自らの環境を相対化し実際に移動しながら、固有の領域を制作していたことを明らかにする。そして、そのような文芸欄の制作空間が、同時代の「町」とも地続きであることを示した。

  • 池田 由起, 倉橋 美彦, 中村 恒二, 森 忠明, 亀岡 俊則
    廃棄物学会論文誌
    2006年 17 巻 1 号 87-95
    発行日: 2006/01/31
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
    メタン発酵槽内の微生物濃度を高あるように設計, 運転されている養豚廃水の中温メタン発酵処理施設 (有効容量: 3, 100m3) で, HRT19日, VS容積負荷1.7kg/m3/日において, VS除去率は54%, バイオガス発生量は1日あたり3, 210m3, メタン含有率は76%で, 除去CODあたりのメタン生成量は0.50m3-CH4/kg-CODとなっている。除去VSあたりのメタン収率は0.866m3-CH4/kg-VSで, 他事例の1.18~1.30倍高くなっている。投入水中の有機物の擬似分子式はC12H21O5Nで, メタン発酵処理の結果とよく一致すると報告されている化学量論式によるメタン含有率推計値に対して実測値は1.19倍, 除去VSあたりのメタン収率は1.43倍に高まっている。以上の結果は, 中温メタン発酵処理において, 運転方法によって投入有機物あたりのメタン収率と有機物中炭素のメタンへの転換効率を向上させうることを示している。
  • 森 達摩, 崎元 道男, 森 忠明, 坂井 拓夫
    日本畜産学会報
    1997年 68 巻 10 号 940-947
    発行日: 1997/10/25
    公開日: 2008/03/10
    ジャーナル フリー
    鳥取県大山の黒ぼく土が養豚排水中の茶褐色々素を吸着する性質を持ち,排水の脱色用濾材として利用できることを見いだした.500gの黒ぼく土を詰めたカラムリアクターを用いて30日間の排水の脱色試験を行った結果,高い脱色効果(76.9%)が認められ,同時にCODの除去(69.8%)とリンの除去(84.7%)効果も認められた.
  • 森 忠明
    日本養豚学会誌
    2004年 41 巻 4 号 274-279
    発行日: 2004/12/25
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
  • 室山 勝彦, 太田 智久, 山出 和弘
    環境技術
    1994年 23 巻 10 号 621-629
    発行日: 1994/10/30
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
    豆腐製造工程で生じ, バイオマスセルロース成分を含む, おから懸濁液のメタン発酵を500mlの反応器を用いて反復回分操作によって行った。未処理のおから, 超音波を照射したおから, およびNaOHを加えて煮沸したおからの懸濁液を基質として用いて, おからの前処理のメタン生産効率への影響を検討した。
    超音波照射あるいはアルカリ煮沸による前処理は, おからに含まれる溶解性たんぱく成分の溶出を著しく促進した。超音波照射によるおからの前処理はメタン収率, COD除去率の向上にかなり有効であった。超音波処理おからでは, 理論メタン収率に対して最大93%の効率でメタン化が達成された。NaOHを加えての煮沸処理は, しかしながら, メタン生成効率の向上には役立たなかった。
    未処理のおからを用いるメタン発酵でCOD除去率を約90%以上に保つ条件で, 2.5g-COD・l-1・d-1までの基質負荷での操作が可能であった。未処理のおからでは, おからの理論メタン収率に対して最大85%の効率でのメタン化が達成された。
  • 福田 隆義
    文学と教育
    2003年 2003 巻 197 号 24-30
    発行日: 2003/07/15
    公開日: 2017/03/20
    ジャーナル フリー
  • *溝田 陽子, 千野 裕之, 四本 瑞世, 大島 義徳, 山本 縁
    廃棄物学会研究発表会講演論文集
    2008年 19 巻 B3-3
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/11/25
    会議録・要旨集 フリー
    メタン発酵における超高温可溶化処理に適した材料を簡便かつ迅速に評価する手法を検討したところ、小型ボトル試験で材料ごとの超高温可溶化処理の有効性が判別できることが示された。また、オカラとイナワラで、超高温可溶化処理がメタン発生量に及ぼす効果について調べたところ、易分解性のオカラでは超高温可溶化処理の有無に関わらずメタン発生量は同等であったが、難分解性のイナワラで超高温可溶化処理による水溶性有機物の増加にともないメタン発生量が増加し、材料により超高温可溶化処理の有効性が異なることがわかった。
  • 陳 昌淑, 田中 康男
    日本水処理生物学会誌
    2001年 37 巻 3 号 93-98
    発行日: 2001/09/15
    公開日: 2010/02/26
    ジャーナル フリー
    An innovative upflow sulfur filling up reactor was developed to remove nitrogen of swine wastewater after anaerobic treatment. This reactor consisted of a high DO upper layer filled with polyester unwoven cloth media and a low DO lower layer filled with sulfur pellet containing calcium (S0+CaCO3 pellet) . Anaerobically treated swine wastewater was supplied to the reactor from the middle layer. Overflow from the top of the reactor was partially recirculated to the bottom of the reactor, and the remainder was finally fed to a gravity settling tank. Removal efficiencies of NH4+-N and T-N were affected by the circulation ratio, and maximum removal (63% for NH4+-N, 42% for T-N) was observed at a circulation of 2. Accumulation of NO2--N was observed at a circulation ratio of more than2, but no accumulation of NO3--N was observed at any circulation ratio. Free ammonia concentration in influent and effluent was estimated to range from 4.9 to 100 mg/1 (average: 34.9 mg/l) . Free ammonia would inhibit oxidation of NO2--N. On the other hand, free nitrous acid was less than 0.2mg/l, and it was not inhibited oxidation of NO2--N.
    The effluent SO42--S concentration correlated with the decoloration rate (r=0.757), suggesting a relationship between sulfur oxidation and color removal.
  • ~生活習慣項目の項目分析結果を用いて~
    中野 貴博, 春日 晃章, 村瀬 智彦
    体育測定評価研究
    2010年 10 巻 41-49
    発行日: 2010年
    公開日: 2023/06/14
    ジャーナル フリー

    The purpose of this study was to examine the fluctuation in the ability to manage lifestyle in childhood using the item response theory. The subjects of this study were 2373 children who went to public primary school. The analysis items were 35 items, each related to lifestyle areas of food intake, exercise, rest (sleeping and awakening), and hygiene and safety. We applied a 2-parameter graded model and calculated the item difficulty and discrimination. Further, the ability value of each subject according to the lifestyle domain was calculated. We analyzed the fluctuation in the ability value on each lifestyle domain. As a result of the analysis, we obtained the following three suggestions. 1) Hygiene and rest habits are easy to deteriorate in childhood—consistent education is essential throughout childhood. 2) The boys have to be re-educated about food intake and safety habits in the upper grades of elementary school. 3) With respect to girls, the greatest problems in the lifestyle are those regarding their exercise habits. A drastic effort at improving their exercise habits is necessary. An effective suggestion to improve the lifestyle was obtained by examining the fluctuation in the ability to manage lifestyle during childhood using the item response theory.

  • 羽賀 清典
    廃棄物学会誌
    2008年 19 巻 6 号 257-263
    発行日: 2008/11/29
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
    家畜ふん尿は日本で最大量の廃棄物バイオマスであり, 堆肥化が主要な処理・利用法となっている。メタン発酵は家畜ふん尿から燃料 (バイオガス) と液肥 (消化液) の両方を生産する方法であり, 社会情勢の変化に応じて何回かの興亡を繰り返し, 研究蓄積も多いことから, 古くて新しい技術と呼ばれてきた。最近, 廃棄物バイオマスの資源循環が重要視され, 家畜ふん尿を含む有機性廃棄物からのバイオガス生産利用が見直され, 新たな実証的研究も多く行われている。消化液の液肥利用が重要だが, ヨーロッパの成功例と比較して, 北海道を除く日本の農家では, 消化液を液肥利用するのに十分な土地面積を持たないことが多い。そのため, 消化液を河川に放流する場合には, 汚水処理をしなければならない。
  • 亀岡 俊則, 崎元 道男, 因野 要一
    環境技術
    1987年 16 巻 12 号 811-816
    発行日: 1987/12/30
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
    魚粉製造工程から排出されるスティック・ウォーターのメタン発酵は固形物中の約80%が蛋白質であり, これに原因する微生物阻害と考えられるがガスの発生量は極めて少なかった.そこで, この高能率的メタン発酵法に関しての実験を行った.方法は, スティック・ウォーター廃液中からコロイド性の蛋白質を除去し, 発生ガスを硫酸液槽と酸化鉄槽に循環接触させ, ガス撹拌する方法を組み込んだ装置により, 中温発酵法の約23日間消化法によって行った.その結果, 廃液中の除蛋白効果は, 廃液を2倍に希釈し, その液量に対して100の酢酸を添加することによりコロイド性蛋白質は凝集し遠心分離法で除去できることが判った.この濾液を用いたメタン発酵は, 有機物負荷量1.8kg/m3・日で約0.62l/gVSの高いガス発生量が認められ, この消化液のBODは3740mg/lで, 除去率は91.2%であった.このことから, スティック・ウォーターの高蛋白質基質であっても微生物阻害物質の除去工程により高能率のメタン発酵が可能であった.
  • 和木 美代子, 石本 史子
    日本水処理生物学会誌
    2022年 58 巻 4 号 115-126
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/12/15
    ジャーナル フリー

    水質汚濁防止法の窒素規制に対応するために、養豚排水からの窒素除去技術の開発が求められている。しかし、養豚排水の組成は変動が大きく、農家毎に大きく異なることから、汚水の条件に応じた窒素除去手段を選択する必要がある。活性汚泥処理槽への流入水中の有機物/窒素比により、硝酸型硝化脱窒処理もしくは亜硝酸型硝化脱窒処理、アナモックス処理の選択をする必要があるが、特にこの比が低く従来の硝化脱窒処理で十分な窒素除去が行えない農家における対策が必要で、アナモックス処理技術の実用化が期待されている。養豚農家に設置されている様々な条件のフルスケールの活性汚泥処理施設において、アナモックス菌が自然集積している例が数多く報告されており、このような施設では、アナモックス菌は水温や流入水の濃度の変動等、環境条件の変化に適応しながら生息していると考えられている。また、そのような施設は簡易な制御を追加することで安定した窒素除去が可能であることが報告されている。本稿では、養豚排水の特徴とその窒素除去技術について、アナモックス処理を中心として概説する。

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