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クエリ検索: "県立宮崎病院"
1,555件中 1-20の結果を表示しています
  • 姫路 大輔
    気管支学
    2022年 44 巻 3 号 251-252
    発行日: 2022/05/25
    公開日: 2022/06/11
    ジャーナル フリー
  • ―南九州重度四肢外傷トラウマネットワーク初回症例―
    村岡 辰彦, 上野 宜功, 増田 圭吾, 井上 三四郎, 日吉 優, 今里 浩之, 石原 和明, 天辰 愛弓, 瀬戸山 傑
    整形外科と災害外科
    2023年 72 巻 3 号 384-386
    発行日: 2023/09/25
    公開日: 2023/12/01
    ジャーナル フリー

    重度四肢外傷は初期治療から骨軟部再建まで一貫した治療方針で行う必要がある.しかし,本邦ではトラウマネットワークやガイドラインの整備がなされておらず,また,宮崎・鹿児島では軟部再建が行える施設が限られているため,治療に難渋することも少なくなかった.今年度のPeer review meeting以降,我々は独自にトラウマネットワークを作成した.その第1症例を報告する.症例は53歳男性.バイク自損で受傷した右足関節開放脱臼骨折であった.受傷1日目に

    県立宮崎病院
    で初期治療施行された.同日夜にトラウマネットワークグループに連絡があり,対応可能であった米盛病院に転送する方針となった.受傷2日目に米盛病院にヘリ搬送され,セカンドルック施行.受傷5日目に骨接合,受傷7日目にRSAF挙上,受傷10日目にRSAF移動した.軟部再建後2週で
    県立宮崎病院
    に転院した.適切な初期治療と早期転送により遅滞なく適切な治療を行うことができた.

  • 井上 三四郎
    整形外科と災害外科
    2020年 69 巻 4 号 849-853
    発行日: 2020/09/25
    公開日: 2020/11/12
    ジャーナル フリー

    (目的)転科に関する理想と現実を調査すること.(対象と方法)対象は2019年4月から6月に整形外科医が主治医となり入院した269人.各患者について,その整形外科医主治医に対し,入院期間中に他科へ転科して欲しかったか否かを対面調査で尋ねた.強く転科を希望した症例を赤群,可能ならば転科を希望した症例を黄色群,特に転科を希望しなかった症例を青群に各々振り分けた.次に実際の転科と整形外科の希望との一致率について,κを使用し検討した.(結果)赤群8例黄群16例青群245例で,転科は赤群2例黄群3例青群1例であった.赤群のみを転科希望群とした場合κ=0.267であった.赤群と黄群を転科希望とした場合,κ=0.308であった.判定はいずれもpoorであった.(考察)超高齢化社会を迎えた現在,地方の総合病院である当院では,整形外科医にジェネラリストやコーディネーターとしての役割が要求される場面も存在する.

  • 柳原 豊, 岡本 賢二郎, 信森 祥太, 毛利 晨佑, 角陸 文哉, 市原 興基, 瀬戸 太介, 松村 正文, 二宮 郁, 山師 定
    移植
    2023年 58 巻 Supplement 号 s262_3
    発行日: 2023年
    公開日: 2024/03/29
    ジャーナル フリー

    【目的】SLEの患者は本邦約6万人で約90%が女性である。また20-30歳代に好発し、SLE/ループス腎炎によるESKDに対する腎代替療法が必要となることがある。海外でも腎移植が安全に施行され、生存率やQOLの向上に関連している。そこで当院での症例を検討し報告する。【方法】当院にてSLE/ループス腎炎の患者に対して腎移植(すべて生体)をおこなった5症例を対象とし、治療方法(免疫抑制剤の種類、リツキシマブの使用、血漿交換など)治療経過、治療成績を検討する。【成績】性別はすべて女性で、年齢の中央値は36歳(33-42歳)。PEKT症例は2例、透析症例3例(透析期間12-25カ月)。血液型適合1例、不一致2例、不適合2例であった。DSA陽性1例、抗リン脂質抗体症候群1例に施行していた。免役抑制剤としてCNI(タクロリムス4例、シクロスポリン1例)、MMF5例、メドロール4例、エベロリムス3例に使用していた。全例でシムレクトを使用し、リツキシマブを3例に併用した。現在までの観察期間は、中央値23.5か月(9-183か月)で全例が生存・移植腎生着中で、ループス腎炎の再発を認めていない。【結論】当院での治療成績を報告したが、治療経過も良好であった。SLEの活動性がコントロールできていれば、先行的腎移植であってもSLEの再燃なく施行可能であった。若干の文献的考察を加えて報告する。

  • 環 聡, 石川 裕己, 桝田 司, 高橋 遼平, 坂巻 裕介, 萩生田 純, 徳山 博文, 中川 健
    移植
    2023年 58 巻 Supplement 号 s260_2
    発行日: 2023年
    公開日: 2024/03/29
    ジャーナル フリー

    【背景と目的】亜鉛が欠乏すると、亜鉛酵素の活性が低下し蛋白合成全般が低下する。これにより貧血や味覚障害、下痢、骨粗鬆症などを呈する。今回、低亜鉛血症に対して亜鉛を補充することによる、eGFRやHb、MCV、Fe、TIBC、UIBC、フェリチンの変化を検討した。亜鉛補充群と、亜鉛補充なし群で比較検討した。【対象】当院で腎移植を施行し1年以上経過した症例のうち、亜鉛血中濃度が低く酢酸亜鉛水和物を処方した8例と、亜鉛を計測したのみで経過をみていた45例で比較検討した。処方のあった患者群は処方前後の採血データ、処方のなかった患者群は、亜鉛の採血データと、その後3-6か月での採血を比較検討した。【結果】処方前の2群比較の中では、亜鉛の血中濃度(55.4±6.5 vs 69.3±9.6 p<0.01)とHb(10.6±1.1 vs 12.3±1.6 p=0.004)が有意に低かった。eGFR、MCV、Fe、TIBC、UIBCに有意差は認めなかった。2群の前後比較の中では、eGFRは1.5±3.5 vs -0.8±5.6(p=0.16)、Hbは0.13±1.6 vs 0.23±1.1(p=0.877)と有意差はなかった。唯一、UIBCのみ2群の前後比較で有意差があった(31.9±15.1 vs 11.1±45.7 p=0.03)。【結語】当院における腎移植患者の血清亜鉛濃度の変化とその影響を検討した。

  • 三浦 敬史, 中房 祐樹, 目井 孝典, 池田 直子, 大田 弘恵, 大友 直樹
    移植
    2023年 58 巻 Supplement 号 s260_1
    発行日: 2023年
    公開日: 2024/03/29
    ジャーナル フリー

    【目的】腎移植レシピエントにおける低侵襲手術の追及【方法】対象は

    県立宮崎病院
    で2022年4月から2023年4月に腎移植を受けた患者21例。恥骨上3横指、正中から1横指外側を最内側とし、皮膚割線にそってグラフト横径プラス約1cm程度の皮膚切開をおいた。conjoint tendonの部位からretzius腔へ入り、腹膜外腔で外腸骨動静脈を露出し、静脈吻合は後壁intra-luminal, 前壁over and over連続吻合、動脈吻合はパラシュート法、尿管膀胱吻合はLich-Gregoir法で行った。ドレーンは原則無挿入とした。【結果】創のサイズは76mm, 血管吻合時間は25分, rewarming time は42分であった。心不全によりDelayed Graft Function(DGF)をきたし、3回血液透析を要した1例を除き20例はすぐに機能発現した。合併症としては、ドレーン刺入部からの出血1例、尿管ステント抜去後、Grade1の水腎を呈した1例、clamp injuryによる外腸骨動脈解離に対してステント挿入した1例であった。病棟での痛み止めの使用はアセトアミノフェン1.49g、(当術式導入前の21人の平均は1.9g, うち2人はトラマドール75mg, 100mgも併用)であった。【考察】心不全によるDGF1例以外はimmediate functionが得られ、合併症の範囲は妥当で痛み止めの使用は、当術式導入前の21例と比較して、有意差はなかったが少なかった。小さな皮切1つで行える当方法は瘢痕ヘルニアや捻転の心配が少なく患者へ優しい低侵襲の方法と考える。

  • 井上 三四郎, 齊田 義和, 菊池 直士, 阿久根 広宣, 白尾 英仁, 木下 真理子, 田中 悦子, 落合 秀信, 宇戸 啓一
    整形外科と災害外科
    2011年 60 巻 2 号 169-172
    発行日: 2011/03/25
    公開日: 2011/06/02
    ジャーナル フリー
    【目的】12歳以下の小児重度外傷について調査した.なお重度外傷については,便宜上New injury severity score(NISS)16以上を対象とした.【対象】対象は8人,年齢は平均5.2(0~11)歳,全例男児であった.受傷機転は交通事故5例,農耕具による事故1例,建築現場での事故1例,虐待1例であった.NISSは平均35.8(17~75)であった.院外および来院時心肺停止が1例ずつ,院外呼吸停止が1例であった.【結果】8例中4例が翌日までに死亡した.直接死因は,急性硬膜下血腫に伴う脳ヘルニア,びまん性脳損傷,後頭骨環椎脱臼,肝損傷であった.救命し得た4例では,最終調査時に,3例は装具や杖なしに学校生活や日常生活を送っていた.【考察】高エネルギー外傷の場合,骨傷のみである症例はむしろ稀であり,他科との連携を密にする必要がある.
  • 森 英治, 谷村 俊次, 小林 邦雄, 徳久 俊雄, 高妻 雅和, 岩城 彰, 山川 勇造
    整形外科と災害外科
    1988年 36 巻 4 号 1514-1516
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
    Primary intramedullary spinal glioblastoma multiforme is very rare. Spinal dissemination from intracranial glioblastoma is also uncommon. We present a 13-year-old girl who had difficulty in elevating her right upper extremity and developed spinal symptoms. Metrizamide myelography, computed tomographic metrizamide myelography, and magnetic resonance imaging showed intramedullary mass expanding from medulla oblongata to C-7 vertebral body level. Laminectomy from C-2 to C-7 revealed intramedullary tumor infiltrating the right C-5 spinal nerves. Histopathologically, the surgical specimen showed the peculiar featuers of a glioblastoma multiforme.
  • 上平 雄大, 荒武 寛幸, 石井 義洋, 上田 尚靖, 姫路 大輔, 堀川 永子, 丸塚 浩助
    日本内科学会雑誌
    2018年 107 巻 8 号 1537-1542
    発行日: 2018/08/10
    公開日: 2019/08/10
    ジャーナル フリー

    30代,女性,1カ月程度持続する両膝関節や足関節の腫脹及び疼痛を主訴に来院した.診察時は両下腿伸側に圧痛を伴う膨隆した紅斑を多数認め,皮膚生検の結果は結節性紅斑(erythema nodosum:EN)に矛盾しない所見であり,胸部造影CT(computed tomography)では肺門リンパ節や縦隔リンパ節の腫脹を認め,超音波気管支鏡ガイド下針生検の結果は非乾酪性類上皮細胞肉芽腫であった.肺門リンパ節腫脹,結節性紅斑,急性関節炎を伴うことから,急性型サルコイドーシス(Löfgren症候群)と診断した.

  • 中川 航, 村岡 辰彦, 井上 三四郎, 大崎 佑一郎, 高橋 宗志, 内田 泰輔, 原田 知, 小田 竜, 岩崎 元気, 菊池 直士, 阿久根 広宣
    整形外科と災害外科
    2018年 67 巻 4 号 765-766
    発行日: 2018/09/25
    公開日: 2018/11/12
    ジャーナル フリー

    【はじめに】triplane骨折は骨端線閉鎖時期におこる稀な骨折であり,骨膜嵌入により非観血的整復は困難になり得るという報告がある6).一方成書には徒手整復で2 mm未満の転位まで整復できれば観血的整復を行わないとの記載があり2),我々もこれに従っている.当院での治療法と成績について報告する.【対象と方法】当院で手術を施行し,6ヶ月以上観察可能であった5例5足を対象とした.平均年齢は13.2歳,全例男児であった.受傷機転はサッカー4足,転落1足であった.骨折型は外側型4足,内側型1足,手術までの日数は平均1.4日であった.【結果】全例,非観血的整復後に経皮的固定を行った(KW 3足,KW+CCS 2足).全例に骨癒合が得られた.【考察】受傷早期に全例に非観血的整復および経皮的固定を行った.術後成績は良好であった.

  • 井上 三四郎
    整形外科と災害外科
    2021年 70 巻 4 号 713-715
    発行日: 2021/09/25
    公開日: 2021/11/12
    ジャーナル フリー

    (目的)整形外科医が転科を希望する因子を同定すること.(対象と方法)2018年4月から2020年6月までに整形外科に入院した患者のうち主治医が転科を希望した患者143例を転科希望群とした.2019年4月から6月までに整形外科医に入院した患者のうち主治医が転科を希望しなかった患者245例を対照群とした.検討項目は,年齢や内科併存症等とした.両群について統計学的検討を行い,P<0.05を有意とした.(結果)単変量解析で,年齢,脆弱性骨折,治療法,循環器疾患,糖尿病,血液透析,精神疾患,肝疾患,脳血管障害,血液疾患,悪性腫瘍,消化器疾患,Charlson comorbidity indexに有意差あり.多変量解析で,年齢,治療法,循環器疾患,呼吸器疾患,血液透析,精神疾患,脳血管障害,悪性腫瘍に有意差あり.血液透析と治療法はオッズ比が高かった.(考察)整形外科医は,血液透析を始めとする内科的既存症を有し保存治療を選択した高齢入院患者の転科を希望していることが示された.

  • 井上 三四郎, 高妻 雅和, 菊池 直士, 齊田 義和, 矢野 英寿, 伴 光正, 高橋 祐介, 森 達哉, 阿久根 広宣
    整形外科と災害外科
    2009年 58 巻 4 号 647-649
    発行日: 2009/09/25
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    【はじめに】最近の当院における小児骨折の動向を調査した.【対象と方法】2006年4月から2007年11月まで当院を初診した15歳以下の患児97人99骨折.「小児四肢骨折治療の実際 改訂第2版」(井上博,金原出版,2001年)に記載されている骨折を対象とした.【結果】中学生にあたる13歳から15歳が37人と,他の世代に比べて多かった.男:女=4.4:1であった.他院からの紹介が59人,救急車搬送が14人であり,紹介患者は73人であった.上肢69例,骨盤・下肢30例であった.スポーツおよび体育での受傷が,38人と最多であった.開放骨折は6例,骨端線損傷は23例であった.手術が63例に行われていた.【考察】手術を行う割合が高い理由として,高い紹介率が考えられた.即ち,初療医が手術適応と判断し紹介してくる症例や,救急車で搬送される開放骨折などの症例は,必然的に手術が必要なることが多いからである.
  • 安達 裕一郎, 牛迫 泰明, 原 由起代, 森満 保, 松元 一郎, 松浦 宏司
    AUDIOLOGY JAPAN
    1989年 32 巻 5 号 455-456
    発行日: 1989/10/25
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 鳥取部 和弘, 麻生 静, 阿波野 祥司, 姫路 大輔, 上田 章
    日本医療薬学会年会講演要旨集
    2010年 20 巻 P2-430
    発行日: 2010/10/25
    公開日: 2019/01/19
    会議録・要旨集 フリー
  • 学会誌JSPEN
    2023年 5 巻 Supplement2 号 390-396
    発行日: 2023年
    公開日: 2024/02/27
    ジャーナル フリー
  • 永吉 洋次, 岩切 清文, 田代 逸哉, 甲斐 佐, 小林 邦雄, 徳久 俊雄
    整形外科と災害外科
    1977年 26 巻 2 号 226-230
    発行日: 1977年
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
    During from 24 Oct. 1971 to 31 Aug. 1976, 3580 newborn babies were examined by orthopedic surgeons using five techniques within a few days after birth.
    Five techniques are as follows, Ortolani's click sign, Palmèn's test, telescoping test, crepitation and limitation of abduction.
    Click sign was noted in 91 newborns (2.5%).
    In the group of click sign negative, crepitation was noted in 167 cases, in which acetabular dysplasia was noted in 29 cases. This high incidence of acetabular dysplasia in the crepitation positive group was the most remarkable finding in these examinations.
    In order to diagnose the joint laxity, these various technique are considered to be useful.
    A case was reported, which click sign positive in the newborn, but recieved no treatment was become to difficult case.
    Other treated cases were all obtained excellent results.
    In these examination, some dislocation were overlooked, and then we consider that taking roentogenograms and reexamination within three months and six months after birth is valuable.
  • 甲斐 敏弘, 宮崎 俊明, 豊田 清一, 前田 守孝
    日本臨床外科医学会雑誌
    1991年 52 巻 4 号 725-731
    発行日: 1991/04/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    胃癌による胃切除経験者数の増加に伴い,「残胃の癌」症例も増加していくものと推定され,過去5年間に当科で経験した11症例について発生部位,周位胃粘膜の腸上皮化生の程度,予後等について検討した.
    (1)同時期の胃癌手術症例数の2.7%の頻度であった. (2)初回手術から10年以上経過例は5例であった. (3)初回BII法再建例では空腸脚腸間膜リンパ節を含めた切除が必要である. (4)癌巣周囲粘膜の腸上皮化生について,組織型別では管状腺癌で腸上皮化生の強い例が多かった.占拠部位別では,非断端部例で腸上皮化生が著明であった. (5)初回胃癌で切除された症例では,初回の組織型よりもより低分化の癌が発生する傾向があった. (6)予後に関して治癒切除症例8例の4年生存率は80%で,治癒切除が可能であれば長期生存も期待される.「残胃の癌」についても早期の発見と治癒切除手術が重要であると思われた.
  • 伴 光正, 阿久根 広宣, 森 達哉, 高橋 祐介, 今村 隆太, 矢野 英寿, 中村 哲朗, 齊田 義和, 井上 三四郎, 末永 賢也, 菊池 直士, 高妻 雅和, 河野 徳明
    整形外科と災害外科
    2011年 60 巻 2 号 278-282
    発行日: 2011/03/25
    公開日: 2011/06/02
    ジャーナル フリー
    胸椎に発生した硬膜外海綿状血管腫を経験したので報告する.症例は80歳女性.急速に進行する両下肢麻痺(改良Frankel分類C1),膀胱直腸障害を認め,MRIを行ったところ第5~7胸椎レベルにT1WI iso intensity,T2WI high intensity,T1-Gd very high intensityの硬膜外腫瘍を認めた.進行する脊髄症状に対し,T5-7椎弓切除術,腫瘍全摘出を行った.病理は海綿状血管腫であった.術後1年で再発を認めず,杖歩行可能(改良Frankel分類D2).膀胱直腸障害も回復した.
  • 岩切 詩子, 仙波 純一, 末永 啓二, 島添 隆雄
    YAKUGAKU ZASSHI
    2011年 131 巻 4 号 493-496
    発行日: 2011/04/01
    公開日: 2011/04/01
    ジャーナル フリー
      The mortality risk of metabolic disease for psychotic patients is reported to be high. Therefore, in this research, we investigated the compliance with drug therapy among psychotic patients who had diabetes or dyslipidemia. Based on this investigation, we counseled and educated the patients from the pharmaceutical point of view. The effects of pharmaceutical consultation and education were evaluated based on the compliance rate of drug therapy, body mass index (BMI), and blood glucose and cholesterol levels. A significant difference was found between the drug therapy compliance rate and blood glucose level after consultation and education. However, there was no significant difference in the BMI and blood cholesterol level. Our results suggest that patient education is effective in increasing the drug therapy compliance rate and reducing blood glucose levels in psychotic patients.
  • 井上 三四郎, 菊池 直士, 宮崎 幸政, 松田 匡弘, 吉本 憲生, 中川 亮, 阿久根 広宣, 河野 徳明, 山下 清, 栗山 拓郎
    整形外科と災害外科
    2013年 62 巻 3 号 599-602
    発行日: 2013/09/25
    公開日: 2013/11/26
    ジャーナル フリー
    要旨【はじめに】骨および軟部組織,いわゆる運動器を主病変とした悪性リンパ腫を検討した。【対象と方法】対象は10例,男性4例女性6例.年齢54~84歳,平均経過観察期間は3~19カ月.患者のカルテを元に臨床的検討を加えた.【結果】主訴は,腰背部痛が3例,麻痺が2例,股関節・大腿部痛が2例,肩痛,膝痛,足痛が各々1例ずつであった.Performance Statusは1,2,3,4の症例が,各々,2例,2例,3例,3例であった.全例に確定診断のため生検が行われていた.治療は,放射線療法が7例に,化学療法が5例に行われていた(重複あり).整形外科的手術は,2例に行われた.【考察と結果】悪性リンパ腫はもちろん血液内科疾患であるが,「運動器を主病変としている腫瘤」として,血液内科医よりも先に整形外科医のもとを訪れることは,決して稀ではない.血液内科と密に連携しながら治療に当たる必要がある.
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