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クエリ検索: "看護計画"
2,278件中 1-20の結果を表示しています
  • 和田 恵美, 加納 千華, 林 博美
    日本農村医学会学術総会抄録集
    2005年 54 巻 1M01
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/11/22
    会議録・要旨集 フリー
    患者参画型
    看護計画
    とは、患者が自分の健康問題や治療・ケアに関する情報を正しく理解し、自己決定を行ないながら、健康回復のための計画を看護師とともに立案し共有していくことと考える。そのために当院では
    看護計画
    の共有化を目指して、ケア説明用紙の作成を行なった。しかし、ケア説明用紙は各部署で作成されたもので項目にばらつきがあり、
    看護計画
    とケア説明用紙の内容にもずれがあり浸透しないのが現状であった。この原因を追求し検討した結果、患者に分かりやすく表現された
    看護計画
    でない事が挙げられた。そこで病院独自の
    看護計画
    (以下海南
    看護計画
    )を開発することになったので、ここにその経過を発表する。
    1方法
    1)看護診断についてのアンケート調査
    2)看護支援システム使用上の問題点についてのアンケート調査
    3)
    看護計画
    の比較検討(図1)
    4)看護診断勉強会
    5)各部署師長・主任・記録委員と話し合い
    6)海南
    看護計画
    (案)作成
    2経過
    1)2)のアンケート調査をもとに標準
    看護計画
    と看護診断・海南
    看護計画
    の比較・検討をマトリックス化し、それぞれの視点から利点と欠点を抽出し欠点に対しては改善案を考えた。その結果海南
    看護計画
    を作成することに至った。
    3今後の方針
    1)海南
    看護計画
    (案)の見直し
    2)システム化
    3)海南
    看護計画
    (案)説明会
    4)プレテスト・修正
    5)完全導入の開始
  • 冨田 純代, 島本 加代子, 初崎 和美
    日本農村医学会学術総会抄録集
    2005年 54 巻 1M03
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/11/22
    会議録・要旨集 フリー
    〈緒言〉今日の医療において、インフォームドコンセントの医療を推進することは重要な柱の一つである。患者は、自分にどのような医療・看護が提供されているかわからない不安の中で、満足した入院生活を送ることは出来ない。その中で看護師の果す役割は重要と考え、不安軽減の一方法として
    看護計画
    の開示が必要であると考えた。
     当院では平成15年3月より入院患者へ平成16年4月より一部の外来患者に
    看護計画
    の開示を実施している。平成16年度は昨年度の結果を元に、患者が参画できる開示を目標に取り組んだ。今回は、看護師に焦点を絞り、
    看護計画
    開示マニュアル、アンケート項目の検討及び、アンケート結果を分析したのでここに報告する。
    〈方法〉昨年度のアンケート結果より、
    看護計画
    開示は実施できているが、患者の意見を取り入れた
    看護計画
    立案を行なえていないことがわかった。患者参画型の
    看護計画
    を充実させる為に、看護師の
    看護計画
    開示に対する目的意識を高めることが必要と考え、
    看護計画
    マニュアルの修正、アンケートの内容変更を行なった。入院患者に対して「看護師が
    看護計画
    を一緒に立案したか」など10項目、看護師に対して「
    看護計画
    を患者と話し合いながら立案しているか」など11項目について、
    看護計画
    開示の現状把握を目的に、平成16年7月、平成17年2月にアンケートを行なった。
    〈結果〉看護師のアンケート結果より、平成15年9月76.8%,平成17年2月96.5%(外来を除く)が,開示を行っていると答えた。「患者と話し合いながらできましたか」の問いに対して「はい」は、平成15年9月39.6%,平成16年7月59.2%、平成17年2月66.7%であった。「
    看護計画
    を開示することで受け持ちとしての意識は高まりましたか」の問いに対して「はい」は、平成17年2月92%であった。患者へのアンケート結果より「看護師は看護目標・計画を一緒に立てましたか」の問いに「はい」は、平成16年7月38.6%、平成17年2月37.2%、「
    看護計画
    というものを御理解いただけましたか?」の問いに対して「はい」は、平成16年7月75.7%、平成17年2月66.3%であった。
    〈考察〉看護師は
    看護計画
    を開示する事で受持ち看護師としての自覚を持ち、患者の意見を取り入れた
    看護計画
    が立案できた。しかし、患者は
    看護計画
    の内容については理解されているが、
    看護計画
    立案に参画したという意識が薄いのが現状であった。理由として、初回の
    看護計画
    開示の方法が具体的に提示されていない。次に患者が自分の受ける看護について意見を述べる時間が不十分であると考える。現状は、電子カルテを持参し、個室で情報収集を実施している。今後はより徹底を図り、得た情報を患者とともにアセスメントし、
    看護計画
    の立案、修正、評価を継続できるよう検討していきたい。
  • 由井 美紀, 柳沢 恵美, 花里 枝美, 嶋田 千代子
    日本農村医学会学術総会抄録集
    2005年 54 巻 1M04
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/11/22
    会議録・要旨集 フリー
    私達看護師は、患者様の入院中の
    看護計画
    を立て、それを基に看護を行なっている。現在、看護師が患者様の問題となっているであろう事に対し計画を立てているが、的確な問題があがっているのか、個人に合った計画が立てられているのかという不安や疑問を抱えながら仕事をしている。
     看護師は、
    看護計画
    を患者様に見せるものではないと考えており、看護師だけで
    看護計画
    を立案していた。そのため患者様も看護師が
    看護計画
    を立てていることを知らず、患者様の
    看護計画
    でありながら、患者様が参加できていない現状であった。このような現状を問題とし、患者様と一緒に
    看護計画
    を立案するため以下のようなシステムを導入した。
     患者様入院時、プライマリーナース・アソシエイトナースが
    看護計画
    を患者様と一緒に立案し、看護ケアの内容に患者様の希望を取り入れ、患者様と看護師の双方の同意の上で看護を行なうため、患者様に説明し同意を得るようにした。また、病状により計画立案に参加できない患者様については、家族の方と一緒に
    看護計画
    を立案した。
     その結果、自分自身の
    看護計画
    を知っている患者様が増え、看護師に自分の悩みなどが良く伝えられる、詳しく説明してもらえるなどの意見も聞く事ができ、患者様に安心感を感じてもらえることができた。また、看護師も
    看護計画
    の評価を行ない、内容をきちんと記録に記載できるようになり、継続的な看護へと結びつける事ができた。
      システム導入時は、患者様と一緒に立案することがどういうものか実感できず戸惑いの方がはるかに大きかった。そこで私達は、
    看護計画
    の立案方法を統一し、患者様と共に
    看護計画
    を立案する意識を持つために、看護師自身の勉強会も実施した。その結果、患者様と相談するなかで患者様の希望を確認しながらケア内容を
    看護計画
    に取り入れることができ、患者様の満足度にもつなげる事ができた。患者様に参加してもらうことで、患者様を中心に行なう看護の大切さを改めて実感した。
     患者様との
    看護計画
    立案は導入し始めたばかりのため、患者様への定着が現時点では薄く、説明同意のサインをもらっていても覚えていない患者様もいた。また、家族の面会が少ない場合は、いつまでも計画の同意を得られない場合もあり、今後の課題として残っている。しかし、取り組み前に行なった調査では、患者様と一緒に
    看護計画
    を立てる前から患者様の満足度は自分たちが思っていたよりも高いことがわかった。今後もこのシステムを継続して取り組んでいくことで、更に患者様ひとりひとりに合わせた満足度と質の高い看護を提供していけるよう努力していきたい。
  • 受け持ち看護師としての自覚についての意識調査
    菊地 玲奈, 梅村 容子
    日本農村医学会学術総会抄録集
    2005年 54 巻 1M02
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/11/22
    会議録・要旨集 フリー
    (はじめに)
    看護計画
    開示は看護におけるインフォームド・コンセントであり、計画を共有することは、患者・家族が現状を受け止め、医療に参画し医療者との信頼関係を築く有効な1つの手段とされている。しかし、当病棟では
    看護計画
    立案・修正・評価を患者と共に行なうことはなく看護師主体となっており、院内で実施しているアンケートに「受け持ち看護師が分からない」との意見がよせられ、受け持ち看護師としての自覚や働きかけの少なさが浮き彫りとなった。そこで
    看護計画
    を開示し関わりを深め、計画開示前後での意識変化を明らかにすることを目的とし研究に取り組んだ。
    (研究方法)
    1.研究対象:当病棟看護師19名(看護師長、新人看護師を除く)
    2.研究期間:H16年6月から12月
    3.方法:1)
    看護計画
    開示についての勉強会開催
         2)計画開示前に受け持ち看護師の自覚・計画立案・開示について14項目からなるアンケートの作成・実施
         3)計画を開示し、患者と共に評価・修正を行なう
         4)患者退院後に受け持ち看護師の自覚・計画立案・開示について18項目からなるアンケートの作成・実施
    4.分析方法:開示前後のアンケート結果を単純集計、ウィルコクソン符号付順位和検定
    (結果)
    アンケート結果より、開示前後で増加した項目は「受け持ち看護師としての自覚はあるか」「信頼関係はできているか」「
    看護計画
    立案・評価が期日までにできているか」で、特に「個別的なケアができているか」の項目では有意差を認めた(P<0.05)。逆に減少した項目は「
    看護計画
    開示は必要だと思うか」の項目であった。
    (考察)
    今回、
    看護計画
    開示を行ない「受け持ち看護師としての自覚はあるか」「信頼関係はできているか」「
    看護計画
    立案・評価が期日までにできているか」の項目の増加、「個別的なケアができているか」の項目での有意差を認めた背景として、勉強会開催による意識の向上や患者と実際に計画や目標の評価・修正を行なうことで「患者の思いが分かりケアにつなげる事ができた」「一方的な看護にならず協力を得ることができた」「受け持ちとしての意識が強くなった」とのアンケート記述から、具体的な看護が提供できたためではないかと考えられる。一方で「
    看護計画
    開示は必要だと思うか」の項目が減少した背景には、「対象が高齢者のため一緒に行なった感じではなかった、説明が難しい」「受け持ち全員は無理ではないか」などのアンケート結果があり、開示前の理想と実際に業務内で行なった現実での差があったためだと考えられる。今後
    看護計画
    を開示、目標設定や評価・修正などを継続していく上での課題が明らかとなった。
    (結論)
    1)
    看護計画
    を開示し、患者と共に目標設定や評価・修正を行なったことで患者自身の思いが分かり、個別的なケアにつなげることができた。
    2)
    看護計画
    開示、目標設定や評価・修正など、今後も継続していくためには業務への負担などの課題を検討していく必要がある。
  • ~標準看護計画の導入と記録様式の検討~
    池田 美枝子, 金井 とも美
    日本農村医学会学術総会抄録集
    2010年 59 巻 P2-C5-1
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/12/01
    会議録・要旨集 フリー
    はじめに 
    看護計画
    の立案は、術前訪問を行い記録や患者との面接から得た個人的な情報に基づいて行われる。術前訪問用紙は、チーム間でお互いに情報交換するための手段でありケアの質を継続し保証する。先行研究で改善した術前訪問用紙の試用と標準
    看護計画
    を導入し記録様式を検討したので報告する。 _I_ 研究目的  術前訪問用紙の記録内容と立案した
    看護計画
    を分析し、情報の解釈や計画立案において見られる違いの要因を明らかにする。 _II_ 研究方法 _丸1_新術前訪問用紙の試用  先行研究で作成した術前訪問用紙を「前立腺全摘術」「外科開腹」どちらか一人一回試用。  _丸2_術式別標準
    看護計画
    作成・施行  標準
    看護計画
    より「前立腺全的術」「外科開腹」を抜粋し計画立案に試用。  _丸3_看護過程の評価  それぞれの記録を複写し各自で
    看護計画
    を立案する。基となった情報、どのように解釈したかスタッフ全員で協議し、情報の解釈や計画立案に見られる違いの要因を質的に分析。さらに、新術前訪問用紙の評価。 3)倫理的配慮  協議への参加は任意とし参加の有無が業務評価にならないことを、説明し同意を得た。 _III_ 結果・考察  分析の対象となった事例は7例、前立腺全摘術が4例、外科開腹術が3例。うち、情報の解釈や計画立案に一致が見られた事例は2例、違いが見られた事例が5例。違いの要因は実務経験がない事や、器械だしや外回り業務につかない事での知識と経験の差があったと考える。新術前訪問用紙に関しては、改善する項目など課題はあるが、全員が同じ系統での情報が取りやすくなり、スタッフ間で情報を共有していけるものではないかと考える。 おわりに  術前訪問用紙の改善する項目が明確になり、改善を進め運用を早急に図りたい。今後は他の医療チームと情報を共有できる手術室看護記録の改善に取り組んでいきたい。
  • ~24時間以内に可能になった看護計画提示~
    吉田 真理, 疋田 仁美, 近藤 久子, 倉益 直子
    日本農村医学会学術総会抄録集
    2004年 53 巻 1H04
    発行日: 2004年
    公開日: 2005/10/28
    会議録・要旨集 フリー
  • コリー 紀代
    医学教育
    2020年 51 巻 5 号 561-563
    発行日: 2020/10/25
    公開日: 2020/12/09
    ジャーナル フリー
  • 奥田 眞紀子, 新田 紀枝, 早川 りか, 森下 和恵, 久山 かおる
    日本健康医学会雑誌
    2023年 32 巻 2 号 174-182
    発行日: 2023/07/31
    公開日: 2023/10/10
    ジャーナル フリー

    本研究の目的は,看護課題およびその関連要因を訪問

    看護計画
    書に明記することの有用性を検討することである。その取組みを実施している1訪問看護ステーションにおいて,明記前後の訪問
    看護計画
    書の内容を調べ,内容の変化のプロセスを分析した。明記することにより,個々の訪問看護師が看護課題の原因や理由を明確に認識することができ,看護課題の根拠をチームで共有できるようになった。また,明記することで,関連要因の解決,軽減維持,リスク回避を目指した
    看護計画
    を立案し,個別性のある効果的な看護実践につなげることができていた。また,訪問看護事業所が実施した利用者満足度調査においては,明記後に「説明内容や手順の統一」に関する項目の満足度が有意に上昇していた。以上のことは,看護課題およびその関連要因を訪問
    看護計画
    書に明記することが有用であることを示唆している。

  • 鳥本 加代子, 初崎 初美
    日本農村医学会学術総会抄録集
    2006年 55 巻 1G513
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/11/06
    会議録・要旨集 フリー
    <緒言>疾病構造の変化、在院日数短縮を背景に外来看護の果たす役割の変化が求められた。当院では電子カルテ導入により看護周辺業務がなくなり看護に費やす時間が増えたことを受け、診療の補助中心の外来看護から療養上の世話の出来る看護に眼を向け慢性疾患長期通院患者を対象に継続看護を開始した。その後病棟からの継続看護の要請を受け、長期入院患者退院後の外来継続を開始し病棟・外来間の継続看護カンファレンスの確立を定着させた。更に外来記録マニュアルの整備、
    看護計画
    の開示を実施することができたので報告する。
    <方法>当院は病院移転と同時に電子カルテを導入し看護支援システムも組み込まれた。看護部はカルテ開示に向けて概念の統一とアセスメント能力の向上に向け看護診断を導入したが外来では日々のフォーカス記録しか残せていないのが現状であった。そこで外来看護師を対象に
    看護計画
    の学習会を開催し外来での長期通院患者を中心に受け持ち看護師を決め継続看護を開始した。その後病棟からの継続依頼を受け病棟・外来間の継続看護を開始した。しかし記録マニュアルが病棟中心に作成されていたため、外来における
    看護計画
    の修正、サマリー記載、継続看護、外来における
    看護計画
    開示を含め外来記録マニュアルを外来記録委員で作成した。病棟からの継続看護の方法は、病棟からの依頼で外来看護師が退院前に訪室し受け持ち看護師の紹介や外来受診方法を説明した。他職種の関わりの必要な症例に関しては入院中より他職種間カンファレンスを行い外来看護師も同席した。病棟看護師は退院サマリーを記載し残された看護問題を外来看護師に提示した。外来では
    看護計画
    を立案し看護を展開し来院時はフォーカス記録を行い定期的に外来サマリーを記載した。再入院の際には外来での情報が病棟で確認出来、病棟・外来間の継続が確立できた。2003/1-2003/12の外来受け持ち患者数は129名、2004/1-2004/12では170名、2005/1-2005/12では392名と患者数は増加した。
     また継続看護対象者に対して
    看護計画
    の開示を2003年より開始した。2004/7では26人2005/2は31人、2005/7は76人の看護師が開示をした。件数は増加傾向にあったが2006/2では41人と減少した。
    <結果>1996年看護雑誌で動き始めた外来と題し外来での看護をアピールする時代が来たことを投げかけている。遅れること6年電子カルテ導入を機に当院外来看護は画期的に飛躍した。継続看護の確立、
    看護計画
    開示、更には外来看護師初の評価である在宅療養指導料算定も行えるようになった。これらは外来看護師が患者の帰宅後の生活支援を視野に入れた看護の役割を認識し援助をすすめることが出来たからと考える。しかし一方で継続依頼が多く外来看護師1名あたり5_から_6人の受け持ちが余儀なくされ十分な関わりの時間が取れず形だけの受け持ちになったり、計画の変更が出来ないなど問題も出た。そこで病棟とのカンファレンスを行い継続看護の必要な対象の基準を作成した。今後の課題として
    看護計画
    の見直し、受け持ち患者への
    看護計画
    開示、在宅指導の充実を図っていきたい。
  • 初崎 初美
    日本農村医学会学術総会抄録集
    2004年 53 巻 1D04
    発行日: 2004年
    公開日: 2005/10/28
    会議録・要旨集 フリー
  • 長島 緑, 飯島 節
    日本看護科学会誌
    2006年 26 巻 3 号 3_49-3_57
    発行日: 2006/09/20
    公開日: 2011/09/09
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は,機能性尿失禁リハビリテーションプログラム開発の基礎的資料を得るために,従来の
    看護計画
    の構造とその問題点を明らかにすることである.対象は,脳損傷後に機能性尿失禁をきたしリハビリテーション実施中の患者146名に実施された延べ783件の
    看護計画
    である.Mayringに従って説明的内容分析,要約的内容分析,構造化内容分析を行った.また,実施困難だった
    看護計画
    の問題を抽出し,原因別に分類した.
    その結果,従来の
    看護計画
    は,「脳損傷後の自主的な排尿行動が行えるための精神的,身体的環境の調整介入」,「脳損傷後の新しい排尿動作スキル獲得のための介入」,「脳損傷後の特異的な障害から起こる排尿の問題に対する代替的な介入」の3領域からなり,それぞれ4,1,4の計9カテゴリーによって構成されていた.一方,
    看護計画
    を困難にする問題点は5カテゴリーに分類された.以上の結果を取り入れることにより,
    看護計画
    をより効果的にできる可能性が示唆された.
  • 伊奈 求, 武内 皇子, 北原 美帆, 石岡 克己, 左向 敏紀, 松原 孝子
    Veterinary Nursing
    2014年 19 巻 1 号 29-32
    発行日: 2014年
    公開日: 2021/04/23
    ジャーナル フリー
    看護記録は、動物看護において重要な位置を占める。本研究では、2011年8月から12月にかけて本学付属動物医療センターに入院した20事例を対象に、独自に作成した監査項目を用いて
    看護計画
    と経過記録の監査を行った。1回目の監査後に問題点の検討や記入用紙の変更、関連資料の配布などを行った結果、2回目の監査では用紙の記入方法と
    看護計画
    の具体性について改善が見られた。一方、看護目標の設定や計画と記録の一致性については改善は見られなかった。患者動物のケアの向上には、看護の質の向上が必須である。動物のケアの向上に結びつく具体的な方法について今後検討が必要である。
  • −単施設後向き観察研究−
    髙林 拓也, 奥村 将年, 森 一直, 牧野 悟士, 田中 千晶, 河村 佑太, 津下 和貴子
    医療の質・安全学会誌
    2022年 17 巻 4 号 431-437
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/12/28
    ジャーナル フリー
  • -集合形式ワークショップにおける教育介入とその効果-
    田村 佳士枝, 添田 啓子, 近藤 美和子, 三宅 玉恵, 岡本 幸江, 西脇 由枝, 前田 浩江, 北村 麻由美, 伊藤 美佐子, 田代 弘子, 渡部 和子, 齋藤 容子, 秋山 桜子
    保健医療福祉科学
    2014年 3 巻 69-75
    発行日: 2014/03/31
    公開日: 2019/12/03
    ジャーナル フリー

     【目的】本研究は、子どもと家族のセルフケア能力向上を支援する看護師の実践能力形成のための組織的介入のうち、平成19年より6年間で9回開催した集合形式WSによる教育介入の効果を明らかにする。【方法】WSに参加した看護師に、作成した質問紙を用いて調査を実施し、調査項目を回毎に回収数における割合を比較し介入の効果を分析した。【結果】対象者はのべ468名であった。WSは「セルフケア能力を高める看護の発見」と「セルフケア不足理論を使った看護展開」の2段階の教育介入となった。質問紙回収率は78~94%。セルフケア能力を高める看護の理解や展開への期待は、第1~5回は肯定的意見が90%以上、第6~7回は85~90%であった。記録からセルフケア能力を捉えるは、第6~9回で67%~86%と肯定的回答が増加した。【考察】教育介入は、看護師の認識、実践への変化をもたらし、理論を

    看護計画
    へ導入するための推進力となっていた。

  • 医療
    2002年 56 巻 Supplement 号 494-502
    発行日: 2002年
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
  • 青木 久恵, 岡 直樹
    日本教育心理学会総会発表論文集
    2005年 47 巻 PD066
    発行日: 2005/07/31
    公開日: 2017/03/30
    会議録・要旨集 フリー
  • −行動障害の発展段階に応じた支援−
    八木 洋充
    日本重症心身障害学会誌
    2021年 46 巻 2 号 257
    発行日: 2021年
    公開日: 2024/03/13
    ジャーナル フリー
    はじめに 重症心身障害児(者)の中には、生活に支障をきたすほどの行動障害がみられる例が存在する。これまで病棟ではABCチャートでの観察結果を
    看護計画
    に反映できていなかった。今回、自傷行動のあるA氏において、ABCチャートを用いて行動の機能アセスメントを行い、行動障害の4つの発展段階に応じた
    看護計画
    を立案し、統一した看護援助を実践した結果、自傷行動を軽減することができたので報告する。 目的 行動障害の発展段階に応じた支援が自傷行動の軽減につながるか検討する。 方法 A氏は50代男性で、脳性麻痺、最重度知的障害、強度行動障害スコアは20点である。応用行動分析で用いられるABCチャートを使用して行動の観察・記録を行った。それを基に問題となる行動がなぜ起こるのか行動の機能アセスメントを行い、行動障害の発展段階ごとに
    看護計画
    を立案・実施・評価・修正した。また、行動障害が勃発した際に内服するリスペリドンの内服回数、時間について検証した。 結果 ABCチャートの記録を基にした行動の機能アセスメントから、排泄、環境調整、食事、活動の場面におけるA氏の行動障害の目的は、注目を得る、欲求を満たす、逃避する、感覚刺激を得るの4つに分類できた。また、A氏の行動障害の段階毎の徴候が明確となり
    看護計画
    に反映できた。リスペリドンの平均内服回数は10.5回/月であり、介入前の平均内服回数16.4回/月と比較して、36.0%減少した。リスペリドンは8時から10時、13時から15時に高い頻度で内服していた。 考察 ABC分析を行うことでA氏の個別性に応じた
    看護計画
    の具体化につながった。また、段階毎の徴候の明確化により、行動障害が勃発する前にスタッフが迅速に介入できたことは自傷行動の軽減に有効であったと考える。 結論 行動障害の発展段階に応じた
    看護計画
    を実践することで、A氏の強度行動障害による自傷行動は減少した。
  • −家族との関わりを通して−
    関 惠美, 中村 千恵子, 松坂 みね子, 遠藤 祐子
    日本重症心身障害学会誌
    2012年 37 巻 2 号 300
    発行日: 2012年
    公開日: 2022/06/29
    ジャーナル フリー
    はじめに 重症心身障害者(児)病棟(以下、重症児者病棟)では、個別支援計画の面談時に家族から要望を聞き、看護師はその要望を取り入れた
    看護計画
    を立案しているが、家族がどのように理解しているのかは把握していないことがある。家族の患者への関わりと看護師が考える援助のずれが生じることがあった。そこで、患者・家族と共に問題を共有し、計画の立案、実施、評価をすることで患者・家族にとってより良い援助につながると考えた。 方法 対象:週1回以上の面会に来られる3名の患者とその家族。1、患者の問題点、家族からの希望を取り入れた家族参加型
    看護計画
    を立案。2、
    看護計画
    ・評価・修正を家族とともに実施。3、家族参加型
    看護計画
    導入前、1カ月後に家族の思いと行動の変化をインタビュー形式で調査。 結果・考察 一緒に関わりを考えていく中で個別的な計画があることを知らなかった家族が、ケアに対して積極的に看護師に話しかける場面が見られた。家族がカンファレンスに参加したことで、「看護師さんと息子について話すことが増えた気がする」また、他の症例では、看護師が家族の頑張りを認めたことで笑顔が見られた。重症心身障害者(児)を抱える家族の思いを受け止め、看護師の意見や根拠を説明することで、患者の問題点にあった関わりを話し合い、計画することができた。
    看護計画
    を家族に提示したことで、患者の状況について話す機会も増えた。また、家族が計画内容を知ることで目標達成のプロセスをイメージすることができ、その中から家族としてできることを考え行動することに結びついたと考える。 結論 問題点を共有することは家族の意識の変容に有効である。
    看護計画
    を家族と共に実施・評価することは2名の家族の行動変容に有効であった。家族の高齢化に伴い面会や家族状況の変化により症例数が3事例と少なく本研究の限界がある。
  • 医療
    1984年 38 巻 Supplement 号 a652-a657
    発行日: 1984/10/03
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
  • 医療
    2001年 55 巻 Supplement 号 655-664
    発行日: 2001/10/07
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
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