詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "甲状腺"
73,961件中 1-20の結果を表示しています
  • 上條 桂一
    日本内科学会雑誌
    1998年 87 巻 6 号 1053-1058
    発行日: 1998/06/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    内分泌障害による精神症状を1.感情・情動・気分の障害, 2.意欲・行動の障害, 3.知能の障害および4.その他に,神経症状を1.不随運動, 2.末梢神経障害, 3.脳梗塞および4.頭痛に,ミオパチーを1.近位筋の筋力低下, 2.周期性四肢麻痺, 3.筋痛, 4.痙攣・筋硬直および外眼筋障害にそれぞれ分類し,各内分泌疾患の示す特徴を概括した.内分泌疾患自体の変化と外的要因の関係を示す例として喫煙のBasedow病眼症への有意の影響を報告した.
  • 石突 吉持
    日本内科学会雑誌
    1990年 79 巻 7 号 922-926
    発行日: 1990/07/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    ヨード摂取量の多寡は
    甲状腺
    疾患の発症,病態に影響を及ぼす.日本人のヨード摂取量は年代,地方により異なり,近年1mg/日以下例が多い. 2mg/日以上のヨードを海藻類から毎日摂り,
    甲状腺異常を見る例が甲状腺
    疾患の5%内にある.ヨード誘発は機能低下症,ヨード
    甲状腺
    腫が多く,機能亢進症はまれであるが,共にヨード中止後軽快する一過性機能異常である.ヨードは慢性
    甲状腺
    炎の進展に関与すると同時に,バセドウ病の機能増悪をも来たし治癒率低下をもたらす.食事指導上,摂取ヨード量は10mg/日内の,間歇摂取が望ましく,ヨード含有薬使用にも注意を与えるべきである.
  • 高森 乙松, 結城 善之
    日本畜産学会報
    1957年 28 巻 1 号 28-35
    発行日: 1957/04/30
    公開日: 2011/01/25
    ジャーナル フリー
    本邦において家畜の
    甲状腺
    地帯である長野県長野, 上田屠場から得た成豚,生後1-3ヵ月の仔山羊, 成山羊, 緬羊
    甲状腺
    と, 非
    甲状腺
    腫地帯である富山県高岡屠場から得た同種家畜
    甲状腺の乾燥甲状腺
    1g当りのヨード含量をLEITCH&HENDERSONの方法によつて分析し, つぎの結果を得た。
    1豚 (去勢牡)
    甲状腺
    のヨード含量: 非
    甲状腺
    腫地帯のものはm=1.96±0.219mgで,
    甲状腺
    腫地帯のもののうち, 正常組織像を認めるものはm=1.47±0.202mg, 病的組織像を認めるものはm=1.18±0.284mgを含み, これら3群の平均値において, 非
    甲状腺腫地帯の正常甲状腺と甲状腺
    腫地帯の病的組織像を認める両群間に有意差 (P:0.05~0.02) を認めた。
    2 仔山羊
    甲状腺
    のヨード含量: 非
    甲状腺腫地帯の牡の甲状腺
    はm=1.79±0.108mgで,
    甲状腺腫地帯の正常組織像を認める牡の甲状腺
    腺はm=1.22±0.246mg, 間性のものはm=1.68±0.405mg, 病的組織像を認める牡のものはm=0.84±0.222mgを含む。正常組織像を認める非
    甲状腺
    腫地帯のものと
    甲状腺腫地帯の牡の甲状腺
    の平均値の間には有意差 (P:0.05~0.02) を認め, また前者と, 後者の病的組織像を認める
    甲状腺
    の両群の平均値の間には顕著な有意差 (P<0.001) を認めた。
    3成山羊
    甲状腺
    のヨード含量: 非
    甲状腺
    腫地帯の正常組織像を認める牝はm=2.43±0.084mgで,
    甲状腺
    腫地帯の正常組織像を認める牝牡, 各1例は1.92~1.99mgを含み, 正常に近い組織像を認める1例の間性は1.45mgを含有する。
    4緬羊
    甲状腺
    のヨード含量: 非
    甲状腺腫地帯の牡の甲状腺
    はm=1.80±0.085mgで,
    甲状腺
    腫地帯の正常組織像を認める牝はm=1.30±0.447mg, 牡はm=1.12±0.203mg, 膠性
    甲状腺
    腫像を認める牡1例は0.36mgを含む。両地帯の正常組織像を認める3群の平均値の間に有意差を認められなかつた。
  • 小野田 一男, 坪井 圭之助, 浜中 雄二, 於勢 伝三, 竹村 久康
    医療
    1975年 29 巻 10 号 1000-1005
    発行日: 1975/10/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    的場の方法により,
    甲状腺
    リンホグラフィーを18例の
    甲状腺
    腫に行つた. 結節をさけて
    甲状腺
    両葉にLipiodol ultra-fluidを2ml宛注入し, 2, 24, 48時間後に頸部の各方向レ線撮影を行い, 手術所見と比較検討した. 良性腺腫では, 周囲の正常
    甲状腺
    がきれいな網目状に造影されている中に境界明瞭な円形の陰影欠損として認められ, 所属リンパ節も造影される. 10例の腺腫のうち7例は存在部位, 結節数, 質的診断が一致した.
    甲状腺
    癌では, 辺縁不規則な陰影欠損の中が模糊とした汚い感じに造影され, 所属リンパ節は造影されにくい. 7例の
    甲状腺
    癌のうち5例, 診断が的中した.
    本法は簡便で副作用が少なく,
    甲状腺
    腫瘍の有力な検査法であることを紹介する.
  • 樋口 公明
    医療
    1985年 39 巻 2 号 115-121
    発行日: 1985/02/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    甲状腺
    の結節病巣の肉眼像所見は外科医にとり, 術中組織型の判定のみならず, 肉眼型により転移状況に差があり, 術式の選定からも更に関心と理解が持たるべきである. しかしこれに関する文献は乏しく, 特にまだ可動制限の無い時期の悪性病巣(T1-3)と良性との相違を明記したものをほとんどみない. 著者は自験の径1cm以上の457結節性病巣を資料に, T1-3相当例を主眼にこの比較を試みてきた. 識別を容易にするため症例数が多く, また比較的鑑別しやすいコロイド腺腫を腺腫様結節として腺腫と区別し, また肉眼型を嚢胞性, 充実型を被膜の有無, 更に無数多発などにより6型に大別した. T1-3の悪性例には従来の知識に比べ充実性被胞型例が多いが, 疾患毎に各型に分布差があり, 各型につき更に観察すると疾患毎の相違が充分伺われる. 肉眼像の表現には感覚的要素が多く, 今後更に改善に努めたいが, 今日までにまとめたところを報告する.
  • 松本 俊一, 山田 正信
    日本老年医学会雑誌
    2022年 59 巻 2 号 147-157
    発行日: 2022/04/25
    公開日: 2022/06/02
    ジャーナル フリー

    甲状腺は甲状腺
    ホルモン(TH)を分泌し,体内の蛋白,脂質,糖代謝それぞれの分解と合成といった,相反する代謝に作用し生体の恒常性を維持している重要な臓器である.
    甲状腺
    疾患には大きく「
    甲状腺
    機能異常」と「
    甲状腺
    腫瘍」がある.また高齢者ではポリファーマシーとなることも多いため「薬剤性
    甲状腺
    障害」も考慮する必要がある.近年,
    甲状腺
    疾患領域は新しい治療方針や取り扱い方法なども増え日々進歩している.

  • 杉本 英彰, 長江 将輝, 細井 邦彦, 外村 仁, 三上 靖夫, 久保 俊一
    中部日本整形外科災害外科学会雑誌
    2015年 58 巻 5 号 943-944
    発行日: 2015/09/01
    公開日: 2015/12/18
    ジャーナル 認証あり
  • 金子 昌幸, 小林 光道, 菊池 文利
    歯科放射線
    1986年 26 巻 1 号 31-41
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/09/05
    ジャーナル フリー
    A case of double cancer observed in the parathyroid gland and thyroid gland is presented which caused hyperparathyroidism and hypothyroidism.
    The patient was a 66-year-old woman admitted to the Department of Dental Radiology, Higashi Nippon Gakuen University Dental Hospital, with the chief complaint of frequently occurred pathological bone fractures. Noteworthy events were not seen either in the family history or in the patient's past history. Physical and laboratory examinations revealed that the symptoms were attributed to hyperparathyroidism.
    The panoramic radiograms obtained to detect the osseous changes in the maxillofacial regions showed a cotton-wool appearance in the maxilla and a lace-like appearance in the mandible. The conventional radiograms taken on the first admission to examine the whole body skeleton demonstrated a remarkable cotton-wool appearance in the skull, polycystic lesions in the humeri and femurs, and many other osseous changes in the whole body skeleton.
    The spot scan bone scintigrams obtained with 99mTc-MDP showed unusual accumulations in the skull, maxilla, humeri, costae, scapulae, femurs, pelves, thoracic and lumber vertebrae, corresponding to the radiographic findings. The whole body scan bone images displayed many other abnormal accumulations in the whole body skeleton.
    The thyroid scintigram obtained with Na123I revealed an extremely decreased accumulation in the thyroid gland and a well defined ovoid shaped cystic lesion in the left thyroid lobe. The thyroid 123I uptake (24 hours) was 3.4%.
    Histological examinations revealed a parathyroid cancer combined with a thyroid cancer.
  • 牧内 正夫
    医療
    1987年 41 巻 9 号 765-771
    発行日: 1987/09/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    バセドウ病や単純性
    甲状腺
    腫(地方病性)の外科治療を中心に展開してきた
    甲状腺
    の外科は, 科学の進歩に伴つて大きく転換し, 今日, 世界的にみて,
    甲状腺
    機能を対象とする外科は斜陽の立場にあり, 腫瘍とくに癌の外科が主流となつている.
    最近の我が国における
    甲状腺
    外科は, 毎年開催される
    甲状腺
    外科検討会を中心に発展を続けている. この会で討議された主題も, 世界の流れと同様に癌が主であるが, バセドウ病の外科も, 数は少ないが2回ある. これは欧米と異なり, 我が国の手術成績が他の治療法より優れていること, 治療期間が短いことなどの利点があるためである.
    急性化膿性
    甲状腺
    炎はまれで, 感染ルートは長い間不明であつたが, 最近, 下咽頭梨状窩瘻の存在が話題になつており, 紹介した.
    甲状腺
    癌は, 組織型によつて, 生物学的性格が著しく異なるために, 治療方針の決定にはきめの細かい配慮が必要である. 発育の緩徐な分化癌, 極めて悪性度の高い未分化癌, カルシトニン分泌, 家族発生など特異な臨床像を示す髄様癌など, 癌に関する話題は数多く, 豊富である. この中から, 未分化癌の未分化化(anaplastic transformation), 転移性
    甲状腺
    腫, および微小癌をとり上げて現状を紹介した.
  • 亀田 芙子
    Archivum histologicum japonicum
    1972年 34 巻 4 号 375-391
    発行日: 1972年
    公開日: 2009/02/20
    ジャーナル フリー
    イヌの上行大動脈の周辺の脂肪組織中に存在する副
    甲状腺
    を光線および電子顕微鏡で観察した.
    1. 45頭のうち29頭は1個ないし数個の副
    甲状腺
    を持っていた. もっとも多い例では6個の副
    甲状腺
    が観察された. それらは一般に卵形をしており, 長径は1∼2mmであった.
    2. 26個の副
    甲状腺
    を連続切片にし, 旁濾胞細胞を特異的に染める渡銀, プソイドイソチアニン, 鉛ヘマトキシリンによる染色法によってしらべたが, 旁濾胞細胞は全く認められなかった. その他の点では, 副
    甲状腺の光線および電顕レベルの構造は甲状腺
    のそれと同じであった.
    3. 脳下垂体除去および抗
    甲状腺剤投与における副甲状腺
    濾胞細胞の反応は,
    甲状腺
    濾胞細胞の反応と同じであった.
    4.
    甲状腺
    除去後, 副
    甲状腺
    は著しい機能の昂進を呈した. その形態学的変化は抗
    甲状腺
    剤投与後の変化と似ているが, 細胞増殖をほとんど示さなかった.
    5. 実験的に高カルシウム血が誘発されたイヌでは, 副
    甲状腺
    は何の変化も示さなかった.
    6. これらの観察は濾胞細胞と旁濾胞細胞が全く別系統の細胞であり, 副
    甲状腺は鰓後体が甲状腺
    に混入する以前に
    甲状腺
    から分離することを暗示している.
  • 増田 正孝, 吉住 孝之, 皆川 博美, 松坂 俊光, 池尻 泰二, 菊池 昌弘
    医療
    1979年 33 巻 12 号 1178-1183
    発行日: 1979/12/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    1963年から1978年までに国立福岡中央病院で外科療法を行つた
    甲状腺
    癌100例について, 術前診断, 遠隔成績と術後療法の検討を行つた.術前診断では,
    甲状腺
    癌の31%が良性結節性
    甲状腺
    腫とされ, 14%が側頸部腫瘍であつた. 術前診断適中率は55%であつた. 遠隔成績では, 組織型が乳頭腺癌か濾胞腺癌で進行度がIかIIの症例の予後は極めて良好であつたが, 未分化癌や乳頭腺癌の進行度IVの症例は極めて悪かつた. 年令因子と死亡症例の検討から, 高令者になるほど他病死例が多く, また未分化癌や悪性リンパ腫がみられ, 進行度皿IVの症例が多く, 男性の死亡率が高い. 術後療法の検討では, 術後照射や化学療法の効果が遠隔成績と相関しなかつた.
  • 立野 育郎, 多田 明, 長束 秀一, 高仲 強
    医療
    1987年 41 巻 2 号 141-146
    発行日: 1987/02/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    局所進展, 再発, 遠隔転移を示す未分化癌を除く進行
    甲状腺
    分化癌82例に対して, 131I大量投与治療, 外照射などの放射線療法を含む集学的治療を行つた. その10年生存率は, 初発例で85.1%, 再発例で60.0%であり, 長期生存がみとめられた. 進行
    甲状腺
    癌でも, 可能なものは局所の手術が第1手段であるが, 131I大量投与治療は副作用もなく, 病巣に1311摂取がある限り, 反復して行える効果的な制癌療法であり, 投与された131Iの総量は300mCi以内であつた. 外照射は, 残存腫瘍の縮小や神経圧迫症状の改善に有効な症例を経験した.
    甲状腺
    ホルモンの投与によるTSHの抑制も, 残存癌, 転移症例に対する支持療法として, またreplacement therapyとしても有用であつた. 分化癌の未分化癌転移についても, 症例を呈示して留意すべきことを述べた.
  • 七條 小次郎
    日本内分泌学会雑誌
    1953年 29 巻 7-8 号 155-188
    発行日: 1953/11/20
    公開日: 2012/09/24
    ジャーナル フリー
  • 牧内 正夫, 堀 利雄, 井之川 孝一, 岩浅 武彦, 久米田 茂喜, 伊津 野格, 山下 幸作
    医療
    1986年 40 巻 5 号 394-399
    発行日: 1986/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    甲状腺
    分化癌の進行例は, たとえ血行転移を伴う場合でも, 積極的に頸部から完全に病巣を切除している. これは, 血行転移を伴う例にも長期生存があり, 直接死因が頸部の腫瘤による気道の圧迫, 閉塞, 大出血によることが多いからである. また,
    甲状腺
    全摘後には遠隔転移に131I集積が認められることがあり, この場合は131I治療が適応になる.
    著者らは,
    甲状腺
    濾胞癌の血行転移に対する131I治療で長期の生存を多く経験している. 最近濾胞癌の胸椎転移例で, 治療後7年目に未分化癌の再発で死亡した症例を経験した. その原因については種々考えられるが, この点は131I治療の合併症として常に念頭におかねばならない事実である.
    また, 濾胞癌で131I集積を欠く胸椎転移例で, 外照射を試みたところ, 下半身麻痺が消失した. 分化癌は放射線感受性が低いといわれるが, 試みてよい治療手段と考えられるので, 併せて報告した.
  • 甲状腺機能ノ正常溶血素, 溶血性補體正常菌凝集素ニ及ボス影響ニ就テ
    小倉 勇雄
    日本微生物學會雜誌
    1927年 21 巻 2 号 441-458
    発行日: 1927/02/01
    公開日: 2010/01/22
    ジャーナル フリー
    1,
    甲状腺
    摘出ハ正常溶血素ヲ明ニ減弱セシム.而シテ個體ニヨリ復舊スル迄ノ期間ハ種々ナリ.
    1,
    甲状腺摘出ニヨル正常溶血素ノ減弱ハ甲状腺
    物質試食ニヨリ略々之レヲ防グヲ得.
    1, 單ニ
    甲状腺
    物質ヲ試食セシムルノミニテハ正常溶血素ハ影響ヲ受ケズ.
    1,
    甲状腺
    機能ハ溶血性補體量ニ影響セズ.
    1,
    甲状腺
    摘出ハ正常菌凝集素ヲシテ明ニ減弱セシム.而シテ其正常ニ復スル迄ノ期間ハ個體ニヨリテ一定セズ.
    1,
    甲状腺摘出ニヨル正常菌凝集素ノ減弱ハ甲状腺
    物質ヲ試食セシムル事ニヨリ略々防グ事ヲ得.
    1, 單ニ
    甲状腺
    物質ヲ試食セシムルノミニテハ正常菌凝集素ハ何等ノ影響ヲ受クルコトナシ.
  • 北川 亘, 清水 一雄, 赤須 東樹, 田中 茂夫
    Journal of Nippon Medical School
    2003年 70 巻 1 号 57-61
    発行日: 2003年
    公開日: 2003/02/24
    ジャーナル フリー
    Thyroid disease is comparatively prevalent, and it is important to perform careful palpation of the anterior neck when patients are first examined. In this paper, the latest data on and clinical characteristics of the epidemiology of thyroid carcinoma are described.According to Japanese cancer statistics, in 1996, the number of cases of thyroid carcinoma was 1,390 men and 5,437 women. The female to male ratio was 3.91: 1. The crude rate of thyroid carcinoma per 100,000 population was 2.3 men and 8.5 women. The age-adjusted incidence rate showed a gradual increase with age, and the peak of the age-adjusted incidence rate was over 80 years old among men, and from 70 to 80 years old among women.According to the Japanese Thyroid Cancer Registration Committee, from 1977 to 1999, papillary thyroid carcinoma accounted for more than 85% (30,256) of thyroid carcinomas among 35,312 patients. Medullary thyroid carcinoma (1.4%) and anaplastic thyroid carcinoma (1.6%) were rare. The female to male ratio of thyroid carcinoma was 6.1: 1. Registration was made in accordance with the general rules issued by the Japanese Society of Thyroid Surgery. According to the vital statistics, mortality related to thyroid carcinoma among all cancer-related deaths was 0.23% among men (411) and 0.76% among women (887) in 2000. The female to male ratio of mortality was 2.16: 1. The peak of mortality was from 70 to 80 years old among men, and from 80 to 90 years old among women.Most patients with differentiated thyroid carcinoma had a low mortality rate, but anaplastic carcinoma had a poor prognosis. Lung and bone were the main distant metastatic sites, and respiratory insufficiency was the most common specific fatal condition.
  • 高松 脩, 浅井 伴衛, 正来 恭定, 渡辺 騏七郎
    医療
    1977年 31 巻 11 号 1275-1278
    発行日: 1977/11/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    当院外科における最近5年9ヵ月間のバセドウ病手術症例36例のうち6ヵ月以上経過を観察した32例について検討した.
    (1)男性13例(平均29才), 女子19例(平均23才)で最年少は14才女子, 最高53才男子であつた.
    (2)手術に至つた理由は治療期間の短縮が21例と多く, 次いで妊娠希望が5例を占めた.
    (3)全例に
    甲状腺亜全剔切除を行い残存甲状腺
    重量は両側に各3~5gとした.
    (4)手術時間は平均1時間32分, 出血量は平均267mlであつた. 麻酔は全麻で行われ, Neuroleptanalgesiaが23例と多かつた. 切除
    甲状腺
    は平均72gで, 4例に濾胞状腺腫, 1例に乳頭状癌の合併をみた.
    (5)一過性副
    甲状腺
    機能低下と術後反応を1例みているほかは合併症はなかつた.
    (6)1年以上経過した30例の術後成績は28例93.3%治癒の好成績をえている.
  • (II) 副甲状腺ホルモンのRadioimmunoassayに就て
    藤田 拓男, 折茂 肇
    日本内分泌学会雑誌
    1970年 46 巻 1 号 73-78,10
    発行日: 1970/04/20
    公開日: 2012/09/24
    ジャーナル フリー
    甲状腺
    ホルモンのRadioimmunoassayを行うため牛副
    甲状腺
    ホルモンでモルモットに抗体を作製し, 抗モルモットガンマグロブリン家兎血清を用いた2抗体法及びQuso G32を用うる抗原と抗原抗体複合物の分離法によつて人及びラット血清副
    甲状腺
    ホルモンの測定を行つた.正常人血清副
    甲状腺
    ホルモンは測定不能のものもあつて尿毒症による続発性副
    甲状腺
    機能亢進症患者の血清を標準として1000μEq/mlとした場合60μE0/ml以下であり, 特発性及び術後副
    甲状腺
    機能低下症では全例測定不能, 原発性副
    甲状腺
    機能亢進症, 偽性副
    甲状腺機能低下症及び尿毒症による続発性副甲状腺
    機能亢進症ではいつれも高値を示した.ラットでは
    甲状腺副甲状腺摘除後血中副甲状腺
    ホルモンは測定不能であつたが, 腎摘後48時間では高値を示した.
  • 石川 満子, 土居 忠文, 三谷 哲也, 西田 政明, 武田 京子, 杉浦 哲朗
    超音波検査技術
    2000年 25 巻 3 号 194-197
    発行日: 2000/06/01
    公開日: 2007/11/03
    ジャーナル フリー
  • 新実 光朗, 安藤 通泰, 加賀 薫, 長谷川 みち代, 田中 稔, 上田 修
    医療
    1981年 35 巻 8 号 726-732
    発行日: 1981/08/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    甲状腺
    疾患において, ラジオイムノアセイによる血中の遊離サイロキシン(free T4)及びサイロキシン結合グロブリン(TBG)濃度を測定し, 正常者及び妊婦の場合と比較して, その臨床的意義を検討した. Free T4濃度はT3-摂取率と総T4濃度から求めたFTIと極めてよい相関(r=0.96)を示し, 血中結合蛋白の影響によらず, 臨床的な
    甲状腺
    機能状態をよく反映するものであり, とくに妊娠時の
    甲状腺
    機能の評価には有用なものであつた. Free T4濃度の測定のみで
    甲状腺
    機能亢進症の経過観察を行うことも可能なものと考えられた. 血中TBG濃度は直接に
    甲状腺
    機能状態をみるものではなかつたが, 他の
    甲状腺
    機能検査を解釈する上で有用なものであつた. T4/TBG比は
    甲状腺
    機能状態を反映する一つの指標と考えられたが, 一部にoverlapも認められ,
    甲状腺
    機能状態の指標となる検査としてはfree T4の方がすぐれていた. Free T4, TBGともに
    甲状腺
    疾患の診断のために有用なものと思われた.
feedback
Top