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クエリ検索: "起立性低血圧"
4,420件中 1-20の結果を表示しています
  • 池田 信二, 宇都宮 学, 中谷 京宗, 谷口 正隆, 田中 聡, 浦野 るり子, 立山 容子
    理学療法のための運動生理
    1987年 2 巻 1 号 7-10
    発行日: 1987年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    重度意識障害患者(農薬中毒)の起立操作時の循環動態および自律神経機能について検討し、以下の結果を得た。
    1)本症例では起立操作による反射性頻脈を認めず、心電図R-R分析の変動係数(以下CVと略す)も低い値を示し、広汎な自律神経機能障害を有した。
    2)起立操作直後より急激な血圧下降が起こり、血圧下降が著明なほど臥位へ戻した時のRebound現象も大きかった。
    3)心電図では起立によりP波の尖鋭化、ST部の下降、T波の減高がみられた。
    4)前額部の皮膚温は起立直後より下降し、ほぼ直線的に下降した。足背部は臥位へ戻した後温度下降が起こった。
    5)1回目の操作に比べ、2回目の血圧下降が著しかった。このことは血圧値の平常値への復帰が必ずしも目安とはならず、リスクチェックの困難性を示唆した。
  • 近藤 正樹, 上田 祥博, 牧野 雅弘, 中島 健二
    日本老年医学会雑誌
    2000年 37 巻 3 号 255-258
    発行日: 2000/03/25
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    症例は70歳, 女性. 1995年から歩行障害, 1996年から最初左手に, 続いて右手に動作時振戦を認めた. パーキンソン病と診断され, アマンタジン, レボドーパを投与された. 投薬後症状は一時改善したが, 1998年4月休薬に伴い症状が悪化した. 5月当院に入院, 左側優位に固縮と動作時振戦, すくみ足, 姿勢反射障害および
    起立性低血圧
    を認めた. レボドーパ投与によりUPDRSの total score は61.3±1.2 (mean±SD) から41.7±5.4に改善したが, 起立による収縮期血圧の低下が12.5±5.8mmHgから17.8±9.2mmHgに悪化した. 本例ではレボドーパの投与に伴い, 固縮, 振戦, 無動は改善したが,
    起立性低血圧
    は明らかに悪化した. パーキンソン病の治療に際して, 原疾患による
    起立性低血圧以外にレボドーパによる起立性低血圧
    を考慮する必要がある.
  • 寺本 信嗣, 寺本 憲子, 大内 尉義, 山岡 実, 服部 明徳, 長瀬 隆英, 飯島 節, 福地 義之助, 熊田 衛, 折茂 肇
    日本老年医学会雑誌
    1990年 27 巻 4 号 478-483
    発行日: 1990/07/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    94歳の超高齢者で起立時の立ち眩み, 下肢脱力感を主訴に当科を受診し,
    起立性低血圧
    症と診断した症例に対し, 入院治療中, 種々の自律神経学的検索を行い病態の検討を行った. 70°頭位チルトテーブル試験に於て, 収縮期血圧は70mmHg低下し, 軽度の反射性脈拍増加を認めた (53/分→58/分). 血漿バソプレシンは著増し (0.62→67.2pg/ml), 血漿カテコラミンも増加を示した (アドレナリン0.01→0.1ng/ml, ノルアドレナリン0.05→0.22ng/ml). 暗算試験, 過呼吸試験, 寒冷昇圧試験, アドレナリン試験の反応は正常であったが, 頸動脈圧迫試験, アセチルコリン試験, アトロピン試験, フェニレフリン試験の反応は低下していた. 従って, 本症例では交感神経系機能が比較的保たれているのに対し副交感神経系機能が低下していると考えられた.
    起立性低血圧
    発症に対して心拍出量の減少, 加齢に伴う洞結節機能低下, 平滑筋受容体機能低下と共に副交感神経系機能低下も関与している可能性が考えられた. 治療にはインドメサシンは効果を示さず, 酢酸フルドロコルチゾンが奏功した.
  • 田村 直俊, 島津 邦男
    日本内科学会雑誌
    1995年 84 巻 4 号 545-550
    発行日: 1995/04/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    低血圧によるめまい・失神の発生には,全身血圧低下に加えて脳循環自動調節の破綻が関与する.低血圧を生じる代表的な病態である
    起立性低血圧
    ,食後性低血圧,反射性失神は,いずれも自律神経障害を背景に出現し,脳循環自動調節の破綻を伴い得る病態である.
    起立性低血圧
    に対する第一選択薬はα刺激作用を有する薬物であるが,重症例では生活指導も重要である.食後性低血圧,反射性失神は主に食事・生活指導で対処可能である.
  • ―座位保持耐久性,意識水準の改善に着目して―
    佐藤 美紀, 遠藤 丈晴, 菊池 克哉, 武智 裕子, 辻村 淳, 稲嶺 陽子, 竹本 敦雄
    理学療法の歩み
    2006年 17 巻 1 号 32-37
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/05/30
    ジャーナル フリー
     寝たきり状態の患者には,介助量が多く循環動態が不安定なため,離床が困難になっているケースが存在する。こうしたケースの離床を安全に進めるために,ベッドサイドでのチームアプローチを導入した。対象は,重度脳損傷患者10名で,いずれも高次脳機能障害を合併していた。アプローチは週1回の頻度で,対象者をリクライニング式車椅子へ移乗させ,適切なポジショニングを図りながら座位保持及び上肢の活動を促した。リスク管理については,
    起立性低血圧
    の症状の有無で判断した。さらに,状態の急変しやすい患者は,血圧計とパルスオキシメーターにてバイタルサインをチェックした。6ヶ月に亘るアプローチの結果,途中悪化中止や転院した5例を除き全症例で座位時間の延長が見られた。意識水準が改善したものは4例で,そのうち2例に随意運動が出現した。今回の取り組みより,重度障害による寝たきり状態の患者においても改善の可能性が存在することが示唆された。
  • 八田 美鳥, 大友 英一
    日本老年医学会雑誌
    1993年 30 巻 5 号 393-396
    発行日: 1993/05/25
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    くも膜下出血後の続発性 normal pressure hydrocephalus (NPH) に
    起立性低血圧
    を合併した症例を経験したので報告した. 症例は67歳男性でくも膜下出血の6カ月後, すでに ventriculoperitoneal shunt (V-Pシャント) を設置した状態で入院した. シャントの機能障害によりNPHの三主徴である痴呆・歩行障害・尿失禁が出現・増強し同時に
    起立性低血圧
    も著明となったが, V-Pシャント再建術後は三主徴とともに
    起立性低血圧
    も改善した.
    起立性低血圧
    は種々の原因で生ずるがNPHに併発したとの報告は本例が初めてである. 本症状はNPHの三主徴の臨床経過とほぼ同様に推移したことから, その発現機序としては三主徴の発現機序に類似し間脳・視床下部, 辺縁系, 大脳皮質といった上位の血圧調整機構障害がNPHによる前頭葉の圧迫, 第三脳室壁への圧排により生じた可能性が示唆された.
  • 河野 律子, 荻ノ沢 泰司, 渡部 太一, 安部 治彦
    昭和医学会雑誌
    2011年 71 巻 6 号 523-529
    発行日: 2011/12/28
    公開日: 2012/08/03
    ジャーナル フリー
  • 日本透析医学会雑誌
    2013年 46 巻 3 号 351
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/04/09
    ジャーナル フリー
  • 起立性低血圧の成因とその看護
    平原 浩, 中山 千尋, 山崎 孝, 松田 しずく, 藤田 悦子, 真島 英子, 木下 正信, 相楽 達男, 田村 展一, 長澤 龍司, 御手洗 哲也, 磯田 和雄
    日本透析療法学会雑誌
    1991年 24 巻 8 号 1098-1104
    発行日: 1991/08/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    著者らは, 血液透析患者に認められる
    起立性低血圧
    の成因が, 交感神経, 副交感神経のいずれの自律神経障害に起因するかを明確にする目的で種々の自律神経機能検査を施行し, その検査成績をもとに
    起立性低血圧
    を有する患者の看護についても検討を加えた.
    対象は12症例 (男4例, 女8例) で, 年齢は25歳から75歳, 平均54.1±14.0歳である. 透析歴は平均39.4±49.7か月で, 原因疾患は慢性糸球体腎炎4症例, 糖尿病性腎症6症例, および原疾患不明2症例である. 自律神経機能検査として立位負荷試験, 寒冷昇圧試験, アドレナリン負荷試験, 硫酸アトロピン負荷試験を施行した. 立位負荷試験では
    起立性低血圧
    が認められた群7例 (Group 1) と認められない群5例 (Group 2) に大別された. Group 1では, 5例が糖尿病性腎症による腎不全症例で, その5症例はいずれも
    起立性低血圧
    出現時にも心拍数の増加を認めなかった. 寒冷昇圧試験ではGroup 1で, 低反応を示す症例が3例に認められた. アドレナリン負荷試験ではGroup 1で全例が過大反応を示した. アトロピン負荷試験ではGroup 1で口内乾燥が4例に認められた. これらの成績から
    起立性低血圧
    の成因として交感神経節後線維の障害が示唆されたが, 副交感神経系の異常も考慮する必要がある.
    起立性低血圧
    を認めた7例の患者に対して, 自己管理ノートの作成と緩徐な体位変換を指導・教育した結果, 自覚症状の出現頻度は減少した. 血液透析中, 頻回に血圧測定を行った結果突然のショック状態の発生を早期に発見し, 病状への対処が容易であった. さらに, 交感神経系の障害が考えられた症例に対してα1刺激薬剤の投与を試みたところ,
    起立性低血圧
    の症状改善が得られた.
  • 国見 聡宏, 栗原 広孝, 山中 博之, 真鍋 辰哉, 田中 邦夫, 鈴木 健, 大津 文雄, 長澤 紘一
    臨床薬理
    1995年 26 巻 1 号 41-42
    発行日: 1995/03/31
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 井汲 一尋, 安藤 哲朗, 朝比奈 正人
    臨床神経学
    2015年 55 巻 10 号 759-762
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/10/16
    [早期公開] 公開日: 2015/08/18
    ジャーナル フリー
    症例は吃逆・嘔吐で発症した68歳の女性で,著明な
    起立性低血圧
    (orthostatic hypotension; OH)を呈した.延髄背側と延髄外側に病変があり,血清抗アクアポリン4抗体陽性の視神経脊髄炎関連疾患(neuromyelitis optica spectrum disorder; NMOSD)と診断した.本例では延髄背側病変がOHに関与した可能性があり,OHはNMOSDの症候の一つである可能性がある.
  • 西田 昂平
    日本内科学会雑誌
    1972年 61 巻 2 号 172-180
    発行日: 1972/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    起立性低血圧
    の病態を血漿遊離脂肪酸(NEFA)の面から検討する目的でtilting60°による体位変換を行ない,正常血圧者および各種疾患と対比した.さらに各種
    起立性低血圧
    (高血圧性,脳血管性,糖尿病性,特発性)についても検討を行なつた.正常血圧者では, tiltingによりNEFAの上昇がみられたが,
    起立性低血圧
    ではtiltingによる交感神経系の反応が欠如し, hypotone型に比し, hypodyname型にNEFAの上昇抑制が著しく,起立による血圧下降の程度とNEFAの上昇抑制とは平行関係が認められた.疾患別では特発性のものでNEFAの抑制が最も強く,糖尿病性においては軽度であつた.さらに人為的に起立性血圧下降を惹起させると,
    起立性低血圧
    と同様なNEFAの反応を示した.治療薬として, DHEおよび9-α-fluorohydrocortisoneを投与して,その前後における比較を行なうと,投与後は血圧の改善のみならず, NEFAの反応も正常化傾向を示した.
  • 吉川 浩子, 川井 紘一, 井上 節子, 村山 耕子, 葛谷 信明, 藤田 敏郎, 小出 義信, 山下 亀次郎, 吉沢 和朗, 水澤 英洋
    日本内科学会雑誌
    1987年 76 巻 11 号 1695-1700
    発行日: 1987/11/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    L-DOPS (L-threo-3, 4-dihydroxyphenylserine)は生体内でノルエピネフリン(NE)に変換して生物活性をあらわす薬物であるが, 10年以上の糖尿病歴をもつ46才,男性の糖尿病性
    起立性低血圧
    に対し,本薬を用いたところ有効であった. L-DOPS投与前,臥位の血圧は124/88mmHg,坐位3分後78/58mmHg,立位にて失神.この間,血漿NE濃度は増加しなかった. 40ng/kg/minのNE注入により明らかな昇圧反応を示し,腓腹神経生検では有髄,無髄神経の脱落を認めた.以上から,本例は交感神経の障害によるNE欠乏とそれに伴うNE感受性増加状態にあったと考えた. L-DOPS300mgの投与により,臥位,坐位血圧の上昇,症状の改善をみた.
  • 難波 経彦
    日本内科学会雑誌
    1971年 60 巻 4 号 325-335
    発行日: 1971/04/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    起立性低血圧
    の病態生理を脳循環動態の面から検討する目的でhead-up tilting60°による体位変換で行ない,正常血圧者と対比した.さらに
    起立性低血圧
    のうち高血圧,糖尿病を伴つているものについても検討を行なつた.正常血圧者はtiltingによる変動はみられないが,
    起立性低血圧
    はPvO2は臥位36.1よりtilting5分33.2, 10分後31.5と減少し,V-Sat. O2も減少がみられ, CBFも10分間で23.5%減少した.また起立による血圧下降とPvO2, %CBFの減少度との間には有意な相関関係が認められた.高血圧,糖尿病を伴う
    起立性低血圧もほぼ起立性低血圧
    の脳循環動態と同じ傾向がみられた.さらに高血圧者にC6を投与し,人為的に起立性血圧下降を惹起させると投与後は
    起立性低血圧
    と同じ変動を示し,一方,
    起立性低血圧
    にDHEを投与して投与前後で比較すると投与後は,血圧の改善のみならずPvO2, V-Sat. 02,CBFともに改善の傾向が著明であつた.
  • 坂口 大介, 早川 学, 中村 行人, 枝元 真人, 石井 義洋
    日本プライマリ・ケア連合学会誌
    2023年 46 巻 2 号 62-66
    発行日: 2023/06/10
    公開日: 2023/06/24
    ジャーナル フリー

    前立腺肥大症に対するタムスロシン塩酸塩の内服開始後に出現した

    起立性低血圧
    の精査の結果,ACTH単独欠損症による続発性副腎機能低下症の診断に至った一例を経験した.
    起立性低血圧
    は一般診療で頻繁に遭遇する症候であり,急性発症の
    起立性低血圧
    を認めた際は,薬剤の影響や,出血による循環血漿量減少などの他に,副腎機能低下症が鑑別疾患に挙げられる.多疾患併存により内服薬剤が複数に及ぶ高齢患者の
    起立性低血圧
    は,副腎機能低下症の診断が困難となる可能性がある.また,原発性副腎機能低下症と比較し,続発性副腎機能低下症では,レニン―アンギオテンシン―アルドステロン系が正常に作用するため
    起立性低血圧
    を呈しにくいとされており,
    起立性低血圧
    を契機にACTH単独欠損症の診断に至った症例報告はこれまでにない.今後は,高齢者の
    起立性低血圧
    の原因として,ACTH単独欠損症による続発性副腎機能低下症を鑑別疾患に挙げる必要がある.

  • 池田 聡司, 宮原 嘉之, 内藤 達二, 新北 浩樹, 森光 卓也, 波多 史朗, 太田 三夫, 高尾 雅己, 深海 敦, 武内 克介, 宮原 嘉久, 原 耕平, 原田 敬, 吉武 孝敏
    心臓
    1995年 27 巻 2 号 174-179
    発行日: 1995/02/15
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
    症例は71歳,男性.昭和37年より高血圧にて降圧薬を服用していたが,昭和60年頃からは服薬なく,血圧は良好にコントロールされていた.平成4年12月頃より,血圧が低下傾向を示し,平成5年3月には収縮期血圧70~80mmHg(坐位)まで低下し,その頃より起立時に失神を認めるようになった.近医にて加療されるも改善なく,当科に入院となった.起立試験にて著明な
    起立性低血圧
    を認め,理学的には皮膚乾燥を認めた以外,錐体外路・小脳症状などは認めなかった.その他のValsalva試験や薬物負荷などより,自律神経の異常しかも交感神経節後障害が認められ,特発性
    起立性低血圧
    と診断した.また123I-MIBGシンチグラフィー(planar像)にて心臓への著明な集積低下を認め,心筋への交感神経の障害を画像的に示唆すると思われた.
  • 秋庭 安子
    糖尿病
    1967年 10 巻 5 号 362-372
    発行日: 1967/09/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
  • 加藤 隆
    理学療法のための運動生理
    1987年 2 巻 1 号 43-45
    発行日: 1987年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    傾斜による血圧および脈拍の変化について健常者について検討した。
    結果 1)傾斜角度が増すほど収縮期血圧は下降し,拡張期血圧,脈拍は上昇する。
    2)徐々に傾斜を増した時よりも急に傾斜を増した方が,血圧の変化は大きい傾向にある。脈拍については大きい。
    3)男性よりも女性の方が収縮期血圧は下降するが,拡張期血圧については逆に男性の方が上昇する。脈拍については男女差はない。
    4)空腹,満腹について血圧,脈拍についての変化の差はほとんどない。
    5)0°から80°に起立させた時の回復は4分以上かかるが0°の値まではもどらない。
  • 田中 英高, 山口 仁, 松島 礼子, 二宮 ひとみ, 尾崎 孝子, 玉井 浩
    心身医学
    1999年 39 巻 6 号 429-434
    発行日: 1999/08/01
    公開日: 2017/08/01
    ジャーナル フリー
    不登校を合併した
    起立性低血圧
    (直後型)の13歳女子例を報告した.本症例の
    起立性低血圧
    (直後型)は起立時の末梢血管におけるノルアドレナリン分泌低下と下半身での血液貯留によって生じたと考えられた.
    起立性低血圧
    (直後型)は新しい非観血的連続循環機能測定によって評価したが, それは家族葛藤や学校不適応などの心理社会的背景によって憎悪した.発症後5年間,
    起立性低血圧
    (直後型)の再発は繰返したが, 主に情緒不安定によって悪化し心理社会的介入によって改善した.難治性の思春期
    起立性低血圧
    の診療には, 家族問題や学校生活など心理社会的側面を含めた心身医学的アプローチが重要である.
  • 喜山 克彦
    中部日本整形外科災害外科学会雑誌
    2008年 51 巻 6 号 1227-1228
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/12/16
    ジャーナル 認証あり
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