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クエリ検索: "静岡大学教育学部附属幼稚園"
8件中 1-8の結果を表示しています
  • ―保育要領から幼稚園教育要領への変化を保育者はどう捉えたか―
    永倉 みゆき
    保育学研究
    2022年 60 巻 1 号 7-19
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/02/15
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は,
    静岡大学教育学部附属幼稚園
    が昭和25年と昭和32年に作成した二つの教育課程を比較検討することにより,「保育要領」から「幼稚園教育要領」への改訂が保育者達に与えた影響を明らかにすることである。その結果,それぞれの教育課程作成に於いては「要領の基本精神の理解」と「要領に沿った教育課程の作成」が,矛盾を孕みながら進められていたことが明らかになった。保育者達は,時代に合わせて教育課程を作成しながらも,自らの実践を基にした修正を加えていた。それは,他の学校種の教育課程形式には収まり切れない保育の独自性を表そうとする,保育者の主体的な姿勢から生まれたものであった。
  • *村上 陽子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2014年 66 巻 2P-18
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/07/10
    会議録・要旨集 フリー
    目的 食品の嗜好価値は,味,形,色,香り,テクスチャーなどの化学的・物理的特性によって決定される。一方,現代社会においては,食の色彩は軽視される傾向にある。食における色の効果を大事にしてきた我が国には,和菓子という伝統的な菓子がある。しかし,食生活の洋風化により,和菓子の喫食頻度は減少傾向にあり,食文化の継承という面において懸念すべき状況である。練りきりに代表される茶席の和菓子は,色の配色など色彩に関して繊細な心遣いがなされており,食べる人の食欲に大きな影響を及ぼしていると考えられる。そこで本研究では,幼稚園児および大学生における練りきりの食嗜好性について検討した。
    方法 調査対象は,
    静岡大学教育学部附属幼稚園
    の年中児・年長児(男子43人,女子45人),および静岡大学教育学部学生(男子56人,女子82人)とした。調査対象者には事前に市販の練りきり(白)を食べてもらい,練りきりの食体験を持った上で調査を行った。練りきりの色相は,「赤・橙・黄・緑・紫・茶・白・黒」の8色相とし,濃淡2種類のトーンを用意した。
    結果
    幼児では,色の嗜好性に偏りが見られ,男女で相違が見られた。特に女子では赤(薄),男子では紫や無彩色に対する嗜好性が高く,男女とも黄や茶に対する嗜好性が低かった。大学生では幼児のような極端な偏りはみられなかった。いずれの校種・性別においても茶に対する嗜好性は非常に低かった。
  • *村上 陽子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2012年 64 巻 2P-31
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/09/18
    会議録・要旨集 フリー
     【目的】 食品の嗜好価値は,味,色,香り,食感などの化学的・物理的特性によって決定される。一方,現代社会においては,加工品の普及により,簡便性・合理性・利便性が重視され,食の色彩は軽視される傾向にある。食における色の効果を大事にしてきた我が国には,和菓子という伝統的な菓子がある。練りきりに代表される茶席の和菓子は色や形などが多様であり,カロリーが低いなどの利点をもつ。さらに,色の配色など色彩に関して繊細な心遣いがなされており,食べる人の食欲に大きな影響を及ぼしていると考えられる。練りきりの色彩と食嗜好性の関係を明らかにし,色の美しさと多様性が特徴的な練りきりを食育教材として活用することで,栄養面・食文化面など多角的視点からの食育の遂行が期待される。本研究では,練りきりと色彩の連想関係に着目し,練りきりの色が幼児の食嗜好性や言語力の育成に及ぼす影響について検討した。
    【方法】 調査対象は
    静岡大学教育学部附属幼稚園
    の年中(43人)と年長(46人),調査期間は2007年10月である。異なる着色食材で着色した練りきりについて食嗜好性を測定した。また,各色相から連想される食材について考える活動を設け,その練りきりの色が何の食材によるものかをクイズ形式で当ててもらった。
    【結果および考察】 練りきりの色嗜好性に男女間で顕著な違いが見られた。男女とも,着色食材を知った前後で,選ぶ色の内容や順序に大きな変化は見られなかった。色を用いることにより,練りきりに対する嗜好性は増加した。練りきりの色を用いた連想ゲームは子どもたちに食べ物や食べ物の色に対する興味を向上させた。練りきりから連想される食べ物は年中より年長の方が多かった。
  • 渡辺 功, 平沢 弥一郎, 青木 賢一
    日本体育学会大会号
    1980年 31 巻
    発行日: 1980/10/11
    公開日: 2017/08/25
    会議録・要旨集 フリー
  • 藤田 修一
    体育学研究
    1970年 14 巻 5 号 177-
    発行日: 1970/07/30
    公開日: 2016/12/31
    ジャーナル フリー
  • 渡辺 功, 勝又 五郎, 斎藤 千代子
    体育学研究
    1970年 14 巻 5 号 177-
    発行日: 1970/07/30
    公開日: 2016/12/31
    ジャーナル フリー
  • 井上 知香, 鈴木 幸子, 青山 昌子
    児童学研究
    2021年 45 巻 26-35
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/02/24
    ジャーナル フリー
    自然発生した遊びを主とする不確実性の多い保育実践の中で、指導計画は保育者によって具体的にどう用いられているのだろうか。子どもの遊びの姿と保育者の援助、そして指導計画の関連のあり様を描くことを試みた。結果、日々表現される子どもの姿を捉えながら保育者は対応し、保育者の対応によってまた新たな子どもの姿が現れる。それは時間の経過とともに変容を見せる。指導計画との関連については、以下の内容を確認した。1)個人の状態は次週のねらいに影響しないが、子どもに対する保育者の援助の方向性には影響していた。2)クラスの子ども達がねらいの姿と合っていた時には、次の週案のねらいが更新された。3)現在の週案よりも先の発達の姿を見せた子どもに保育者が援助する時、その援助と子どもの姿が異なる場合には、先の期案に描かれる子どもの姿に向けて援助の方向性を確認するに留めていた。
  • 松永 泰弘, 久代 義顕, 安達 美佑
    日本産業技術教育学会誌
    2022年 64 巻 3 号 233-242
    発行日: 2022/09/30
    公開日: 2024/10/25
    ジャーナル オープンアクセス

    本研究では,幼児期においてものづくりへの興味・関心を持ち,小学校以降の学びにつながることを目的とした教材として,偏心軸の車輪で動くおもちゃものづくり教材を開発する。また,本教材を使用したおもちゃものづくり活動の保育実践を行い,教員と保護者を対象にアンケート調査を実施する。実践中の幼児の発話や普段とは異なる表れ,実践後の家庭での会話やおもちゃでの遊びについて分析し,本教材の幼児教育における教育的効果を明らかにする。

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