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クエリ検索: "高畑由起夫"
94件中 1-20の結果を表示しています
  • 高畑 由起夫
    霊長類研究
    1994年 10 巻 3 号 181-189
    発行日: 1994年
    公開日: 2009/09/07
    ジャーナル フリー
    In this article, I review and discuss the present problems of Japanese primatology by looking back at the trends of the 1980s. The main themes are (1) the significance of the research on great apes, (2) the theories concerning the social structure of primates, (3) cooperation among the field sites of the great apes, and (4) recruitment of “good students”.
  • 高畑 由起夫
    霊長類研究
    1988年 4 巻 1 号 19-32
    発行日: 1988年
    公開日: 2009/09/07
    ジャーナル フリー
    Among 62 adult females of Arashiyama B troop, a linear dominance rank order was found. The dominant-subordinate relations among kin-related females tended to follow Kawamura's (1958) two principles, although the converses were not rare. A linear rank order also existed between kin-groups. There was no consistent correlation between female rank order and reproductive success in Arashiyama B troop. The female rank order may have originated in the adult daughter's inhibition against superseding her mother; i. e., the primary function of female rank order may not be competition for reproductive success, but may rather to permit coexistence within a troop.
  • 松村 秀一
    霊長類研究
    1998年 14 巻 3 号 201-208
    発行日: 1998年
    公開日: 2009/09/07
    ジャーナル フリー
  • 松沢 哲郎
    霊長類研究
    2010年 26 巻 1 号 67-68
    発行日: 2010/06/20
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
  • 相見 満, 高畑 由起夫
    哺乳類科学
    1994年 33 巻 2 号 141-157
    発行日: 1994年
    公開日: 2008/07/30
    ジャーナル フリー
  • 市野 進一郎, 相馬 貴代, 宮本 直美, 小山 直樹, 高畑 由起夫
    霊長類研究 Supplement
    2015年 31 巻 A12
    発行日: 2015/06/20
    公開日: 2016/02/02
    会議録・要旨集 フリー
    (目的)ワオキツネザルは、10頭から15頭ほどの母系複雄複雌群を形成する昼行性原猿である。群れで生活する原猿類は、群れの社会的性比(オスの数とメスの数の比)がほぼ等しいという特徴をもつ。本研究では、ワオキツネザルのオスの分散様式と社会的性比がどのように関連しているかを明らかにする。(方法)マダガスカル南部のベレンティ保護区では、14.2haの主調査地域に生息するワオキツネザルの個体識別にもとづく継続調査がおこなわれている。本研究では、1989年から2009年の間の20年間に収集された人口学的資料を用いた。(結果と考察)20年間にオスの加入は148頭(加入直後に死亡した個体を加えると149頭)観察された。148頭中、単独で移籍したオスは44頭(29.7%)、2頭で移籍したオスは58頭(39.2%)、3頭で移籍したオスは15頭(10.1%)、4頭で移籍したオスは4頭、5頭で移籍したオスは10頭、7頭で移籍したオスは7頭、何頭で移籍したか不明だったのは10頭だった。このように、約7割のオスが同じ群れから複数頭で移籍していた。単独オスやオスのみの集団は特定の季節にのみ観察され、群れを移出したオスは数ヶ月で新たな群れに加入した。観察された加入オス149頭の出身群をみてみると、少なくとも90頭は主調査地域内かその近隣の群れから移籍しており、全体の60.4%に相当していた。以上のことから、ワオキツネザルのオスの分散様式には以下のような特徴がみられた。(1)複数のオスがともに同じ群れから移籍する平行分散(parallel dispersal)の傾向が強い。(2)群れから移出した後の単独オスもしくはオスグループの状態は短く、短期間のうちに他の群れに加入する。(3)近隣の群れへの移籍が多く、周辺の群れの状況に応じて、頻繁な移籍を繰り返す。
  • 半谷 吾郎, 宮田 晃江, 好廣 眞一, 高畑 由起夫, 古市 剛史, 栗原 洋介, 早石 周平
    霊長類研究 Supplement
    2015年 31 巻 A11
    発行日: 2015/06/20
    公開日: 2016/02/02
    会議録・要旨集 フリー
    日本各地で、ニホンザルによる農作物被害の増加と分布の拡大が報告されており、その対策として捕獲による個体数調整が多くの地域で行われている。その効果的な実施のためには、被害の現状、被害を起こしている群れを把握したうえで、対策と効果を客観的資料によって評価する科学的管理が必要である。屋久島では、1980年代からニホンザルによる柑橘類を中心とした農作物被害が拡大した。その対策として、長年有害捕獲が行われてきた。捕獲数は長年300頭程度を推移してきたが、近年急増して、1000頭を超える年もあった。これだけ大規模な捕獲が、個体数の持続的な維持と両立するのかどうかは、早急に解明する必要がある。1991年から1994年に、海岸部のニホンザルの分布を一斉に調査する大規模な分布調査が行われた。本研究は、この20年の間に、屋久島のニホンザルの分布がどのように変化しているのかを明らかにすることを目的として行った。調査はブロック分割定点調査法で1991-1994年および2013-2014年の7-9月に行った。1991-1994年は387、2013-2014年は58の定点で調査を行った。定点調査中のニホンザル集団の発見頻度を指標として比較した。調査域を、集落がなく捕獲の行われていない西部地域、集落があって捕獲が行われている北部・東部・南部の4つの地域に分けて比較すると、どちらの調査期間も、発見頻度は西部、南部、北部、東部の順であり、屋久島でどこにサルが多いのかという傾向には、20年間で変化がなかった。一方、西部と南部では1991-1994年および2013-2014年の発見頻度に有意差はなかったが、北部と東部では発見頻度が20年間で有意に減少していた。北部と東部では、1991-1994年時点での推定生息数に対する近年の捕獲数が大きく、捕獲圧が過剰にかかることによって個体数が減少したものと考えられる。
  • *市野 進一郎, *フィヒテル クローディア, *相馬 貴代, *宮本 直美, *佐藤 宏樹, *茶谷 薫, *小山 直樹, *高畑 由起夫, *カペラー ピーター
    霊長類研究 Supplement
    2013年 29 巻 E2-7
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/02/14
    会議録・要旨集 フリー
    (目的)マダガスカルに生息する原猿類(キツネザル類)は,真猿類とは独立に群れ生活を進化させた分類群である.集団性キツネザルには,性的二型の欠如,等しい社会的性比,メス優位など哺乳類一般とは異なるいくつかの特徴がみられる.こうした一連の特徴は,社会生態学理論でうまく説明できないものであったが,近年,メスの繁殖競合によって生じたとする考え方が出てきた.本研究では,長期デモグラフィ資料を用いて,ワオキツネザルのメス間の繁殖競合のメカニズムを調べることを目的とした.
    (方法)マダガスカル南部ベレンティ保護区に設定された 14.2haの主調査地域では,1989年以降 24年間にわたって個体識別にもとづく継続調査がおこなわれてきた.そこで蓄積されたデモグラフィ資料を分析に用いた.メスの出産の有無,幼児の生存,メスの追い出しの有無を応答変数に,社会的要因や生態的要因を説明変数にして一般化線形混合モデル(GLMM)を用いた分析をおこなった.
    (結果と考察)出産の有無および幼児の生存は,群れサイズによって正の影響を受けた.すなわち,小さい群れのほうが大きい群れよりも繁殖上の不利益が生じていることが明らかになった.この結果は,ワオキツネザルの群れ間の強い競合を反映していると思われる.一方,メスの追い出しの有無は,群れサイズよりもオトナメスの数に影響を受けた.すなわち,群れのオトナメスが多い群れでは,メスの追い出しが起きる確率が高かった.このように,ワオキツネザルのメスは群れ内のオトナメスの数に反応し,非血縁や遠い血縁のメスを追い出すことで群れ内の競合を回避するメカニズムをもっているようだ.
  • 花村 俊吉, 林 泰彦, 青山 徳幸
    霊長類研究 Supplement
    2022年 38 巻
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/10/07
    会議録・要旨集 フリー

    山口県周防大島の南側に、無人島になって久しい大水無瀬島がある。この島にニホンザル(以下サル)が生息している。1960年から間直之助が調査してきた比叡山のサルのうち、分裂した比叡山A群が、1980年ごろから京都市の八瀬で猿害を起こすようになった(半谷ほか, 1997)。市から猿害調査を依頼された伊谷純一郎は、1987年に

    高畑由起夫
    とともに調査をおこない、当時日本モンキーセンター園長であった小寺重孝の個人的な指導のもと、27頭の集団捕獲に至る(高畑, 私信)。伊谷が今西錦司と宮本常一から紹介されていた猿舞座に仲介を依頼し、大水無瀬島に放獣することになる。輸送と放獣の詳細は不明だが、猿舞座と、伊谷が指示した見届け人が放獣場面を確認している(筑豊・小山, 私信)。以降、島の付近を漁場とする漁師に目撃されてきたほか、近年では、山口県東部海域にエコツーリズムを推進する会が主催する無人島ツアーの資源のひとつにもなっている(藤本, 私信)。私たちは、2022年4月6日に大水無瀬島に渡った。あちこちでサルの糞が見つかり、浜辺で崖の上を移動する4頭のサルを直接観察した。漁師によると、サルが威嚇しながら向かって来たり捨てた魚を食べに来たりしており、ある程度は人に慣れているようだ。糞が多数あった浜辺と尾根沿いの獣道に3台のカメラトラップを仕掛けたので、回収が間に合えばその結果も報告したい。大水無瀬島は、旧日本軍が無線基地としての利用を放棄して無人島になる以前は、この島を属島とする沖家室の人びとが救済島(困窮島)として利用してきた。そうした島の歴史のなかにサルの人為的な移動も位置づけ、自然・文化複合的な共有資源として活用していくことが期待される。放獣後の社会や食性の変容の有無も、興味深い調査トピックになるだろう。また近年、みかん農家の多い周防大島に、本土側から大島大橋を渡ってサルが入って来ており、警戒感が高まっている。周防大島や付近の有人島へのサルの渡来や人との関係についての調査も待たれる。

  • 日本霊長類学会
    霊長類研究
    2023年 39 巻 1 号 71-73
    発行日: 2023/06/20
    公開日: 2023/06/22
    ジャーナル フリー
  • 日本霊長類学会理事会
    霊長類研究
    2024年 39 巻 2 号 109
    発行日: 2024年
    公開日: 2023/12/27
    ジャーナル フリー
  • 付:ニホンザルの野外研究史考
    渡邊 邦夫
    霊長類研究
    1993年 9 巻 1 号 33-60
    発行日: 1993年
    公開日: 2009/09/07
    ジャーナル フリー
  • 日本霊長類学会
    霊長類研究
    2024年 39 巻 2 号 111-113
    発行日: 2024年
    公開日: 2023/12/27
    ジャーナル フリー
  • 根地嶋 勇人, 上野 将敬
    霊長類研究 Supplement
    2023年 39 巻
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/07/26
    会議録・要旨集 フリー

    マカク属を含む多くの霊長類では、離乳期に子が乳首に接触して授乳を試みた際に、母親が拒否する授乳拒否が見られる。授乳拒否には子への投資量を減少させる効果や、母親の行動が阻害されないタイミングで子に授乳を行うよう調節する効果があると考えられている。このような授乳拒否には攻撃が伴うことがあるが、なぜ授乳拒否に攻撃が伴うのかについては検討されていない。母親から子への攻撃には、子が死亡や怪我をするリスクが伴う。攻撃が伴う際には授乳拒否の効果がより強くなり、母親がより大きな利益を得ているのかもしれない。そこで本研究は1.攻撃を伴う拒否は授乳時間を減少させるか、2.母親が授乳中に行いにくい行動は何か、3.攻撃を伴う拒否が生じた後、母親が授乳中に行いにくい行動をより行うことができるかを検討した。調査は2022年6月から9月の間、長野県地獄谷野猿公苑で餌付けされているニホンザル群の母子(18ペア)を対象に行われた。観察は個体追跡法を用い、180時間行われた。調査の結果、1.攻撃を伴う拒否がよく生じるペアほど、観察時間中の授乳頻度が高い傾向にあること、2.授乳時には非授乳時より、母親はセルフグルーミング、子以外の個体へのグルーミング、採食、移動を行いにくいこと、3.授乳拒否に攻撃が伴った場合とそうでない場合では、拒否後1分間において、授乳時に行いにくい、セルフグルーミング、子以外の個体へのグルーミング、採食、移動の発生頻度は変わらないことが明らかとなった。以上の結果から、母親は攻撃を伴う拒否を行うことで、授乳を抑制していない可能性及び、授乳時に行いにくい行動を行えるようになるという利益を得ていないことが示唆された。

  • 鈴木 晃
    霊長類研究
    1994年 10 巻 3 号 179-180
    発行日: 1994年
    公開日: 2009/09/07
    ジャーナル フリー
  • 高畑 由起夫
    霊長類研究
    2011年 27 巻 1 号 1-2
    発行日: 2011/06/20
    公開日: 2011/07/28
    ジャーナル フリー
  • 清水 慶子
    霊長類研究
    2012年 28 巻 2 号 93-94
    発行日: 2012/12/20
    公開日: 2013/01/24
    ジャーナル フリー
  • 高畑 由起夫
    霊長類研究
    2010年 26 巻 1 号 1-2
    発行日: 2010/06/20
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
  • 高畑 由起夫
    霊長類研究
    2009年 25 巻 2 号 43-44
    発行日: 2009/12/20
    公開日: 2010/06/17
    ジャーナル フリー
  • 高畑 由起夫
    霊長類研究
    1991年 7 巻 1 号 72-74
    発行日: 1991年
    公開日: 2009/09/07
    ジャーナル フリー
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