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クエリ検索: "肥満度"
10,333件中 1-20の結果を表示しています
  • ―年代別の痩・肥満型の特徴―
    福井 弥生, 畠山 絹江, 奥村 菫
    日本衣服学会誌
    1991年 35 巻 1 号 23-32
    発行日: 1991年
    公開日: 2023/12/19
    ジャーナル フリー

      On close examination of the categorization using Rorel's index on Verveck's one from the measurements for clothes design 7268 Japanese adult women ranging from the age of 19 to 59, we have reached the conclusion that the latter is more appropriate.

      And according with Verveck's index, they were categorized into three types, -slim, middle and obesity and special attention was paid to the physical feature in relation to age for the first and third type. The summary report is as follows :

      1) There is not any significant relationship between body type and height. Slim type show slight decrease in their bust and hips as they get on in years. All the three types show increase in their waist and velly with the years.

      2) Increase in the circumference of the upper arms continues until in their thirties but little change can be found after that. The circumference of the lower limbs decreases with the advance in years.

      3) In contrast to a visible slender waist of the younger generation the old genaration tend to have no waist.

      4) Slim type show skinfold thickness mainly on the upper arms and obesity type show it mostly on the subscapular.

  • ―BMIと術中出血量•手術時間の関係―
    岩﨑 博, 吉田 宗人, 山田 宏, 橋爪 洋, 南出 晃人, 遠藤 徹
    中部日本整形外科災害外科学会雑誌
    2010年 53 巻 6 号 1309-1310
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/12/21
    ジャーナル 認証あり
  • 渡辺 彰, 佐々木 和人, 中村 恵, 水井 尚子, 米田 光宏, 横尾 一晃, 栗原 美香, 下谷 守, 高木 俊治, 栗谷川 育子, 大塚 千春, 新井 輝美, 高田 雅恵, 吉沢 光一, 増岡 泰三, 天坂 美奈
    埼玉理学療法
    1993年 1 巻 1 号 47-50
    発行日: 1993年
    公開日: 2003/08/06
    ジャーナル フリー
  • 眞竹 昭宏, 中永 征太郎, 村主 由紀, 前橋 明
    日本体育学会大会号
    1994年 45 巻 101B04
    発行日: 1994/08/25
    公開日: 2017/08/25
    会議録・要旨集 フリー
  • 山本 高美, 中山 雅紀, 坂元 章, 藤代 一成
    画像電子学会誌
    2022年 51 巻 4 号 318-326
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/12/25
    ジャーナル 認証あり

    本資料論文は,画像電子学会英文誌掲載の論文「3D Distance Field-Based Apparel Modeling」に関連したものである.同論文で報告した先行研究では,まずボリューム表現された人体モデルに左右対称化・平滑化を施して,仮想トルソーを生成した.次に,ボリュームモデルから導出可能な3Dディスタンスフィールドに対して,しきい値処理を施し,詳細に計算されたゆとりをもった,女性用・男性用身頃原型,男性用ベストの衣料を開発した.本資料では,同論文の処理フローを拡張し,人体に最も近い形状の立体裁断用個別型実トルソーが開発できることを示す.はじめに,3Dスキャナで得られたデータと同形状を得るためのしきい値の候補を抽出し,評価実験参加者20名の3D計測データを用いて,対応のあるt検定,2要因分散分析を行なった結果,しきい値0.4(0:体外,1:体内)の等値面が3Dスキャナで得られた人体形状に最も近いことを示した.次に,多様なデザインの密着した衣料を立体裁断可能にするために,その等値面データを,発泡スチロール切削加工によって3Dプリントして,立体裁断用個別型実トルソーを作成した.そして,その立体裁断用個別型実トルソーを用いて,身体に密着したドレスを立体裁断で製作し,試着評価により体型にフィットすることを確認した.

  • 石崎 大介, 幡野 真隆, 井戸本 純一, 久米 弘人, 亀甲 武志
    日本水産学会誌
    2015年 81 巻 6 号 998-1000
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/12/03
    ジャーナル フリー
    琵琶湖固有種セタシジミの
    肥満度
    と採苗量の関係を調査した。琵琶湖ののべ 19 漁場で採捕したセタシジミの体重に占める軟体部の乾燥重量の割合を測定し
    肥満度
    を求めた。また,それらの漁場で採捕した個体を用いて人工採卵し,
    肥満度
    と得られた D 型仔貝の数との関係を解析した。その結果,各漁場の
    肥満度
    と採苗量に有意な回帰直線が得られ,正の相関が認められた。このことから,
    肥満度
    が採苗量の指標として有効であると考えられた。
  • 成長曲線を利用した解析
    相坂 国栄, 野坂 一江
    栄養学雑誌
    1996年 54 巻 1 号 41-46
    発行日: 1996/02/01
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
    金沢市立小学校6年に在籍する児童で
    肥満度
    20%以上の者431人について, 過去6年間の身長, 体重から成長曲線を作図し,
    肥満度
    の推移を解析した。
    1) 対象児の身長の平均値は, 金沢市の平均値より男子では全学年において有意に高かった。
    2) 成長曲線と
    肥満度
    から肥満の分類をした結果, 良性肥満 (A型) が41.5%, 悪性肥満 (B型) が58.3%, 症候性肥満 (C型) が0.2%であった。
    3)
    肥満度
    20%以上児の学年別出現割合は, 学年が進むとともに増加した。
    4) 1年生ですでに肥満であった者は, 29.7%と高値であった。これらのうち, 6年間を通して
    肥満度
    20%以上の者は約85%を占めた。
    5) 各学年で初めて
    肥満度
    20%を越えた者を1つのグループとし, その
    肥満度
    の推移を検討したところ, 男女とも1年生で
    肥満度
    20%を越えていたグループが最も高値で推移した。
    6) 以上の結果から, 肥満児の選定には成長曲線図も考慮することは有意義であった。また, 幼児期から継続して作図することで肥満傾向を早期に発見し, 指導を行うことが重要であることが本研究でも確かめられた。
  • 夏期養成中の肥満度の変化
    丸山 為蔵
    水産増殖
    1963年 11 巻 2 号 73-79
    発行日: 1963/08/20
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
    1) 湧水越冬したティラピアの夏期養成中にみられる成長に伴う
    肥満度
    の変化と季節的変化を調べ, また
    肥満度
    の変化と関係のある形態的な要素について検討した。
    2) 前報で報告した成長成績と比較すると今回は非常に優れている。これは前報で明らかにしたように本種の比成長が体の大きさと著しい負の相関をする事実によるものと考えられる。
    3) 本種の
    肥満度
    は7―8月頃高い値を示し, 以後低下していく, これは供試魚の多くがこの頃に成熟したためではないかと考えられる。従って本種の
    肥満度
    は成熟に伴って著しく増加し, 産卵後は摂餌が活発に行なわれないために低下するものと考えられる。
    4) 体高指数 (10・体高/全長) と断面積指数 (10・体高・体幅/全長2) のいずれもが
    肥満度
    と明りょうな正の相関を有し, 特に断面積指数との相関は強く, 本種の
    肥満度
    が体形と密接な関連を有することが認められる。
    5)
    肥満度
    の増減変化が成熟, 産卵と密接な関係をもち, 本種の特徴である繁殖力のおう盛であること, および口中保育の習性が結果的に成長を阻害することになるので今後ティラピアの養成については雌雄, 別々に養殖するかあるいは, より効果的な養魚法の探究が必要である。更に魚体の可食部分について断面積指数では, はっきりとしないので魚体の枝肉についての調査を行なうことが必要であるものと考える。
  • 荻野 雅史, 浅野 賢, 渡辺 彰, 米田 光宏, 横尾 一晃, 佐々木 和人, 譲矢 幸一, 稲岡 忠勝, 乙戸 崇寛, 稲岡 由樹
    理学療法学Supplement
    1996年 1996.23.2 巻
    発行日: 1996/04/20
    公開日: 2017/09/01
    会議録・要旨集 フリー
  • ―1991年度定期健康診断成績の重回帰分析による検討―
    大江 慶治, 八谷 百合子, 高橋 有嘉子, 織田 進, 高原 和雄
    Journal of UOEH
    1992年 14 巻 4 号 279-288
    発行日: 1992/12/01
    公開日: 2017/04/11
    ジャーナル フリー
    産業医科大学医学部学生の1991年度定期健康診断の成績に重回帰分析を行い, 各種成人病のリスクファクターとしての肥満の意義について検討した. ①1979年から1991年までの医学部学生の
    肥満度
    の平均値は年毎に増加した. ②1991年度全員の成績で
    肥満度
    の増加が血清GPTの上昇に大きく関与することを示す成績が得られ, この所見は肥満者においてはより顕著であったが, 非肥満者では認められなかった. ③
    肥満度
    のGPT上昇への関与は, 過去常に
    肥満度
    10%を越す恒常肥満者においては認められたが, 10%内外を変動する変動肥満者では認められなかった. ④収縮期血圧には
    肥満度
    よりも赤血球数の関与が大であった. ⑤総コレステロールに対しては,
    肥満度
    を含む代表的な11項目のいずれも特に関与する所見が得られず, 健診項目以外の何等かの指標の関与が疑われた. 以上の所見から, 学生の肥満は, 恒常的となった段階で肝機能障害の発生に大きく関与することが示唆された.
  • *小宮 秀明, 前田 順一, 井福 裕俊, 鎌田 安久, 黒川 修行
    日本体育学会大会予稿集
    2019年 70 巻
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/12/20
    会議録・要旨集 フリー

     これまで児童生徒の体格別に見た体力についての報告は数多くあり、種目によってそれぞれの値に相違が報告されている。本研究は児童生徒を対象に基本の運動である走・跳・投に着目し、体格とこれらの体力との関係を性別、学年別に明らかにした。収集したデータは、U市内の全ての小学校と中学校の全児童生徒であり、平成21年度から28年度までの8年間に渡り、体格・体力のデータに欠損値のない児童生徒318,814名(男子163,419名、女子155,395名)である。性別、学年別に普通体格を

    肥満度
    を1%ごとに区分し、区分した
    肥満度
    の体力の平均値を基に二次回帰曲線から最高値を求めた。性別、学年別に8年間の体力の平均値の推移を確認すると、50m走はほぼ横ばい、立ち幅とびとボール投げは緩やかな減少を示した。普通体格の中から各種目の記録が最も高値を示した
    肥満度
    を求めた結果、種目の最高値に相当する
    肥満度
    は性別、学年でかなり異なった。以上より、学齢期は体格や体力の発達が顕著な時期であるため、性別や学年により種目毎の最高値が見られる
    肥満度
    が異なることが示唆された。本研究の成績は児童生徒の体力向上を目指す1つの指標になるものと考えている。

  • 鈴木 九五, 本岡 健一, 井上 幹夫
    健康医学
    1990年 5 巻 1 号 82-87
    発行日: 1990/07/20
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    某企業の男性従業員の死亡例202例について,死亡前10年間の
    肥満度
    の変化を検討した結果,死亡の4年前から
    肥満度
    は次第に減少する傾向があり,それは主として悪性新生物によるものであることが判明した。この事実は最低死亡率を示す
    肥満度
    が短期的にみれば肥満の方へ偏り,長期的にみればやせの方へ偏る傾向の要因の一つと考えられる。
  • 安田 真紀, 若林 良明, 徳永 貴子, 磯部 里美, 澤木 美音, 加藤 秀平
    健康医学
    1997年 12 巻 2 号 183-185
    発行日: 1997/08/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    肥満度
    ,体脂肪率と総コレステロール(F-chol)トリグリセライド(TG)との関連性につき検討したところ,血中脂質は,
    肥満度
    よりも体脂肪率との間に高い正の相関を認あました。
  • 石塚 毅彦, 降矢 容子, 坂田 早苗, 大野 完, 大宮 安紀彦
    健康医学
    1989年 4 巻 1 号 42-45
    発行日: 1989/07/26
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    人間ドックの受診者中,胸部X線写真上の心胸郭比が40%未満の小心臓を有する31名(A群)とA群に匹敵する
    肥満度
    を有し,心胸郭比が40%以上の39名(B群)を対象とし,
    肥満度
    と動脈硬化指数(AI)との相関を調べた。A群の相関係数は,男,0.65(P<0.01),女,0.52(P<0.05)であり,特に
    肥満度
    が-0.7%以上ではAIの急増傾向がみられた。この変化はB群には認められず,小心臓の症例特有の変化と考えられた。
  • 岩崎 博, 山田 宏, 吉田 宗人, 南出 晃人, 中川 幸洋, 遠藤 徹
    中部日本整形外科災害外科学会雑誌
    2008年 51 巻 3 号 495-496
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/06/28
    ジャーナル 認証あり
  • 太田 俊夫
    栄養学雑誌
    1984年 42 巻 6 号 345-350
    発行日: 1984/12/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    著者はさきに成人男女の身長別標準体重について報告したが, 今回はこの標準体重を対数的に処理する方法とその結果得られた円盤状の計算尺, すなわち
    肥満度
    を簡単に計算することができる
    肥満度
    検定盤について報告する。
    この検定盤は大小2枚の円盤から成り, 大円盤には体重と
    肥満度
    の目盛りが刻まれている。また小円盤には身長の目盛りが刻まれているが, この際身長の目盛りは対応する標準体重の目盛りにおき換えられている。さらに小円盤には
    肥満度
    の目盛りを読むための直線 (指示線) が刻まれており, これら2枚の円盤はその中心で可動的に連結されている。
    大円盤上の実測体重が, 小円盤上の身長すなわち計算された標準体重に一致する時は, 指示線は
    肥満度
    0を指すように設定されており, 実測体重が標準体重より大きい時は
    肥満度
    はその標準体重に対する%で示される。
    肥満度
    を簡単に求める方法についてはすでに数多くの試みが発表されており, それらの試みの中のあるものにおいては対数を用いて計算された目盛りが使われているが, それらの方法では身長と体重の目盛りが例外なく直線上に配列されている。ここに報告した方法だけが円盤の円周上に刻まれた目盛りを用いる方法であるが, この方法の特徴の1つは比較的直径の小さい円盤を使っているにもかかわらず, 目盛りを見やすいように刻むことができるということである。
  • 血圧と体型, 血清脂質との関連
    酒井 潔
    日本農村医学会雑誌
    1991年 39 巻 5 号 1009-1017
    発行日: 1991/01/30
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    わが国の農村における循環器疾患を考えると, 脳卒中の頻度が高く, とりわけ基礎疾患としての高血圧はそのむすびつきが強く, もっとも重要な危険因子といえる。そのほか肥満, 血清脂質などが重要であることが報告されている。その影響は地域により, また世代により一様でないと考えられる。今回, 埼玉県東北部の農村地域において, 循環器検診を実施し, 血圧, 体型, 血清脂質について解析を行なった。とくに血圧と体型, 血清脂質との関連について検討した。
    最大血圧は男女ともに加令とともに段階的に上昇を示した。高血圧者では男女ともに正常血圧者に比し,
    肥満度
    20%以上, 高コレステロール血症, 高中性脂肪血症が有意に高率であった。男女ともに最大血圧と有意な単相関を示す検査値は年令,
    肥満度
    , 皮脂厚, 最小血圧, 中性脂肪であった。男女ともに最小血圧と有意な単相関を示す検査値は
    肥満度
    , 皮脂厚, 最大血圧, 中性脂肪であった。次に主成分分析を行ない, 循環器検診成績の総合的評価を試みた。その結果, 男女間に主成分の異なったデータパターンを示した。測定された検査値のなかで, 血圧と関連する要因を段階的重回帰分析を用いて併せ検討した。血圧を目的変数とし, 年令,
    肥満度
    , 皮脂厚, 総コレステロール, 中性脂肪の5項目を独立変数とした。その結果, 最大血圧は, 男では年令,
    肥満度
    , 中性脂肪, 女では年令,
    肥満度
    がいずれも有意な関連を示した。最小血圧は, 男では
    肥満度
    , 中性脂肪, 女では
    肥満度
    , 総コレステロールがいずれも有意な関連を示した。
  • 大谷 八峯
    栄養学雑誌
    1983年 41 巻 5 号 325-329
    発行日: 1983年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    肥満度
    を簡易に算出できる計算尺を製作するために新しい計算方法を開発した。この方法により, 従来の
    肥満度
    スケールなどと比較しても種々の利点がみられる計算尺が考案できた。
    今後の肥満指導における指導媒体として十分に活用できるとともに, この新しい方法は他の指導媒体にも広く活用できるものと思われる。
  • 永井 成美, 武川 公
    栄養学雑誌
    1999年 57 巻 4 号 211-220
    発行日: 1999/08/01
    公開日: 2010/02/09
    ジャーナル フリー
    肥満児の体重は, 成長という加齢的要因による増加や, 夏に体重が著しく増加するという季節的要因の影響を受けていると考えられる。小児肥満改善教室を実施し, 教室の評価を行う際に, その体重変動が教室による介入効果を分かりにくくしている。
    本研究では, 肥満児155人に対し9か月間小児肥満改善教室で栄養, 運動指導を行い, 対照群を用いて変動要因を除く方法で介入効果を評価した。その結果, 介入群には有意な
    肥満度
    減少がみられた。介入効果には, (1) 夏休み後の
    肥満度
    減少, (2) 子どもの肥満を改善したいという親の意欲が関与していた。逆に, (3) 肥満発症年齢が高い, (4) 食欲が旺盛, (5) 夜型の生活などが肥満の改善を妨げていた。また,
    肥満度
    の改善, 非改善に関わる各要因を, 数量化理論第II類によって数値化した。このことにより, 今後は教室途中で, 夏休み後の
    肥満度
    増減や質問紙調査から, 各対象児のスコアを求め, 終了時の非改善が予測される対象児を重点的に指導することで, より教室の効果が上がるものと思われる。
  • 登録4年後の成績, とくに登録時肥満度と死亡率, 死因との関係について
    三原 俊彦, 大橋 博, 平田 幸正
    糖尿病
    1983年 26 巻 1 号 63-69
    発行日: 1983/01/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    1976年1月より12月までの1年間に東京女子医大糖尿病センターを受診した糖尿病患者1,629名について, 4年間prospective foUow-upstudyを行い, 糖尿病患者の
    肥満度
    と死亡率, 死因との関係について検討した。登録4年後の追跡成績は, 生存者1,486名, 死亡者140名, 生死不明者3名で, 生死に関する追跡率は99.8%であった. 登録時
    肥満度
    90%未満群, 90~109%群, 110~129%群, 130%以上群の4年間の累積死亡率は, それぞれ11.8%, 8.7%, 7, 4%, 3.6%で,
    肥満度
    の高いほど死亡率が低かった. 一方, 登録時までの最大
    肥満度
    90%未満群, 90~109%群, 110~129%群, 130%以上群の累積死亡率は, それぞれ18.2%, 6.0%, 7.4%, 11.1%であり, 90~109%群の死亡率が最も低かった. 登録時における網膜症, 蛋白尿の有無により4つのグループに分け, 各グループ別に登録時
    肥満度
    と死亡率との関係をみたが, いずれのグループにおいても
    肥満度
    の高いほど死亡率が低かった. 登録時
    肥満度
    と死因との関係をみると,
    肥満度
    130%以上群を除いた各群とも悪性新生物による死亡が最も多く,
    肥満度
    が高くなるほど, 腎症, 感染症, 肝硬変症による死亡の割合が減少し, 虚血性心疾患, 脳血管障害による死亡の割合が増加した. 登録時までの最大
    肥満度
    と死因との関係では, 90%未満群で腎症, 虚血性心疾患, 脳血管障害による死亡がなく, 110%以上の各群では
    肥満度
    による死因の特徴がなかった.
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