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クエリ検索: "風俗店"
292件中 1-20の結果を表示しています
  • 余田 敬子, 尾上 泰彦, 西田 超, 金子 富美恵, 須納瀬 弘
    口腔・咽頭科
    2011年 24 巻 2 号 171-177
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/09/14
    ジャーナル フリー
    性感染症クリニックで, 淋菌・クラミジア検査を行った女性169人の職業と, 男性81人の性交渉の相手について検討した. 女性の92%を占めたソープランド (ソープ) 従業女性では, 淋菌の咽頭陽性者が性器より多く, クラミジアは性器陽性者が咽頭より多かった. ソープ以外の性
    風俗店
    従業女性においても, 淋菌・クラミジアの咽頭と性器の陽性者が存在した. 性風俗従業でない女性にも, 淋菌・クラミジアの陽性者があった.
    男性では, 咽頭の淋菌陽性者の89%, 性器の淋菌陽性者の93%, 咽頭のクラミジア陽性者全員, 性器のクラミジア陽性者の77%が, 性風俗従業女性からの感染と推察された. また, 少数ではあるが, 特定の女性から淋菌・クラミジアに感染した人と思われた人が存在した.
  • 木村 裕美
    産学官連携ジャーナル
    2010年 6 巻 8 号 36-37
    発行日: 2010/08/15
    公開日: 2024/03/29
    ジャーナル フリー
  • 鈴木 九里, 栗田 稔, 永尾 光一, 原 啓, 黒田 加奈美, 三浦 一陽, 石井 延久, 馬 リン, 山口 恵三, 西見 大輔
    日本泌尿器科学会雑誌
    2000年 91 巻 3 号 322-
    発行日: 2000/03/20
    公開日: 2017/04/06
    ジャーナル フリー
  • 宮原 誠, 藤野 淡人
    日本泌尿器科学会雑誌
    2000年 91 巻 3 号 322-
    発行日: 2000/03/20
    公開日: 2017/04/06
    ジャーナル フリー
  • 東 真樹, 大野 俊一, 杉本 雅幸
    日本泌尿器科学会雑誌
    2000年 91 巻 3 号 322-
    発行日: 2000/03/20
    公開日: 2017/04/06
    ジャーナル フリー
  • 山田 陽司, 伊東 健治
    日本泌尿器科学会雑誌
    2000年 91 巻 3 号 322-
    発行日: 2000/03/20
    公開日: 2017/04/06
    ジャーナル フリー
  • ―ある性風俗店を事例として―
    熊田 陽子
    日本文化人類学会研究大会発表要旨集
    2009年 2009 巻 G-12
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/05/28
    会議録・要旨集 フリー
    人間は、ある目的を達成するためだけに生きているのではなく、その過程や行為を楽しむ(「遊ぶ」)ものであると考えたホイジンガは、人間を「ホモ・ルーデンス(遊ぶ人)」と呼んだ。様々な性行為も、生殖という目的だけで行われるわけではなく、それ自体の面白さを楽しむ「遊び」である。本発表では、あるSMクラブを事例に、そこで働く女性たちがSMプレイをどのように認識しているのかついて、「遊び」を手がかりに検討する。
  • 快適な空間のためのコミュニティへの道のり
    川田 薫
    地域研究
    2009年 9 巻 1 号 280-297
    発行日: 2009年
    公開日: 2020/05/26
    ジャーナル フリー
  • 中丸 聖, 谷村 裕嗣, 宮本 真里, 四十万谷 貴子, 長野 奈央子, 寺井 沙也加, 槇村 馨, 久米 典子, 清原 隆宏
    皮膚の科学
    2019年 18 巻 3 号 139-143
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/10/31
    ジャーナル 認証あり

    20141 月から20186 月までの 4 年半に関西医科大学総合医療センターにおいて経験した10例の早期梅毒患者についてまとめるとともに,梅毒の最近の動向について考察した。当該地区においても梅毒患者は増えており,男性 6 例,女性 4 例とやや男性優位であった。

    風俗店
    に通う青壮年男性が多かったことは,全国的傾向に合致していた。男性同性愛者および HIV 重複感染例は皆無であった。 硬性下疳 3 例,丘疹性梅毒 2 例,梅毒性乾癬 1 例,膿疱性梅毒および扁平コンジローム 1 例,ばら疹 3 例と極めて多彩な臨床像を呈していた。ほぼ全例に対してアモキシシリン内服治療を選択し,ほぼ全例で STS 抗体価の速やかな低下とともに臨床的治癒が得られた。なお,今回は晩期梅毒を除いた集計とした。梅毒の多彩な臨床症状と梅毒血清反応の複雑な動きを十分理解することは皮膚科医の大きな責務であり,病院内において今後ますます主導的役割を果たすことが求められる。 (皮膚の科学,18 : 139-143, 2019)

  • 余田 敬子, 尾上 泰彦, 田中 伸明, 新井 寧子
    口腔・咽頭科
    2008年 20 巻 3 号 347-353
    発行日: 2008/06/10
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    咽頭の淋菌およびクラミジア感染者がどのくらい存在するかを調べるために, 当科および性感染症クリニック受診者のうち2005年11月からの6ヵ月間に咽頭の淋菌とクラミジアを検査した者を対象とした検討を行った. 咽頭スワブまたはうがい液を検体とし, 淋菌はプローブテックと培養, クラミジアはプローブテックとアンプリコアで検出した. 対象は当科12人, 性感染症クリニック543人で, 男性272人 (18~69歳, 平均36.8歳), 女性は283人 (17~55歳, 平均27.9歳) であった. 咽頭淋菌陽性者は男性35人, 女性36人, 咽頭クラミジア陽性者は男性7人, 女性25人で, 陽性者はすべて性感染症クリニック受診者であった.
  • 山本 奈生
    フォーラム現代社会学
    2011年 10 巻 109-121
    発行日: 2011/06/30
    公開日: 2017/09/22
    ジャーナル フリー
    近年、自主防犯活動が急増しているが、これは「体感治安」の低下といった心理的要因に還元できるような出来事なのだろうか。もちろん、「凶悪犯罪」報道の増加などは、自主防犯活動を取り巻く一つの状況として指摘されるべきであるが、本稿では、まずそのような活動が具体的に何を志向しているのかを明らかにしようと試みた。日本における自主防犯活動の調査事例はいまだ手薄であり、本稿では京都市繁華街におけるフィールドワークの結果をもとに、次の点を中心に議論を進めていく。自主防犯活動は犯罪それ自体の摘発よりも、「犯罪的なもの」を警戒することによる抑止的効果を期待する振る舞いであるといえるが、では、誰がどのように「無秩序」なものを定めているのだろうか。また、多くの人々が自主防犯活動に参加しているが、彼/彼女の問題関心は「体感治安」の低下といった心理的要因に還元しうるものではなく、その他の要素が関連しているのではないだろうか。以上の点を中心に、都市部における自主防犯活動を、空間を創出しようとする多元的な力の交錯する場として捉えることで今日の状況を分析する。
  • ――現代日本のある性風俗店における名前の考察――
    熊田 陽子
    日本文化人類学会研究大会発表要旨集
    2008年 2008 巻 B-29
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    日本社会では、戸籍名こそが正しく、それ以外の名前は「偽名」などとして軽んじられることが多い。しかし、匿名の関係から構成される性風俗の世界における人々の経験は、当人にとって決して「にせ」ではない。東京都市部の性
    風俗店
    における調査にもとづき、女性性労働者が使う源氏名と、客が任意に選ぶ会員登録名の考察を通じて、戸籍名での個人を見ているだけでは明らかにできない人々のあり方の多層性を理解する可能性を探る。
  • 矢野 翔也, 大塚 俊宏, 黒川 晃夫, 森脇 真一
    皮膚の科学
    2020年 19 巻 4 号 222-226
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/03/27
    ジャーナル 認証あり

    49歳,男性。初診 1 ヶ月前より,右鼠径部に暗赤色の紅斑が出現した。初診 1 週間前より,近医にて副腎皮質ステロイド剤および抗生物質外用にて治療が行われるも皮疹は改善しないため当科紹介となった。初診時,右鼠径部に,潰瘍を伴う無痛性の暗赤色局面がみられ,その中枢側にはリンパ節腫脹が認められた。血液検査にて梅毒検査(定性 RPRTP 法)陽性,CRP,可溶性 IL-2 レセプターは高値を示していた。病理組織学的には,真皮内に形質細胞主体の炎症細胞浸潤が認められ,異型細胞はみられなかった。この時点で梅毒が強く疑われ,再度生活歴を聴取したところ 2 ヶ月前に

    風俗店
    で性的接触があったことが確認された。詳細な梅毒検査を施行したところ,FTA-ABS IgM が高値であった。以上より,本症例を陰部外下疳と診断した。アモキシシリン 1,500 mg/日にて治療開始したところ,投与39日後には鼠径部の潰瘍局面は大部分が上皮化し,投与89日後には色素沈着を残して瘢痕治癒し,リンパ節腫脹も消退した。陰部外下疳は,口腔内,口唇発生の報告例多いが,鼠径部に発生した報告例は,本邦における過去30年間の中で自験例のみであった。潰瘍を伴う硬結をみた場合,陰部以外に生じた場合でも梅毒を念頭にいれ,生活歴を含めた詳細な問診と梅毒検査を行う必要性がある。 (皮膚の科学,19 : 222-226, 2020)

  • ある性労働者Aの視点から
    熊田 陽子
    日本文化人類学会研究大会発表要旨集
    2013年 2013 巻 A05
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    本発表では、東京都市部の性
    風俗店
    における調査をもとに、そこで働く一人の女性(「A」と呼ぶ)の生について検討しながら、これまで論じられることの少なかった性労働の側面から都市と女性について考えていく。地方出身のAについて、仕事での経験、他者とのつながり、そして都市と出身地域に関する認識や意味付けなどを詳細に検討することで、Aの視点から見て都市とはどのような存在であるのか包括的な分析を行う。
  • 早川 隆啓, 三矢 英輔, 小島 宗門, 早瀬 喜正
    日本泌尿器科学会雑誌
    2002年 93 巻 3 号 450-456
    発行日: 2002/03/20
    公開日: 2010/07/23
    ジャーナル フリー
    (目的) 性感染症 (STD) としての男子尿道炎の臨床像について検討した.
    (対象・方法) 2000年1月より12月までの1年間に, STD性の男子尿道炎と診断した患者414例を対象に, 感染相手・感染経路・起因菌・淋菌の薬剤耐性や咽頭感染に対する認識などについて検討した.
    (結果) 年齢は16~60歳で平均31歳であった. 未婚者は305名 (73.7%) で, 感染相手は commercial sexual worker (以下CSW) が288名 (69.6%) であった. 感染経路は咽頭よりが199例 (48.1%), 膣からが42例 (10.1%), 両者が173例 (41.8%) であった. 起因菌は, 淋菌のみ206例 (49.8%), 淋菌, クラミジアの混合感染46例 (11.1%), クラミジアのみ47例 (11.3%), 非淋菌性非クラミジア性115例 (27.8%) であった. 淋菌の薬剤耐性はペニシリン耐性61例 (57.5%), ニューキノロン耐性22例 (20.8%), 耐性を認めなかったのが39例 (36.8%) であった. 咽頭感染の認識は, 301例中174例 (57.8%) はなかった.
    (結論) 男子尿道炎の蔓延の一因は, 咽頭感染の認識の低さと, 性行為におけるコンドームの非使用と考えられた. 広い年齢層に対して, 尿道炎の実態を啓蒙するとともに, 適切な薬剤選択についての検討が必要と思われる.
  • 茨城県土浦市を事例として
    *中川 紗智, 小泉 茜彩子, 鄭 映秋, 菅原 考史, 万 毅, 池田 真利子
    日本地理学会発表要旨集
    2017年 2017a 巻 110
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/10/26
    会議録・要旨集 フリー
    Ⅰ.研究の背景と目的
    近年,地理学,社会学,建築学,歴史学など多分野において盛り場研究が行われている.盛り場とは「恒常的に多数の人びとが集まる地域」であり(吉見 2007),地理学においては都市地理学や商業地理学において盛り場に様々なアプローチがなされてきた.
    地理学における盛り場研究は都市内部における盛り場の機能や役割を明らかにすることから始まった.施設の種別,その立地や構造・機能などについてはかなりの成果をあげてきている.しかしながら,これらの研究は都市内部における盛り場の階層構造や,周辺地域の変貌が盛り場に及ぼした影響を究明したものであり,都市の発展における盛り場の機能的役割の実証的研究はみられない.
    そこで本研究では、地方都市の都市機能に果たす盛り場の役割を明らかにすることを目的とする.事例として,北関東でも有数の盛り場を有する茨城県土浦市をとりあげる。研究の手法としては,盛り場とその周辺の土地利用調査,土浦市中心市街地に立地するビジネスホテルおよび不動産店への聞き取り調査をおこなった.
    Ⅱ.分析の結果
    1) 地方都市における盛り場の立地
    土浦市の盛り場は明治時代に設置された遊廓に端を発し,昭和戦中期の海軍航空隊需要によって発展した.全国の他の地域では盛り場が駅前から郊外等へ移転しているケースがみられるが,土浦市においては明治時代から現在に至るまで大きな変化はなく,常磐線の土浦駅前に立地している.また,盛り場の立地の特徴として,
    風俗店
    と一般小売店,飲食店等が混在していることが指摘できる.
    2) 盛り場の存在が地方都市におよぼす影響
    土浦市は1970年代まで茨城県最大の商都であり,周辺市町村から多くの買い物客が訪れていた.しかし1985年のつくば万博開催にともなう土浦高架道の建設や2005年のつくばエクスプレス開通により,次第に商業の中心はつくば市へと移行し,土浦市の商業機能は衰退していった.
    そうした中で近年,土浦市においては宿泊機能が発展している.2005年頃より土浦駅東口を中心にビジネスホテルが増加した.ビジネスホテル利用者は周辺工業団地等への出張のために車および常磐線を利用して土浦市を訪れ宿泊する単身男性が中心である.こうした人々がつくば市ではなくあえて土浦市に宿泊する理由のひとつに,土浦市の盛り場でナイトライフを楽しむため,というものがあることが明らかになった.
    また,ビジネスホテルの増加は,土浦駅西口の居酒屋等の飲食店増加につながった.更に,盛り場に遊びに来た客が定食屋や居酒屋で飲食をすることや,
    風俗店
    において出前をとることがあることからも,盛り場の存在は飲食機能に影響を及ぼしていると言える.
    本研究により,盛り場が地方都市において,宿泊機能や飲食機能といった都市機能を下支えしていたことが明らかになった.また盛り場の存在は,盛り場を有する地方都市が宿泊機能等の面で周辺市町村に対して優位性を持つ要因のひとつとなっていることが考えられる.
    【参考文献】
    吉見俊哉 1987.『都市のドラマトゥルギー ―東京・盛り場の社会史―』弘文堂.  
  • 小野 隆裕, 橋本 章, 田中 隆光, 福家 洋之, 清水 敦哉, 欠田 成人, 中野 洋
    肝臓
    2021年 62 巻 11 号 734-741
    発行日: 2021/11/01
    公開日: 2021/11/08
    ジャーナル フリー

    症例は40歳代女性.

    風俗店
    勤務.外陰部腫瘤,潰瘍,体幹部丘疹,手掌足底に紅斑を認め梅毒を疑った.梅毒反応陽性,胆道系優位の肝胆道系酵素上昇を認めた.腹部超音波検査で門脈域に高エコー像を認めた.造影CTでは動脈相で肝内胆管の一部拡張と壁肥厚,肝実質に不均一な造影所見を認め,以上より胆管炎も疑われた.MRIではT1強調画像opposed-phaseで門脈域周囲低信号域を認め,MRCPで胆管の枯れ枝状変化を認めた.肝生検ではグリソン鞘と周囲組織にリンパ球浸潤と線維化を認め実質に脂肪変性を認めた.AMPC内服を開始し梅毒反応は陰性化し,肝胆道系酵素は約11カ月の経過で低下し画像所見も改善を認めた.早期梅毒肝炎の過去報告例では画像上胆道系異常を指摘した報告は少ない.この所見は胆道系優位の肝障害という早期梅毒性肝炎の特徴とも合致し,特徴的な画像所見を呈した1例として報告する.

  • 奥田 恒, 吉川 和挟
    公共政策研究
    2020年 20 巻 120-133
    発行日: 2020/12/10
    公開日: 2021/10/02
    ジャーナル フリー

    本稿の目的は以下の二つである。一つは政策デザイン活動において公共問題の定義を操作する際に生じる利点と規範的問題を探ることである。二つ目は,問題の再定義がもたらす規範的問題点を乗り越え,それを正当化可能な政策デザイン方針として「法的アプローチ」を提案することである。

    「問題の再定義」とは,政策過程に生じるトラブルを排除し政策運用を円滑化するために行われる,政策問題の意図的操作である。本稿では政策デザイン論の観点から「問題の再定義」を手続的情報的政策手段と任意の政策手段とのポリシーミックスの一形態として定義づける。そして,「問題の再定義」には合意形成や政策受容獲得の容易化という利点があるものの,他方で政策目的が隠蔽され民主的統制を受けづらくなること,目的と手段が曖昧化することなどの問題点があると指摘する。

    この問題点を克服するため,本稿は「法的アプローチ」を提案する。法的アプローチはまず立法段階で,法律において政策目的と手段を可視的に結びつけ,次に行政段階で法を適用しながら問題解決のための政策デザイン活動を行う。本稿は,問題の再定義は行政段階において,法が定めた目的・行政権限の範囲内でのみ用いられるべきと主張する。この提案は,「問題の再定義」をともなう政策デザインの民主的統制を担保すると同時に,伝統的な合理的問題解決モデルであるリニア・モデルの再定式化を可能にする。

  • 谷口 恭
    女性心身医学
    2021年 26 巻 2 号 140-144
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/02
    ジャーナル フリー
  • 道免 和文, 田中 博文, 春野 政虎, 音羽 弘, 下田 慎治
    肝臓
    2008年 49 巻 6 号 260-267
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/06/23
    ジャーナル フリー
    23歳,40歳,47歳男性のアメーバ肝膿瘍症例を経験した.国内での同性愛者間性交感染,
    風俗店
    での異性間性交感染,国外での生水(氷)飲水による経口感染とそれぞれ感染経路を異にした.治療としてはメトロニダゾールの内服が著効した.感染経路の同定は疾患の蔓延予防に繋がり,問診の重要性があらためて認識されたが,一方で守秘義務,個人情報保護の敷衍のために感染経路の同定は困難になりつつある.同性愛を含めた性行動の多彩さ,性風俗の紊乱,海外旅行の容易さなどにより赤痢アメーバの感染経路が多様化しており,赤痢アメーバ保因者が広範囲で存在することが推定された.
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