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クエリ検索: "突然変異"
26,867件中 1-20の結果を表示しています
  • 高 泰保, 山県 弘忠
    育種学雑誌
    1970年 20 巻 2 号 101-104
    発行日: 1970/04/30
    公開日: 2008/05/16
    ジャーナル フリー
    The upper and lower limits for selection of mutants from a treated population were determined on the basis of the normal distribution of untreated plants. The frequencies of mutants among the plants selected from treated populations were estimated theoretically. Expectations were supported by experimental results.
  • 朱 政治
    育種学雑誌
    1978年 28 巻 3 号 234-242
    発行日: 1978/09/01
    公開日: 2008/05/16
    ジャーナル フリー
    chemical mutagen処理による
    突然変異
    の誘起効果に関する研究の一環としてエチレンイミン(EI)を毎代繰り返し処理し,後代に分離してくるイネの籾型
    突然変異
    について検討した。供試材料凱旋儒(E39)のEI処理後2週間目の生存率を調べたところ,LD5_0は0.8~1.0%と推察され,比較的EI感受性の低い品種であると考えられた。籾長と籾幅の頻度分布のパターンは対照区の理論頻度分布と比較的よく一致していたが平均値のプラスまたはマイナス方向への移動が認められた。両形質の分散には頻度分布図から推察されたように対照区に比べて有意な増大がみられなかったのに対して,平均値にはほとんどの処理区で有意差が認められた。1974年と1975年の対照区の平均値の差を年次間差とみなし,世代間の正味(net)の差を求めたところ,籾長,籾幅とも世代を経るに従って減少してゆく傾向を示した。ほとんどの処理区で両形質問に高い正の相関がみられたことから,処理集団の籾型は小粒化の傾向があると推察された。しかしながら,相関図において変異限界から籾長,籾幅ともプラス方向へ変異した大粒型や,籾長はマイナス,籾幅はプラス方向へ変異した丸粒型の変異体汰とが認められたことは,両形質ともブラスもしくはマイナス方向へ独立に選抜できる可能性を示唆しているものと考えられた。1回処理区より2回あるいは3回処理区の方が高い変異限界外個体出現率を示したことから,累代処理法は供試材料E39の籾型に関する限り,変異の累稜効果とかなり高い
    突然変異
    誘起効果が期待できるものと考えられた。
  • 松尾 孝嶺, 小野沢 芳郎, 塩見 正衛
    育種学雑誌
    1964年 14 巻 3 号 173-176
    発行日: 1964/09/25
    公開日: 2008/05/16
    ジャーナル フリー
    X線,熱中性子およびDiepOxybutaneで種子処理をした水稲の後代を無選抜で維持し,M6世代で収量に関係する語形質の変異を無処理の後代と比較した。1株穂重,1穂重および穂長では処理区間または処理区と無処理との間に平均値について差異が認められた。自然選択が処理区の平均値を増大する方向に働いたものと考えた。1株穂重,穂重および稈長の集団内の個体間分散について処理区間または処理区と無処理区と間に差異を認めた。1株穂重についてはX線および薬品処理により平均値がたかくたり,個体間分散が増大しているので,選抜により多収個体がえられる可能性があると考えた。M2で葉緑素変異が出現したM1に由来する集団とそうでない集団との間に,これらの変異についての差異が認められないので,M2における葉緑素変異の出現の有無をもって,その後代における量的砂質の変異の出現の多少を予測することは適当ではないであろう。
  • 馬上 武彦
    育種学雑誌
    1984年 34 巻 3 号 364-372
    発行日: 1984/09/01
    公開日: 2008/05/16
    ジャーナル フリー
    γ線照射胚の培養によって得られたM1個体の種子の結実率および発芽率,M2世代における葉緑素
    突然変異
    個体の出現率について検討した。材料は,カンランの品種,金盃と改良富士で高線量(20kR)照射された胚から培養によって得られたM1個体とそのM2世代(M1個体の自殖),M1個体間の交雑によって得られた後代および放任受粉の後代である。培養によって得られたM1個体の生存率(発育個体/移植個体)は,対照区の50~58%に対し,照射区では0~100%(平均25%)であって比較的低かった。定植後のM1個体の生育は,対照区と照射区で大きな差は見られなかった。M2個体の自殖およびM1個体間の交雑による種子の結実および発芽は,照射区においても認められた。M1世代の幼苗期には,改良富士にぺ一ルグリーン4個体が出現した。成熟したM2個体にも金盃と改良富士に黄色と緑色のキメラの変異個体が認められた。放任受粉によるM1個体の種子の結実率は,自殖および交雑による場合よりも高かったが,種子の発芽率はその逆で低かった。放任受粉の幼苗期の変異は,ぺールグリーン,アルビノおよび本葉が黄色と緑色のキメラが出現した。葉緑素
    突然変異
    個体の出現率は,系統当り照射区のM2世代の幼苗期で自殖後代が14.3%,交雑による後代が0%,照射区のM2世代の成熟期で自殖後代が28,6%,交雑による後代が33%であった。放任受粉では,対照区が5.6%,照射区が18%であった。以上の結果から高線量照射後,胚培養によって得られた個体の葉緑素
    突然変異
    個体出現率は,高められたものと推測される。
  • 鳥山 国士, 蓬原 雄三
    育種学雑誌
    1962年 12 巻 3 号 148-152
    発行日: 1962/10/05
    公開日: 2008/05/16
    ジャーナル フリー
    自殖性作物における,あたらしい
    突然変異育種法として累代照射による突然変異
    誘発をとりあげた。これは毎代照射をくりかえすので,いつも翌代に新しいX2系統の栽培が可能であり選抜の対象とすることができる。毎代種子に放射線照射をくりかえすことによって,照射集団内の遺伝的構成がどのように変化するかを数学的'にとりあつかった。翌代に
    突然変異
    体を分離する系統の割合は6代照射以後ほぼ一定値をとる。また,
    突然変異
    体がほかの遺伝子型(原型やヘテロ個体)とおなじ・繁殖率をもつと仮定すると,
    突然変異
    系統の割合は世代をかさねるとともに増加してゆく。そのために照射集団は
    突然変異
    集団に転化して選抜が容易とたることが予想された。イネ種子にγ線照射を毎代等線量でおこない,1.回照射と累代照射とのあいだで不稔や
    突然変異
    について比較、Lた。照射回数をまLても不稔に関して放射線感受性の変化がみとめられないこと,および累代照射をおこたう'ことによって不稔のちく積がおこることはないことが観察された。毎代,10,OOOrをあたえていったときには照射回数とともに
    突然変異
    もましていったが,30,000rの照射をつづけたときには
    突然変異
    がまさなかった。そのため,累代照射においては高線量照射はのぞましくないと結論された。また,累代照射によって
    突然変異
    スペクトルの幅がひろくたり,まれな
    突然変異
    型がみいだされ.るようにたった。さらに,イネとオオムギとをもちいてX線照射を3代くりかえし,照射集団ではベテ阿個体が保持されていることをたしかめた・また,照射集団において3回目の照射によって生じた
    突然変異
    頻度は1回照射のときの突然.変異頻度とほぽひとしかった。このようにして,累代照射によってたかい
    突然変異
    類.度がえられるのは,集団内における
    突然変異
    体の増加を別とすれば,主として照射集団内にヘテロ個体が保有されていることにもとずいていると考えられた。
  • 蓬原 雄三, 田中 幸彦
    育種学雑誌
    1973年 23 巻 2 号 104-108
    発行日: 1973/04/30
    公開日: 2008/05/16
    ジャーナル フリー
  • 朱 政治
    育種学雑誌
    1982年 32 巻 3 号 266-273
    発行日: 1982/09/01
    公開日: 2008/05/16
    ジャーナル フリー
    突然変異
    (micro-mutation)を対象とする育種に一おいては,その誘起頻度や方向性などをいかに正確に把握するかが重要な課題である。本報告は籾型を異にする水稲3品種を供試し,エチレンイミン(EI)処理によって誘起される籾型
    突然変異
    の頻度および方向性をいくつかの評価指標を用いて比較検討したものである。M2の籾長と籾幅の分散はCentury Patnaの籾幅を除いて増大しており,小
    突然変異
    の誘起が推察された。平均値では籾長と籾福間あるいは品種間でその移動(shifting)の大きさと方向性に差異がみられ,両形質は異たった遺伝的支配を受けていると考えられた。対照区とM2を比較Lたとき,籾長と籾幅間の相関係数に変化が認められたが,これは,EI処理が相関関係に変化を生ぜしめる効果があること,従って原品種と異なった籾型を選抜できる可能性があることを示唆している。変異限界外個体出現頻度についてみると,各処理区とも籾幅より籾長で高い値が得られた。また,マイナス方向へ外れる個体の頻度がプラス方向のそれより高かった。棄却楕円の方法では理論頻度や変異限界から外れた変異体の多くが楕円内に含まれてしまうと同時に,他の方法では変異体とは見做されない個体が楕円から外れる場合もあり,評価指標の違いによる差異が認められた。棄却楕円の方法は本報告で用いた標準化(chemical formula)による方法や変異限界の方法に比べて2変量を同時に評価できるという点で優れていると考えられた。棄却楕円から外れる個体の属する象限をみると,Century PatnaではM2,M3とも第2および第4象限に限られており,長幅比の大きいこの品種では大粒化もしくは小粒化への
    突然変異
    獲得は難かしいことが示唆された。これに対して長幅比の小さな他の2品種では長(細)粒化方向への変異が少ない傾向が認められた。Century Patnaで棄却楕円を外れたM2個体がM3でも同じ象限で楕円外の系統平均値を示す例がみられ,処理後早い世代にある程度の選抜が可能であることが示唆されたが,この点についてはさらに詳しい試験により確かめる必要がある。
  • 山県 弘忠, 赤藤 克己
    育種学雑誌
    1960年 10 巻 3 号 153-162
    発行日: 1960/10/20
    公開日: 2008/05/16
    ジャーナル フリー
    水稲愛国,銀坊主およびそれらの間の固定型雑種2系統の種子に0.5~50KrのCo60-γ線を照射し,照射当代の感受性,次代に出現した変異ならびにそれらと照射条件またはX1稔性との関係を調べた。(1)50Krまでの線量では発芽に異常は認められなかつたが,幼植物の生育には著しい影響が現われ,50Krでほぼ全個体が致死した。(2)照射当代の個体別種子稔性は線量増加に対して1次函数的に低下し,稔性を半減せしめる線量は10~15Krと推定された。一方浸漬種子に照射した場合には著しい感受性の増加がみられた。(3)X2では銀坊主を中心に実験を行ない,アルビノのほか出穂期,草型,穂型,穎形質,稔性などに関する種々の可視的変異体の出現を見たが,それらの約30%は2ないし数形質が同時に変化していた。また,X1個体内の遺伝的構造が穂だけでなく穂内部分によつても異なる場合の多いことが推察された。(4)染色体異常によると考えられる不稔個体の出現率が,線量増加またはX1稔性の低下に伴なつて1次的に上昇するのに対し,遺伝子的変異が主因と考えられる不稔以外の諸変異体の出現率は,線量に伴なう明らかな増加を示さずまたX1稔性とも無関係で,ともに低くかつほぼ一定であった。(5)供試品種または系統間には,一,二の点を除いて変異発現の傾向に重要な相違は認められなかった。(6)以上の結果に関してそれぞれ考察を加え,育種上有用な変異の誘起には,乾燥種子に約10Kr程度のγ線を照射するのが効果的であろうと推定した。
  • 鳥山 国士, 蓬原 雄三
    育種学雑誌
    1959年 8 巻 4 号 209-214
    発行日: 1959/03/20
    公開日: 2008/05/16
    ジャーナル フリー
    1.水稲において32Pをmutagenとして使用した場合の有効な選抜法を究明するため,R1の分蘖節とその後代にあらわれた変異型との関係について調査を行つた。2.主稈および各1次分蘖はそれぞれ独立Lた変異を生ずる場合が多いが,時には同一変異型が共通に認められる場合がある。この場合,変異型の出現する1次分蘖は主稈を対象に区分キメラ的にあらわれることが多い。3.下位分藥ほど変異型の出現頻度が高い傾向があった。4.変異型の出現については,2次分蘖および3次分蘖はこれらが従属する1次分蘖および2次分蘖との間にそれぞれかなりの相同性がみられた。5.R1稔性とR2穂別系統における不稔系統出現との間にはかなりの相関が認められたが,一方R1穂稔性とR2穂別系統内における稔性変異を除いた変異型の出現頻度との間には特に関連は認められなかった。6.以上の結果より,R1およびR2の取扱いについて若干の考察を試みた。
  • III. 背紋形蠶の遺傳
    下平 三七男
    遺伝学雑誌
    1947年 22 巻 5-6 号 87-88
    発行日: 1947年
    公開日: 2007/11/30
    ジャーナル フリー
  • 西村 米八
    育種学雑誌
    1961年 11 巻 2 号 130-132
    発行日: 1961/06/25
    公開日: 2008/05/16
    ジャーナル フリー
  • 高 泰保, 山県 弘忠
    育種学雑誌
    1970年 20 巻 4 号 219-222
    発行日: 1970/08/31
    公開日: 2008/05/16
    ジャーナル フリー
    M1 panicles and their offsprings raised from rice seeds treated with ethyleneimine (EI) and X-rays were examined for seed sterility. Experimental results showed that EI caused zygotic sterility much more frequently than X-rays.
  • 山県 弘忠, 赤藤 克己
    育種学雑誌
    1963年 13 巻 4 号 263-268
    発行日: 1963/12/25
    公開日: 2008/05/16
    ジャーナル フリー
    1. X線による生体照射の効果を明らかにするために,水稲品種銀坊主の、出穂4~5週間前より出穂直前に至る種々の発育段階の穂に,O,5~30krのX線(12~110r/min.)を照射して得られた種子を用いて,次代鑑定を行なった。 2.種子の出芽率は減数分裂期以後の照射で低下しやすく,20krで出芽不能に近くなる。なお低線最照射区(1kr)において,発育段階により出芽率が異常に低下する現象カミ認められる。 3.葉緑変異体、稔性変異体およびその他の生理的,形態的変異体に関して次の成績を得た。 i)いずれの変異体も,出現率はほぼ線巌に比例する。 ii)稔性変異体の出現率は,減数分裂期を境にその前後で10倍近い差を示すが,稔性以外の形質に関する変異体については,発育段階による違いは認め難い。 iii)変異のスペクトラムと,発育段階または照射当代に生じた障害の種類との間には,特定の関係は認められない。 4.低線最照射によって生じた出芽の異常,ならびに照射次代における変異体の出現に関して考察し,さらに育種学的立場から実験結果の検討を行なった。
  • 朱 政治
    育種学雑誌
    1976年 26 巻 3 号 187-196
    発行日: 1976/09/01
    公開日: 2008/05/16
    ジャーナル フリー
    切型の著しく異なる水稲品種を供試してエチレンイミン処理による感受性の品種間差異および処理後代における切型に関する遺伝的変異について検討した。EI処理に対する各品種の生存率は濃度が高くなるにしたがい低下すると同時に品種間に明らかだ差があり,CenturyPatna(C型長粒種)>Arborio(B型大粒種)>Amonoquilli(A型短粒種)の関係がみられた。M2の葉緑素
    突然変異
    の出現頻度については各品種とも0・3%区よりも0・5%区の方が高い値を示したが品種間差があり,EI感受性の高いが最も高いAmonoquilliが最も高い出現頻度を示し,EI感受性と葉緑素
    突然変異
    の出現頻度との問に正の相関が認められた。一方,微小
    突然変異
    を対象とした選抜実験の結果,M2における籾の長さと幅の頻度分布型はいずれの品種とも無処理区の理論頻度分布と比較的よく一致していたが,主として籾長において理論頻度分布から正および負方向に外れる個体が認められた。供試品種の処理区において籾長と籾幅に関する分散の増大と平均値の偏りがみられたことからEI処理により微小
    突然変異
    が生じていることが推定されたが,その大きさや方向性については品種により異なった。また,分散の増大と平均値の偏りは籾長と籾幅でその傾向を異にしており,籾長と籾幅がそれぞれ異なった遺伝的支配を受けていることを示唆していた。籾長と籾幅の間の相関係数はほとんどの処理区で正の有意性が認められた。M13でCenturyPatnaとAmonoquilliの処理区に見出された可視
    突然変異
    体はいずれも長さが減少しているのに対して粒幅は増大していた。可視
    突然変異
    体については変異個体の数が少ないので変異の方向性についてははっきりしたことは断定できないが,いずれの変異体も籾長と籾幅が相伴って変化し,かつ逆方向への変化を示したことは注目された。
  • 戸田 正行, 三木 昌平, 中田 猛
    育種学雑誌
    1963年 13 巻 4 号 224-228
    発行日: 1963/12/25
    公開日: 2008/05/16
    ジャーナル フリー
    六条大麦(品種コウゲソムギ)の気乾種子に30kr.のγ線を照射し,それから作ったR^13-R^14-・R^22_3-・R^23_4系統において出現した幼苗変異を観察し,次のような結果を得た。 葉緑体変異系統の中には異常た分離比を示す系統が多く,総変異系統数(164系統)の21%にも及んだ。この異常分離は染色体欠失に原因するように思われる。異常分離比系統がこのように多いことは,変異系統の発見および取扱いの上から,実際育種.丘考慮を要する点てあろう。 葉緑体変異の種類と頻度とは環境如何によって変化した。生活力が弱いと考えられるところのalbinaやxanthaは低温下では発見されにくい傾向があり,また生育時期や場所によって形質の発現の仕方が変化した。このことは変異体の発見の面から,実際育種上考慮すべき点と考られる。 次に2世代連続照射は変異率を倍加するので育種上有効であることがわかった。またこの場合,できるだけ変異率を高めるためには卓論性の良い株の稔性のよい穂を選択すべきでおることがわかった。 葉緑体変異のスペクトラムはX線で得られた諸結果とほとんど同じであった。 葉緑体変異以外の幼苗変異もかたり多く生じたが,これらは植物体の外観および出現状況からみて,大部分が染色体異常に起因するように、慰われた。
  • 田島 彌太郎
    遺伝学雑誌
    1942年 18 巻 6 号 305-308
    発行日: 1942年
    公開日: 2007/04/04
    ジャーナル フリー
    By application of high temperature shock many mosaics have been obtained in the silkworm egg. As a possible explanation, it was assumed that they are due to binucleated eggs, one of nuclei being a normaly fertilized egg-nucleus and the other being formed by fusion of two spermatozoan-nuclei. There are, however, some cases where this explanation does not apply. One of them, which I am dealing with, is presumably due to a recessive mutation.
    This type of mosaic was obtained in a heat-treated egg from a crossing of (PSY/PSY, Re Pe/Re Pe) _??_×(P y/P y, re pe/re pe) _??_. Of 4330 treated eggs, 74 were mosaics and of these only four caterpillars hatched out next spring, the rest all died during hybernation. One of the caterpillars (mp. 43) was heterozygous striped, which is usually expected from F1 offspring. The egg from which this caterpillar hatched out was an intermingled mosaic of black and pink serosa cells, as is shown in Fig. 1. The moth resulted from this caterpillar was female and had a mosaic eye on the left consisting of black and pink facets (Fig. 2). This heterozygous mosaic female was mated to p y/p y, pe/pe male. The segregation between PSY and Py was almost normal as is usually expected for FR1, while Pe-pe ratio was quite abnormal. The segregation of sex chromosomes was also normal in this female and gave normal sex ratio in her offspring. Thus abnormality is evidently limited to the Pe gene. As a possible explanation of this fact several assumptions may be done, but the recessive mutation of Pe to pe in the two cell stage seems to be most probable.
    From this mosaic, and others obtained in another way, we learn some important facts as follows;
    1. Pe gene does not secrete pe+ substance in the moth of this insect as well as in the egg, as was previously reported by the author. The same conclusion was also confirmed to be applicable to Re gene from another experiment.
    2. Mosaic pattern of the compound eye of this insect is very peculiar concerning to the distribution of mosaic tissues, i.e. the striated or band-like arrangement of facets of different colours (Fig. 3). Mosaic tissues do never arrange in a direction parallel to the plane of symmetry in the moth. This fact suggests the direction of development of the compound eyes.
  • 橋本 春雄
    日本蚕糸学雑誌
    1940年 11 巻 2 号 70-73
    発行日: 1940年
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
  • 近藤 宗平
    日本物理学会誌
    1978年 33 巻 8 号 656-663
    発行日: 1978/08/05
    公開日: 2008/04/14
    ジャーナル フリー
    放射線は極微の世界から無限の宇宙まで走りまわり, そこで起っている現場の情報をとらえる. 放射線にとらえられた情報の解読は, 人類に千里眼的超能力を与え, 今世紀の目覚ましい物理学の発展の原動力となった. 1930年代には放射線を使って生命の支配的因子"遺伝子"の謎を解こうという研究が真剣になされ, それはE. Schrodingerの名著「生命とは何か」を生むに到った. この小冊子は, やがて誕生する分子生物学の強力な推進力となった. 本稿では, この歴史的発端をふりかえりつつ, その後の研究の発展を紹介する.
  • 松村 清二
    育種学雑誌
    1961年 11 巻 2 号 124-130
    発行日: 1961/06/25
    公開日: 2008/05/16
    ジャーナル フリー
  • 松尾 孝嶺, 小野沢 芳郎
    育種学雑誌
    1965年 15 巻 1 号 43-46
    発行日: 1965/03/25
    公開日: 2008/05/16
    ジャーナル フリー
    藤坂5号より放射線によって誘発された5つの晩生
    突然変異
    系統について,出穂期変異に関与する遺伝子構成を分析した。原品種との交雑ならびに変異系統間の相互交雑のF2について出穂期の分離をみた。またFM5×FM3とFM5×FM2の2組合せについては長日条件下でのF3の分離が調べられた。その結果からFM5とFM6とはそれぞれ遺伝子座の一異なる1つの主遺伝子の劣性
    突然変異
    によって,原品種よりも感光性が大きくたり,そのために自然目長下でもかなりの晩生化がもたらされたものと推定された。他の変異系統については表現力の小さいいくつかの遺伝子が関与しているらしいが,その遺伝子構成を明らかにすることはできなかった。またいづれの変異系統にも主遺伝子のほかにポリジーンが関与Lているものと思われた。
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