私たちの周辺
には花や鳥、魚など様々な自然物がある。画像処理技術を用いてこれらを認識する研究が取り組まれているが、種類数が少なく、各研究グループで異なるアプローチを採っており有効な特徴量や認識手法が確立されていない。本研究では自然物の中でも樹木を対象とした葉の画像認識に取り組む。採取した葉を白画用紙に置いて撮影した葉画像を入力とし、様々な形状特徴量と色特徴量を算出して認識することにより有効な特徴量を得る。さらに葉の表と裏の両画像を用いた認識実験を通じて画像認識に有効な葉画像を確立する。
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