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クエリ検索: "横浜市立三ツ沢小学校"
4件中 1-4の結果を表示しています
  • (2)中学校における原子力教育プログラムの開発と実践
    *内ノ倉 真吾, 熊野 善介, 丹沢 哲郎, 萱野 貴広, 薮崎 正人, 西本 保宏, 井頭 麻衣子
    日本原子力学会 年会・大会予稿集
    2011年 2011f 巻 L41
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/10/19
    会議録・要旨集 フリー
    中学校における教育内容を定める『学習指導要領』は、平成20年に改訂され、平成24年度から全面実施されることになっている。今回の改訂の中において、例えば、理科では、放射線の性質を扱うことになるなど、原子力に関する内容の拡充が図られている。また、持続可能な社会の形成に向けた教育という方針が教科横断的に導入され、エネルギーや環境が重要なテーマの一つとなっている。その一方で、原子力に関する科学的な知識やそれに関連した社会的な状況を学習しうるプログラムが提供されているとは言えない。このような状況を踏まえ、原子力発電の廃棄物処理問題を事例として、中学校理科カリキュラムと関連付けたプログラムとe-learningを活用したプログラムを開発し、それを中学校の授業で実践し、生徒の認知的な側面や情意的な側面での効果を評価した。
  • ―小学校理科「物の溶け方」の単元を事例に―
    齊藤 徳明, 遠藤 寛, 和田 一郎
    理科教育学研究
    2020年 61 巻 2 号 263-275
    発行日: 2020/11/30
    公開日: 2020/11/26
    ジャーナル フリー

    本研究では,他者との学び合いにおいて鍵となる「アプロプリエーション」について,メタ認知の機能による認知・情意の相互関連の観点から,その実態を明らかにすることを目的とした。具体的には,メタ認知,認知,情意の関連を指摘するMcCombs(1988)の指摘,および,学習における目的や信念などのアプロプリエーションに寄与すると考えられる情意的要素をWigfield & Eccles(1992)が指摘する期待-価値理論により具体化し,アプロプリエーションにおける認知,期待,価値の相互関連について,小学校理科授業を事例的に検討した。事例的分析の結果から,小学校理科学習における期待と価値は,4つのパターンで分類されることが明らかとなった。また,理科学習において,子どもが認知,期待,価値の状態をメタ認知することによって,他者の考えを取り入れる動機が生まれ,アプロプリエーションが生起する実態が明らかとなった。一方,認知,および,期待と価値の相互関連が不十分な場合,適切なアプロプリエーションが生じないことが明らかとなった。

  • 佐野 綾音, 遠藤 寛, 岩本 俊, 和田 一郎
    理科教育学研究
    2021年 62 巻 2 号 431-443
    発行日: 2021/11/30
    公開日: 2021/11/30
    ジャーナル フリー

    最近の理科教育では,子どもの思考力や表現力の更なる育成を目指すことが重要課題の一つとなっている。子どもは,理科において多様な表象のモード(言葉や記号,表,グラフ,図など)を互いに関連付け,思考・表現しながら学習を進めている。本研究では,それらの表象のモード間の接続および変換過程について,その実態を明らかにすることを試みた。具体的には,上記の実態を捉えるためのモデルを提案するAirey & Linder(2009)の指摘を基に,小学校理科授業を事例に分析し,表象のモード間の接続が形成される実態を捉え,学習の中で表象のモードの接続および変換過程の質的変容を捉えた。事例的分析の結果から,小学校理科学習において表象のモード間の接続は5つのパターンに分類されることが明らかとなった。また,理科の学習過程おける表象のモードの接続と変換に関わる要因を明らかにした。

  • 酒井 菜々子, 大手 孝之, 栁沼 優作, 和田 一郎
    日本科学教育学会研究会研究報告
    2024年 38 巻 3 号 39-44
    発行日: 2024/03/09
    公開日: 2024/03/06
    研究報告書・技術報告書 フリー

    現行の学習指導要領では,問題解決の過程を通して既有のイメージや素朴な概念などを,より妥当性の高いものに更新していくことが求められている.以上を踏まえ,Wetzels et al.(2010)の指摘する前知識の活性化モデルを援用し,問題解決の過程を通じて子どもが既有知識を活用して新たな概念を作り上げていくプロセスを捉えていくことを目的とした.そこで,小学校第5学年「流れる水の働きと土地の変化」を事例に,考察の記述分析を行った.次に,子どもは他者との関わりの中で概念を構築していくことが考えられる.そこで,事例的分析Ⅱでは,Schmidt(1982)の指摘に基づき,新たな概念を作り上げていくプロセスを他者との相互作用を加味して捉えていくことを目的とし,小学校第4学年「ものの温度と体積」を事例に,分析を行った.

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