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クエリ検索: "水島一也"
126件中 1-20の結果を表示しています
  • 中出 哲
    保険学雑誌
    2023年 2023 巻 660 号 660_25-660_43
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2024/04/02
    ジャーナル フリー

    SDGsは,社会が進むべき方向を示したもので,その推進において保険制度や保険事業は重要な役割を担えるかが問われている。保険は,生活や産業の安定や発展において重要な役割を担ってきたことは,その歴史を見ても明らかで,技術革新や社会の発展においても能動的な役割を担ってきた。しかし,一般には,事故後の補償・保障の機能については十分に理解されていても,社会課題の解決において重要な機能を有する点については,十分には認識されていないかもしれない。SDGsが注目される現在,保険の意義を改めて認識する契機とならないか。保険業界や共済団体では,すでに SDGsを踏まえ,社会課題の解決に向けた種々の取組みを進めている。社会課題の解決に向けた保険の意義を改めて認識し,関係領域との協働などをすすめることによって,保険学の意義も高まるのではないか。

  • ―千倉書房,2006年1月,まえがき3+目次5+197頁―
    大城 裕二
    保険学雑誌
    2006年 2006 巻 595 号 595_157-595_160
    発行日: 2006/12/31
    公開日: 2011/10/15
    ジャーナル フリー
  • 江澤 雅彦
    生活協同組合研究
    2018年 510 巻 54-60
    発行日: 2018/07/05
    公開日: 2023/04/05
    ジャーナル フリー
  • 江澤 雅彦
    生活協同組合研究
    2017年 500 巻 5-12
    発行日: 2017/09/05
    公開日: 2023/04/05
    ジャーナル フリー
  • 上野 雄史
    日本年金学会誌
    2020年 39 巻 31-36
    発行日: 2020/04/01
    公開日: 2021/07/03
    ジャーナル オープンアクセス
  • -保険信用の史的展開を中心に-
    永井 治郎
    損害保険研究
    2014年 76 巻 3 号 103-133
    発行日: 2014/11/25
    公開日: 2019/07/21
    ジャーナル フリー

     この小論はイギリス名誉革命期より18世紀前半に至る火災保険近代化の歩みを辿るものである。そのとき保険をなによりも信用制度として把握し,その中核となる保険信用つまり保険金支払いに対する信認の変遷に焦点が絞られる。最初にThe Fire officeが土地保障に基づく信用の創設を行った後,The Friendly Society等が追徴金と預託金に基づく信用を形成するが,やがてその中心は追徴金から預託金へと移行する。そしてThe Sun Fire Officeでは常設基金が登場し,最終的に二大特許会社が資本金と前払確定保険料をもつに至って,保険信用の近代化は完成する。この歩みは同時に,それぞれの時期に保険を構成した人々の利害関係を反映している。これを大きく地主階層(OWNER)のものと商人階層(TRADER)のものとに分けると,前者には土地所有が,後者には商品流通に伴う抵当制度と手形流通が深く関わっていることが判る。近代保険はこれら2つの要素の統合の下に誕生したのである。

  • 林 晋
    保険学雑誌
    2012年 2012 巻 618 号 618_77-618_96
    発行日: 2012/09/30
    公開日: 2014/05/08
    ジャーナル フリー
    家計保険に関し,リスク認知が保険需要形成プロセスの出発点であると想定されるにもかかわらず,実際の保険需要はリスク認知から形成されるとは限らず,合理的思考と行動の脆弱性を併せ持つことが指摘されている。医療保障領域について,家計におけるリスク認知と生命保険需要形成プロセスをパス解析で検証した結果,生命保険需要は,合目的的,合理的には形成されておらず,ケガ・病気のリスク認知が高くてもリスク保障欲求としては死亡,老後等の保障準備を優先し,ケガ・病気の保障準備の必要性を感じない一方,リスク認知が高いほど生命保険の購入意向が強いことが確認できた。このことから,公的医療保険制度が完備しているため,ケガ・病気の保障準備の必然性が弱く,リスク認知からリスク保障欲求へのプロセスが未成熟であること,さらに生命保険需要が直接リスク認知に求められており,生命保険に公的医療保険制度を補完する役割が求められていることが明らかとなった。
  • -InsurTech時代の保険学-
    小川 浩昭
    生協総研レポート
    2019年 90 巻 37-48
    発行日: 2019年
    公開日: 2023/04/05
    ジャーナル フリー
  • ―九州大学出版会,2008年3月,はしがき4頁,目次3頁,本文304頁―
    大城 裕二
    保険学雑誌
    2008年 2008 巻 602 号 602_177-602_180
    発行日: 2008/09/30
    公開日: 2010/10/15
    ジャーナル フリー
  • 林 晋
    保険学雑誌
    2011年 2011 巻 614 号 614_21-614_40
    発行日: 2011/09/30
    公開日: 2013/03/22
    ジャーナル フリー
    リスク認知が保険需要形成プロセスの出発点であると想定されるにもかかわらず,実際の保険需要はかならずしもリスク認知から形成されるとは限らず,論理的,合理的,体系的思考と行動の脆弱性を併せ持つことが指摘されている。また,こうした特徴は,企業保険よりも家計保険において強く観察されると指摘されている。そこで本稿では,家計における生命保険需要形成プロセスの特徴を,伝統的な死亡保障領域におけるリスク認知と保険需要との関係をパス解析で実証的に検証した。
    その結果,生活者のリスク認知〜生命保険需要のプロセスは一元的でなく,次のような特徴があることが明らかになった。
    (1)生命保険需要の出発点がリスク認知に認められる場合でも,リスク保障ニーズを経由するタイプとそれを経由しないタイプの2通りがあり,それぞれに人口学的属性の特徴が異なる。
    (2)リスク認知が生命保険需要にまで至らずにリスク保障ニーズで留まるタイプがある。
  • ― 17世紀イングランドにおける近代保険生成の一齣 ―
    永井 治郎
    損害保険研究
    2019年 81 巻 1 号 87-111
    発行日: 2019/05/25
    公開日: 2021/03/28
    ジャーナル フリー
  • 田中 隆
    保険学雑誌
    2015年 2015 巻 631 号 631_155-631_173
    発行日: 2015/12/31
    公開日: 2016/11/26
    ジャーナル フリー
    本稿の目的は,生命保険が消費者から「贈り物」として表現される傾向について,Viviana Zelizer(1989)による特殊貨幣(special monies)の概念を援用した社会学的分析を中心に,考察を試みることである。
    本稿においては,金銭・貨幣で形成される死亡保険金が,消費者から「贈り物」とされてきた現象に対して,Zelizer の特殊貨幣の概念を援用することで,「贈り物」としての生命保険が,特殊貨幣的存在の位置にあることを説明する。
    そして,被保険者の「死」から生じるシンボル性と,贈与行為における象徴性に伴い,特殊貨幣的要素が形成されることで,消費者において生命保険が「贈り物」として成立することを指摘し,そして,この構図から,保険制度とその社会的な受容とのバランスが伴われていることを,明確にする。
    消費者から生命保険が「贈り物」とされてきた傾向に対して,本稿における分析は,生命保険を消費者に販売する際に,倫理的・理論的に有益な基盤を構築し得るものである。
  • ―平成19年度大会シンポジウム―
    藤田 楯彦
    保険学雑誌
    2008年 2008 巻 601 号 601_7-601_12
    発行日: 2008/06/30
    公開日: 2010/10/05
    ジャーナル フリー
    保険業の保険金未払い問題に関するシンポジウムの原則は,この問題が歴史的に繰り返され,世界の各地で類似事件が生じている可能性を念頭に置きながら,報告者が各自の立場から分析することである。とくに保険商品は前受け金によって成り立つ商品で価値循環が転倒している。この保険の特殊性を踏まえながら再発防止への取り組みや提案が必要になる。また,価値循環転倒商品ほど品質保証やコンプライアンスが重視され,このような産業では不祥事の有無とは無関係に,コンプライアンスを疑われること自体が経営危機を招きかねないので,保険業経営者の組織全体への目配りのできるガバナンスと顧客サービスの再吟味が必要である。
  • 永井 治郎
    損害保険研究
    2022年 84 巻 2 号 85-107
    発行日: 2022/08/25
    公開日: 2024/03/15
    ジャーナル フリー

    ニコラス・バーボンは,17世紀イングランドの優れた実業家であるとともに慧眼の経済思想家でもあった。本論稿は,実業家時代におけるバーボンの保険業・建築業の経験が,後日の経済思想形成に対していかなる影響を与えたのかを,究明するものである。この影響の究明は,3つの過程を辿ることによって行われる。①  保険業者バーボンによる「事故の不変の成り行き」の発見が,貿易差額論批判へと展開する過程②  保険業者バーボンによる「リスク同一性」の発見が,商品価値認識へと転化する過程③  建築業者バーボンによる「住宅商品市場の開発」が,需給的価値論を導入する過程さて上記過程を追究した結果,バーボンの実業経験はいずれも,後日の経済思想形成に大きな影響を及ぼしていることが確認された。一般的に経済思想家の研究は,文献を中心に展開されるが,バーボンの場合,これに実業体験を加味して,その人物像を形成する必要があるのではなかろうか。

  • 上野 雄史
    保険学雑誌
    2013年 2013 巻 620 号 620_301-620_320
    発行日: 2013/03/31
    公開日: 2014/09/17
    ジャーナル フリー
    マージンは『予期しえないリスクへの対応』と『将来の利益』という二つの性質を有する負債である。我が国におけるマージンは,危険準備金や異常危険準備金のような準備金だけでなく,責任準備金の計算過程においてもマージンを設け,予期しえないリスクに対応している。一方,国際的な基準設定では,保険負債を,将来キャッシュ・アウトフローの最適な予測値(最良推定負債)とマージンとに,明確に区分する方向で議論されている。国際的な基準に沿って,我が国の保険業において情報開示が行われることは,リスクに対応するマージンを明確化することを意味する。しかしながら,将来の予測はある一定の不確実性を有することは避けられず,さらに測定の対象が不確実性を取り扱う保険事象である以上,二重の不確実性が生じることになる。開示された数値が絶対的なものではなく,見積もりの限界を強く意識することが,情報の作成者側と読み手側の双方に求められる。
  • ―企業年金基金の健全性確保のための公的規制の概要―
    高崎 亨
    保険学雑誌
    2009年 2009 巻 604 号 604_125-604_143
    発行日: 2009/03/31
    公開日: 2011/09/07
    ジャーナル フリー
    本稿は,英国の企業年金政策の展開を概観する。具体的には年金受給権保護のための公的規制の考察を目的とし,わが国への示唆を得るものである。
    英国の企業年金制度も,わが国と同様に設立が任意である。ゆえに労使間の合意と責任によって成立しているが,あわせて国家による規制がなされている。このことは年金受託者による不適切な資産管理によって基金が破綻し,司法裁判所による事後救済だけでは年金制度の維持・受給者の利益保護に不十分であったという,歴史的経験に学んだことに由来する。
    本稿で採り上げた英国の規制は受託者責任を前提としており,企業年金基金の健全性確保のための事前介入を制度化している。わが国の企業年金政策の方向性として英国の制度は参考になるものと評価できる。
  • 大倉 真人
    保険学雑誌
    2015年 2015 巻 630 号 630_193-630_206
    発行日: 2015/09/30
    公開日: 2016/07/27
    ジャーナル フリー
    本論文では,「危険なくして保険なし」にかかる経済分析を,供給者サイドである自動車会社および保険会社の視点から実施する。具体的には,自動車と保険を同時に購入する(自動車の購入時に保険の購入も行う)消費者,自動車のみを購入する消費者,すでに自動車を保有していて保険のみを購入する消費者の3種類が登場する経済を想定した上で,2社の自動車会社および2社の保険会社における最適自動車価格および最適保険料水準についての分析を行う。
    そして分析の結果,保険市場における差別化の程度の低下が最適自動車価格を引き下げるかどうかについては一意的ではなく,留保価格とコストとの差分の大きさに依存すること,さらには両市場の関連性の存在が,差別化が低下したにも関わらず最適自動車価格を引き上げるという結論を出現させるための必要条件となっていることなどを明らかにする。
  • 生活リスクへの対応は死亡保障,老後保障,医療保障,介護保障で異なるか
    林 晋
    日本リスク研究学会誌
    2012年 22 巻 1 号 17-24
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/07/26
    ジャーナル フリー
    The following observations are made concerning household insurance. It is often assumed that risk perception is the starting-point of the insurance demand formation process. Nevertheless, it is not necessarily the case that the actual insurance demand is formed as a result of risk perception. It involves weaknesses arising from rational thought and behavior.
    In this paper, we used path analysis to empirically test the relationship between the formation of domestic life insurance demand and risk perception in the four separate categories of death security, old-age security, health security, and care security.
    As a result, the following features were revealed. In the case of old-age security and care security, risk perception can be recognized as the starting-point for insurance demand. In the case of death security and health security, however, this is not necessarily the case.
  • -有効競争の観点から-
    根本 篤司
    保険学雑誌
    2011年 2011 巻 613 号 613_169-613_186
    発行日: 2011/06/30
    公開日: 2013/04/17
    ジャーナル フリー
    有効競争は,市場における規模の経済性の追求を是認し,同時に市場競争によるメリットの享受を目的とした概念であり,市場の規制政策評価(有効競争レビュー)の理論的根拠を提供することで,いまなお用いられる。
    わが国の生命保険業においても規制政策評価は必要である。
    現在,生命保険会社は規制緩和を端緒とする競争環境に加えて,低調な金融環境へ対応するために金融収益依存型経営からの脱却・転換を図っている。こうした状況で生命保険会社の保険金不払い問題が生じた。
    生命保険市場における保険金不払い現象を,情報の格差からもたらされる生命保険会社の機会主義的行動と理解するとき,市場機構を介した効率的な資源配分は阻害され,また保険取引をめぐって,加入者・被保険者の保険料負担とリスク負担の公平性は損なわれる。
    望ましい市場成果に向けて,このような生命保険業の現代的問題を解決する必要があるが,規制政策評価としての有効競争の概念は,その一助となる。
    市場の効率性の追求と保険取引における公平性の保持が,今後の規制政策評価の内容に求められる。
  • 江澤 雅彦
    生活協同組合研究
    2015年 471 巻 5-9
    発行日: 2015/04/05
    公開日: 2023/04/05
    ジャーナル フリー
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