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クエリ検索: "眼科学"
6,585件中 1-20の結果を表示しています
  • *斎藤 直美
    日本トキシコロジー学会学術年会
    2011年 38 巻 P-94
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/08/11
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】網膜における神経伝達物質の1つであるL-glutamateを生後3~7日齢のSprague-Dawleyラットに皮下投与すると,網膜内層が菲薄化することが知られている(Kanno et al., 1991)。今回,ラットの新生児にL-glutamateの5日間連続皮下投与により網膜萎縮を惹起させ,
    眼科学
    及び病理組織学的に検討した。 【方法】L-Glutamate(24 mM/g体重)を,生後5日齢のSDラットに5日間連続皮下投与した。対照動物には溶媒(生理食塩液)を同様に投与した。開瞼し,
    眼科学
    的検査が可能と考えられた34日齢(投与終了後25日)時に,双眼倒像検眼鏡による眼底観察,蛍光眼底造影(FAG)を無麻酔にて,スペクトラルドメイン型光干渉断層計(OCT)による網膜断層像撮影をxylazine & ketamineの混合麻酔下で行った。検査終了後に動物を麻酔下に安楽死させた後,眼球を摘出して病理組織学的検査に供した。 【結果及び考察】L-Glutamateを投与したラットの眼底観察において,網膜内層血管の狭細化及び眼底の淡明化,一部の例には,眼底の反射光に限局性の乱れが認められた。FAGでは血管の狭細化が認められたが,蛍光色素の血管外への漏出はなかった。OCTでは,網膜内層(内顆粒層から神経線維層)の菲薄化及び楕円形の高反射部位が認められた。病理組織学的検査では,網膜全域において,神経細胞層及び内顆粒層の神経細胞数減少と神経線維層から内顆粒層の菲薄化,更に,網膜異形成(ロゼット形成)がみられ,眼底像ならびにOCT像と一致した。ラット新生児へのL-glutamateの投与により,網膜内層の形成異常のみならず視細胞の配列異常が惹起され,FAGおよびOCTにより網膜内層血管および網膜の形態学的異常を鋭敏に検出できる可能性が示唆された。
  • 徳田 久弥
    杏林医学会雑誌
    1977年 8 巻 1 号 66-
    発行日: 1977/03/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
  • 村田 敏規
    信州医学雑誌
    2020年 68 巻 1 号 60
    発行日: 2020/02/10
    公開日: 2020/03/12
    ジャーナル フリー
  • 米澤 博文, 加藤 響子
    信州医学雑誌
    2004年 52 巻 5 号 406-
    発行日: 2004/10/10
    公開日: 2016/09/21
    ジャーナル フリー
  • 佐藤 恒久
    順天堂医学
    1893年 M26 巻 149 号 231-237
    発行日: 1893/03/15
    公開日: 2015/06/17
    ジャーナル フリー
  • 筒井 純
    医学教育
    1980年 11 巻 2 号 79-80
    発行日: 1980/04/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • *後藤 英樹
    日本歯科理工学会学術講演会要旨集
    2008年 2008s 巻 OS-1
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/07/11
    会議録・要旨集 フリー
    現代の
    眼科学
    は医学全般の知識を組み込んだ膨大な知識の上に成り立っている。しかし、これらをもってしても問題解決にいたることのできない、または治療のままならない病態も多く残されている。眼科医として受けた教育を振り返ってみると、一般的な医学教育では医学全般を学び、眼科医となってからは臨床
    眼科学
    が中心となるため、理工学分野を学ぶ機会は少ない。演者はマイアミ大学留学中にOcular Biophysics Centerに所属する機会があり、また涙液疾患・ドライアイを専門として研究をしている間に理工学的な知識が極めて乏しいことに気づかされた。この反省を活かし近年は、諸研究に際して理工学分野専門家の方々に教えをこうようにしており、理工学的なアプローチが
    眼科学
    、臨床
    眼科学
    においての問題解決に極めて重要であると考えるようになってきた。今回は日本歯科理工学会で講演させていただく機会をいただき、今まで取り組んできた諸研究における理工学分野とのコラボレーションについて述べてみたい。
  • 小澤 哲磨
    レーザー研究
    1991年 19 巻 3 号 219
    発行日: 1991/03/29
    公開日: 2010/02/26
    ジャーナル フリー
  • *大塚 博比古
    日本毒性学会学術年会
    2014年 41.1 巻 W10-2
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/08/26
    会議録・要旨集 フリー
    医薬品あるいは化学物質による眼毒性はQOLを著しく低下させる可能性があり、その開発において眼毒性を正しく評価することは極めて重要である。非臨床安全性試験における
    眼科学
    的検査は、被験物質の視覚器に対する安全性を評価するための重要な検査であるにも関わらず、医薬品非臨床試験ガイドラインにはあまり詳しく記されていない。欧米では専門教育を受けて認定された専門家によって
    眼科学
    的検査が実施あるいはreviewが行われることが多く、国内でも専門家制度ができその考え方が広まりつつある状況である。
    安全性試験における一般的な
    眼科学
    的検査では、角膜、水晶体あるいは眼底などの形態を光顕的に検査するが、それに加えて対光反射や網膜電図検査などの機能検査も行うことがある。近年、国内でもこれらの手法が安全性試験に取り入れられ検査技術レベルが向上しているが、一般検査機器については大きく変化しておらず、安全性評価として標準的に行っている手法そのものは変わっていない。安全性試験で使用する動物ではヒトに比べ自然発生性の所見が多く、動物種によって形態学的特徴あるいは系統差があり、加齢による変化も異なる。
    眼科学
    的検査を適切に行いヒトへの外挿性を評価するためには、これらの種差や特徴をよく理解しておく必要がある。
    眼科学
    的検査の特徴として眼球内の広範囲を評価できることがある。病理組織学的検査が最終判断とされる場合が多いが、
    眼科学
    的検査によって病変部位を特定し、その情報を供与することによって病理組織学的検査の精度を向上させることができる場合もある。また、機能的な異常や固定後の臓器では検出が難しい透明性の高い組織の光学的異常などの検出感度は
    眼科学
    的検査に頼るところが大きい。
    本セッションでは、現在一般的に行われている
    眼科学
    的検査法及びいくつかの動物種で得られた所見及び検査データを紹介する。
  • *安藤 伸朗
    視覚障害リハビリテーション研究発表大会プログラム・抄録集
    2011年 20 巻 8
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/11/01
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】
     未曾有の大震災が東日本を襲った。こうした状況下で、視覚に障害のある方はどのようにしのいだのだろうか?私たちは何をしたのだろうか?今後私たちにできることは何であろうか?

    【方法】
    1.東日本大震災についての支援・情報を、各団体のホームページから聴取した。厚生労働省・日本内科学会・日本医師会・日本
    眼科学
    会・日本眼科医会・岩手医大・東北大学・福島県立医大・視覚リハ等。
    2.日本
    眼科学
    会の対応について検証する。

    【結果】
    1.ホームページにて、いち早く情報を提供したのは、厚生労働省・日本内科学会・日本医師会であった。日本
    眼科学
    会・日本眼科医会も少し遅れたが的確な情報を提供した。ホームページでアクセスする限り、視覚リハからはほとんど情報が得られなかった。
    2.日本
    眼科学
    会は東日本大震災に際し、迅速に対応した。
     ホームページにおいて、眼科医への情報のみならず、他科の医師・患者さんへ眼科疾患の診断や治療に関する多くの有益な情報を早くから提供した。そこにはジェネリックなどの情報が盛り沢山であった。
     日本
    眼科学
    会総会(5月14日、東京国際フォーラム)において、特別パネルディスカッション『大規模災害で我々に何ができるか?~東日本大震災と眼科医療~』を開催し、2000名を超す多くの会員が真剣に討論した。
     日本眼科医会と早くから共同で支援体制を築いた。
     岩手医大・東北大学・福島医大へ支援を行った。

    【結論】
     未曾有の災害は、また起こる。こうした状況下で何ができるか、何を為さねばならないか、平時から考え、対応策を検討しておくことが、今、私たちに求められている。
  • 昭和医学会雑誌
    1958年 18 巻 3 号 242-243
    発行日: 1958/05/30
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • *佐々木 正治
    日本毒性学会学術年会
    2013年 40.1 巻 W6-2
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/08/14
    会議録・要旨集 フリー
    ヒトや多くの動物はその行動を視覚に大きく依存している。したがって,視覚機能に異常をきたすと,その生活を大きく制限される。眼は,角膜,水晶体,網膜のような様々に特化した組織の複合体であり,それぞれの組織が光を網膜に透過させ,光シグナルを脳に伝達させるために,恒常性を維持している。そのために,光路は透明性を維持しなければならず無血管であり,それゆえ血液とは別の方法で酸素や栄養素を供給する生理機能を持っている。光シグナルを受容する網膜は,脳と同様に外界から血液関門によって保護され,網膜の外層にある脈絡膜は集光による網膜の温度上昇を抑え,網膜機能維持のために密接に協調している。これらの光シグナルを脳に伝達させるための恒常性は,内因的及び外因的に環境変化が加わっても,その影響の程度が小さければ,恒常性は維持される。しかし,臨界域を超えると恒常性は破たんし,機能・組織障害が現れる。毒性試験において外因的環境変化は化学物質の曝露によって加わり,恒常性維持の閾値を超えた結果が組織・機能変化として現れ,変化の種類によっては毒性と判断される。眼検査のスタートラインは変化を捉えることであり,そのためには眼組織の基本的特徴を把握しておくことは必須である。毒性試験においては,様々な実験動物に眼検査を施し,化学物質の影響を評価する。恒常性を維持するための眼の特徴は多くは実験動物で共通しているが,生理学的あるいは形態学的な動物種差も存在する。したがって,使用した動物種に応じた眼組織の特徴を把握することは,実施した毒性試験における眼組織の変化を適切に捉えるだけではなく,眼毒性のメカニズムを解明するために実施されるメカニズム探索試験に利用する適切な動物種を選択する際にも重要である。本講演では,毒性試験で使用される動物種に焦点を当て,その眼組織の特徴をヒトと比較しながらレビューする。
  • 久野 博司, 花見 正幸, 松本 浩良
    Experimental Animals
    1994年 43 巻 1 号 115-119
    発行日: 1994/01/01
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    軟X線4.6Gyは妊娠9日のSD系ラットF1産子に
    眼科学
    的異常を惹起する最少線量であることが推察される。この線量の軟X線を妊娠6, 7, 8, 9, 10および11日のSD系ラットに照射し,
    眼科学
    的な異常が惹起されるかを検討するために生後5週齢のF1産子の眼を倒像検眼鏡および細隙燈顕微鏡を用いて検査した。妊娠8および9日に4.6Gyの線量で照射したF1産子の観察において, 小眼球症, 無眼球症, 虹彩のコロボーマおよび脈絡膜のコロボーマが観察された。これらの
    眼科学
    的異常の発現率は, 妊娠8日群では, 1.3%から3.8%, 妊娠9日群では6.9%から12.1%であった。他の群には軟X線に起因する
    眼科学
    的異常は認められなかった。以上の結果から, 軟X線4.6Gyの照射により検討した本実験条件下ではラットF1産子に惹起された眼の発生異常の感受期は, 妊娠8および9日であること, また妊娠9日は, 妊娠8日に比べ感受性が高い傾向が示された。
  • *厚見 育代, 荒木 智陽, 小川 竜也, 奥原 裕次, 金丸 千沙子, 北浦 智規, 木下 順三, 小林 幹英, 和田 聰, 佐々木 正治
    日本毒性学会学術年会
    2017年 44.1 巻 O-51
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/03/29
    会議録・要旨集 フリー
     視機能の障害はquality of lifeに大きく影響するため、非臨床安全性試験の眼科検査で遭遇した眼病変が、薬剤起因性の眼毒性であるかを適切に評価することは極めて重要である。眼科検査には専門の検査技術及び機器を必要とする他、
    眼科学
    に関する専門的な知識が必須であり、これらを習得する教育の場が求められる。
     比較
    眼科学
    会は、動物
    眼科学
    に関する研究の促進、成果の普及を図るため、年次大会、基礎講座及び研究会等を通した継続教育、機関誌(比較眼科研究)の発行、海外の関連学会との交流等の活動を行っている。また、専門職認定制度を設けており、本学会員が所属する各機関の眼科検査技術の水準は年々向上している。2016年12月、眼科検査担当者と基礎
    眼科学
    専門家を交えての水晶体毒性に関するグループディスカッション(GD)を本学会主催により実施した。非臨床安全性試験の眼科検査において比較的高頻度で認められる水晶体混濁をテーマに、本病変に遭遇した際にどのように所見を記録するか、所見を確定するまでの留意点や、混濁の発生要因について議論した。さらに、発生要因を考察する上で有用となる周辺情報(各種検査データ、背景データ、薬理作用等)を列挙し、それらを活用して水晶体混濁の発生機序について仮説を立てた。水晶体混濁の発生要因は多岐にわたることから、毒性評価に必要な判断材料を整理しておくことは、試験責任者及び基礎
    眼科学
    専門家のみならず、眼科検査者や病理検査者をはじめとする試験従事者が試験操作をより適切に実施し、関係者に報告する上でも役立つと思われる。
     本発表では、比較
    眼科学
    会の教育活動について紹介した上で、GDで議論された内容を基に、水晶体混濁に遭遇した際に考慮すべきポイントを提示する。
  • 野中 杏一郎
    医科器械学
    2001年 71 巻 11 号 623-627
    発行日: 2001/11/01
    公開日: 2022/03/18
    ジャーナル フリー
  • 茂木 宣
    遺伝学雑誌
    1943年 19 巻 5 号 235-243
    発行日: 1943年
    公開日: 2007/04/04
    ジャーナル フリー
    Der Verf. führt eigene Erfahrungen an. 1) Auf der ganzen Oberfläche der Iris der Neugeborenen sind die feine Blutgefässe erkennbar und es ist etwas anders als die der Erwachsenen. Im 1937 beobachtete der Verf. einen partielle Pigmentmangel der Iris bei einem Säugling im seiner 3. Lebensjahre. In anderen Fall verschwand derselben Irisbefund, wie oben genannt, in den 14 Monate.
    2) Die angeborene Iridodialyse, welche meistens durch Trauma entstehen kann, wurde von traumatischen mit den Spaltlampe und Binokular-Hornhautmikroskope in einem Fall differentiert.
    3) Die Pupille war dreieckig am linken und halb rundlich am rechten bei einer 40 jährigen Bauerin. Einige Falten liefen auf der Iris vom Pupillarrand nach die Iriswurzel. Es wäre vermutlich angeborene Anomalien der M. sphincter pupillae, weil kein andere ätiologische Moment anerkannt würde. Die 2 unter den 3 Geschwester nach dem zweimal wiederholten Heiraten zwischen Vetter und Basen in den 4 Generationen litten an Cataracta congenita, welche als die auf Heiraten in den Blutverwandten stützende anerkannt würde, da die andere Ursache dafür nicht gefunden wurden. Im 1935 untersuchte der Verf. 2 Stammbäume von vererbten Schielen. Es stelltee je 4 Sehielfälle unter den 128 Mitgliedern in den 5 Generationen beim ersten Stammbaum und unter den 35 Mitgliedern in den 4 Generationen beim zweiten fest.
    4) Im 1929 beobachtete der Verf. 2 Fälle von Cataracta congenita mit Kryptorchismus. Die embryonale 6. bis 7. Monate sind im Uebergang des 2. zu 3. Stadium der Absteigung der Hoden und anderseits im Involutionsstadium der Tunica vasculosa lentis und A. hyaloidea. Die Störung der Absteigung der Hoden (Kryptorchismus) und Ernährung der Linse (Cataracta congenita) können in diesen Stadium verursacht werden. Der Verf. kann noch einen Fall derselben Art, “angeborene Anomalie der Iriskrause mit Hypermetropie” anführen. Es ist nicht klar, ob in der embryonalen Zeit zuerst der Circulus arteriosus iridis minor sich entwickelt (am Ende des 6. Monates), woran dann die Membrana pupillaris haftet (in den embryonalen 3.-8. Monate), um die Lage der Iriskrause zubestimmen, oder umgekehrt. Jedoch die in den innigen Verhältnissen mit der Refraktion stehende Sklera versieht mit nahezu allen Elemente des embryonalen Gewebes im 5. Monat und nachher entsteht Hypermetropie durch Anomalien der Vergrösserungsvorganges der Sklera. Mit der Entstehung der Hypermetropie sei diese Lageanomalie der Iriskrause durch den abnormalen Vorgang gegen dem embryonalen 6. Monat zu entstehen.
    5) Beim Säugling beobachtet der Verf. häufig angeborene Verstopfung des Tränenweges, dessen Strörungen durch nur das einmalige Drücken mit der Fingerspitze oder Sondierung beseitigt werden. Das ist ein Beispiel, die Strörungen der leichtgradigen angeborenen Anomalie durch verschiedene Behandlung bessert werden. Im 1940 vom diesen Standpunkt aus veröffentlichte der Verf. seine Arbeit “Experimentelles über die therapeutische Anwendung der Chronaxie, I. Kondensatoren-entladungs-Therapie der Netzhaut”.
  • 増田 寛次郎
    日本老年医学会雑誌
    2000年 37 巻 4 号 261-264
    発行日: 2000/04/25
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    視覚は情報の取り入れ口として最も大きな, また重要, 正確なものである. 特に高齢者にとっては, QOL (quality of life) の上からも最も重要な感覚である. この視覚の障害は高齢者の日常生活に直ちに深刻な影響をおよぼす.
    高齢者の視覚を損なう疾患としては, 白内障, 糖尿病網膜症, 緑内障, 加齢黄斑変性症, 網膜剥離, 眼底出血等があげられる. それぞれの疾患の特徴的症状および治療法について述べる. 白内障は地球上の高齢者の視覚障害病名の最も多いもので, 次いで我が国では糖尿病網膜症, 緑内障, 加齢黄斑変性症, 眼底出血, 網膜剥離が続く.
    白内障の治療としては, 超音波白内障乳化吸引術に眼内レンズ挿入術が行われている. 糖尿病網膜症は全身的な血糖コントロールが最も大切で, 内科専門医との密接な連絡をとりながらの治療が必要である. 緑内障のうち正常眼圧緑内障は最も頻度が高く, 眼圧は正常範囲内にあるために発見がどうしても遅くなりがちで自覚症状にきづいたときには症状としてはそうとう進行している場合が多い. 早期発見が重要である. 加齢黄斑変性症は最近急激に多くなってきた疾患である. 視野の中心部の視覚が障害されるので初期から自覚されるが視力障害度は強い. 網膜剥離の前兆として飛蚊症があり, その時点で散瞳して眼底を精査すると, 網膜に裂孔をみることが多い. 網膜剥離になっていない時に発見できれば光凝固により裂孔を閉鎖して網膜剥離を予防することができる. 眼底出血も良く遭遇する高齢者の疾患である. 基礎疾患に高血圧症や動脈硬化症がある場合が多い.
    高齢者の視覚障害原因疾患には早期に発見できればその後の視覚を十分保ち得るものも多く, 定期的な眼科的検査が必要である.
  • 平野 治
    順天堂医学
    1900年 M33 巻 314 号 57-68
    発行日: 1900/01/31
    公開日: 2015/06/16
    ジャーナル フリー
  • 丹羽 正
    日本藥物學雜誌
    1943年 37 巻 1 号 39-48,en2
    発行日: 1943/01/20
    公開日: 2011/03/11
    ジャーナル フリー
    Ueber die Sehstörungen beim Menschen nach Genuss von Methylalkohol sind schon viele Mitteilungen veröffentlicht worden. Bei diesen Vergiftungsfällen ist eine Veränderung des Augendruckes nicht festzustellen. Betreffs der Wirkung des Methanols auf den Augendruck sind jedoch experimentelle Untersuchungen bisher noch nicht ausgeführt worden, und ich habe daher die folgenden Versuche ausgeführt. Methodisches : Als Versuchstiere wurden ca 2 kg schwere Kaninchen und etwa 200 g schwere Kröten benutzt. Zur Messung des Augendruckes bediente ich mich der Kondoschen Methode und zur Messung des Blutdruckes der Kondo-Hirukawaschen Methnde. Versuchsergebnisse Versuche an Kröten. Bei lnjektion des Methanols in Dosen von 0, 5-2, 0 ccm pro 100 g Körpergewicht tritt eine Steigerung des Augendruckes und des Blutdruckes auf, und bei Injektion von grosseren Dosen (3, 0-7, 0 ccm pro 100 g Körpergewicht) folgt darauf eine Senkung. Bei mit Methanol chronisch vergifteten Kröten ist keine Veränderung des Augen- oder Blutdruckes zu bemerken. Versuche an Kaninchen. Injektion des Methanols in Dosen von 0, 1-1, 0 ccm pro kg Körpergewicht hat eine Senkung des Blut- sowie des Augendruckes zur Folge. Dabei kommt die Senkung des Augendruckes viel deutlicher zum Vorschein als die Senkung des Blutdruckes. Bei Injektion von 2, 0 ccm pro kg fällt der Augen- und Blutdruck plötzlich, und das Tier geht zugrunde. Bei wiederholten Injektionen war keine Veränderung der beiden Drucke festzustellen.
  • 神経眼科
    2023年 40 巻 2 号 164-181
    発行日: 2023/06/25
    公開日: 2023/07/11
    ジャーナル 認証あり
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