磐越自動車道
に建設された深沢アーチカルバートは, 河川・市道を一挙に横過する独立基礎形式を採用した高灯次不静定構造物であり, アーチスパン30.Om, ライズ比1/2, 延長159.0mと, 今まで建設事例のない国内最大級の大断面と延長をもっアーチカルバートである。このため, 設計施工にあたり温度応力によるひびわれ対策や, 独立基礎をもつ大規模な不静定地中構造物における構造検討等, 設計・施工にあたり種々の検討・調査を行い施工された。ここでは, その検討結果および施工概要について報告する。
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