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クエリ検索: "鼻炎"
21,206件中 1-20の結果を表示しています
  • 足立 雄一
    小児耳鼻咽喉科
    2014年 35 巻 3 号 222-225
    発行日: 2014年
    公開日: 2015/03/13
    ジャーナル フリー
      
    鼻炎
    と喘息の病態には共通する部分が多く,両者の間に密接な関係があることが知られている。我が国の小児を対象とした全国調査で,
    鼻炎を有していると鼻炎
    の無い児に比して約 3 倍の確率で喘息を合併し,
    鼻炎
    を合併する喘息児では
    鼻炎
    が重症であるほど喘息が重症である比率が高かった。
    鼻炎
    を合併する喘息では,ロイコトリエン受容体拮抗薬や点鼻ステロイド薬が
    鼻炎
    の症状ばかりでなく,喘息のコントロール状態の改善にもつながることが知られている。その際,小児においては吸入と点鼻のステロイド薬の併用による副作用が懸念されるが,最近の点鼻ステロイド薬の bioavailability は低い。さらに,
    鼻炎
    単独例に対する免疫療法による喘息発症予防効果も示されている。小児の喘息診療において,合併する
    鼻炎
    を考慮した対応が必要である。
  • 須藤 敏
    日本プライマリ・ケア連合学会誌
    2011年 34 巻 4 号 355-359
    発行日: 2011年
    公開日: 2015/05/30
    ジャーナル フリー
     アレルギー性
    鼻炎
    は, 通年性アレルギー性
    鼻炎
    と, 季節性アレルギー性
    鼻炎
    に大別される. 本邦での有病率は通年性アレルギー性
    鼻炎
    で10%以上, 季節性アレルギー性
    鼻炎
    では15%以上と報告されている. これとは別に, 2008年に全国の耳鼻咽喉科医とその家族の15673名を対象にしたアンケートでは, アレルギー性
    鼻炎
    全体の有病率は全国平均で39.4%と高値であり, 年齢的には10歳代から50歳代の広い年齢層で有病率30%を超えていた. また, 1998年にも同様のアンケート調査がなされており, アレルギー性
    鼻炎
    全体でみると有病率は29.8%から39.4%に上昇していた.
     医療経済的損失は少なくとも数千億円レベルと推定され, さらに喘息との関連も深く, 喘息患者の約80%が
    鼻炎
    を合併しているといわれる. したがって, 日常診療で総合医が診療するケースも比較的多いと考えられる.
  • 上條 篤, 杣 知行, 内田 義孝, 荒木 隆一郎, 小林 威仁, 井上 準, 小宮山 謙一郎, 徳山 研一, 加瀬 康弘, 永田 真
    アレルギー
    2013年 62 巻 12 号 1642-1650
    発行日: 2013/12/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    【背景】
    鼻炎
    と気管支瑞息はしばしば合併し,
    鼻炎
    は瑞息の増悪因子の1つとして知られているが,
    鼻炎
    の合併率は季節により変動していると推測される.今回,2012年夏季と2013年春季において端息患者を対象に
    鼻炎
    の合併率の変動と,
    鼻炎
    が喘息コントロールに与える影響について検討した.【対象と方法】埼玉医科大学アレルギーセンターに通院する6歳以上の瑞息患者を対象に2012年夏季と2013年春季にSACRA (Self Assessment of Allergic Rhinitis and Asthma)質問紙票を用いた調査を行った.【結果】
    鼻炎
    合併率は2012年夏季50%, 2013年春季85.6%であり,春季には
    鼻炎
    合併が高率であった.また,両季節とも
    鼻炎合併症例の喘息コントロールは鼻炎
    非合併症例と比較し有意に悪化しており,喘息コントロールに与える
    鼻炎
    の影響は夏季・春季とも同程度であった.【考察】
    鼻炎
    の合併率は季節により大きく変動するが,季節を問わず,
    鼻炎
    症状と喘息コントロールは密接に関連しているものと考えられた.
  • ~鼻炎症状及び副反応評価表を活用した治療状況の検討~
    石黒 奈緒, 中村 理恵, 根津 櫻子
    日本小児アレルギー学会誌
    2021年 35 巻 2 号 121-130
    発行日: 2021/06/20
    公開日: 2021/06/20
    ジャーナル 認証あり

    舌下免疫療法(SLIT)の小児における臨床効果の報告は少ない.ダニSLITを開始した通年性アレルギー性

    鼻炎
    の小児患者100名を対象に,治療開始から6か月間の治療状況及び今後の課題を検討した.評価には
    鼻炎
    症状を中心とした治療効果に関する21項目と副反応17項目から成る独自のVisual Analog Scale(VAS)表を用いた.21項目中14項目のVAS平均値は,観察期間中に有意な減少を認めた.副反応を訴える患者割合は治療開始1か月以内に増加し,口腔内や喉の痒みが多かった.この時期では20%の患者が治療の辛さを訴えた.治療中断者は14名で,その内3名に消化器症状の副反応の訴えがあった.治療中断群のスギ花粉特異的IgE値は治療継続群より有意に高かった.小児におけるSLITの臨床効果は比較的早期から期待できることが示唆された.長期の治療をより効果的に継続していくためには,副反応に対する十分な説明を行い,適切な対処法をアドバイスするなど患者や保護者への積極的な関わりが重要だといえる.

  • 大久保 公裕, 後藤 穣
    アレルギー
    2010年 59 巻 2 号 75-81
    発行日: 2010/02/28
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 石川 哮, 宗 信夫
    アレルギー
    2004年 53 巻 11 号 1131-1143
    発行日: 2004/11/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    研究目的:スギ花粉症患者を対象に, 2003年スギ花粉飛散シーズン中における鼻症状重症度とQOL障害度及びそれに対する薬物効果をアレルギー性
    鼻炎
    疾患特異的QOL質問票(JRQLQ)を用いて調査評価することを目的とした. 研究対象, 方法, 結果:スギ花粉飛散期(2月, 3月)に九州, 沖縄8県149施設を受診した花粉症患者3173例を対象とした調査で, 症状重症度とQOL障害度を軽度1から重度4までにスコア化した. (1)3173例の鼻症状スコア3以上が約23%, スコア2以上が約64%, QOL障害度スコア3以上が約10%, スコア2以上が約20-30%であった. (2)花粉飛散前薬物治療効果は, 飛散ピーク前に1回目の回答をした583例(前投与例:177例, 非投与例:406例)について症状立ち上がり抑制効果を評価し, 全シーズンに亘っての効果は1223例(前投与例:431例, 非投与例:792例)について解析した. その結果, いずれも飛散前薬物投与群の重症度, QOL障害度スコアが低く, 飛散前薬物投与が有効であることが示された. (3)飛散ピーク時(2月28日)前後少なくとも7日間の間隔で2回のアンケート回答をした582症例について, 1回目回答時に投与した薬剤の効果を解析した. 薬剤名を特定しない582例の重症度/QOL障害度共に2回目回答結果で有意な軽減を認めた(p<0.001). (4)単一薬剤名を特定し, 有効性を解析できた症例は, 抗アレルギー薬(aH), 抗ロイコトリエン薬(aLT), 各々81例と25例であり, 両者共に重症度/QOL障害度の改善をみたが, aLTが比較的高い効果を示した. 併用薬治療効果は, aH+局所ステロイド(St)(95例), aLT+St(12例), aH+aLT(25例)の3群でいずれも有効であったが, St併用が特に高い効果を示した. 結び:JRQLQはスギ花粉症によるQOL障害評価, QOLに関連した臨床経過の追跡, 薬物の効果を一般診療において評価できる有用な調査票である.
  • ―その開発と利用―
    奥田 稔
    アレルギー
    2003年 52 巻 Supplement 号 S1-S20
    発行日: 2003年
    公開日: 2024/06/27
    ジャーナル フリー
  • 長谷部 秀行, 田畑 正彦, 井上 和男, 宮沢 一男, 菅野 幸基
    日本養豚研究会誌
    1968年 5 巻 2 号 68-73
    発行日: 1968/08/31
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
  • 紺野 悟
    日本獣医師会雑誌
    1966年 19 巻 6 号 223-227
    発行日: 1966/06/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 奥田 稔
    アレルギー
    2000年 49 巻 11 号 1057-1059
    発行日: 2000/11/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 太田 伸男
    アレルギー
    2023年 72 巻 8 号 985-991
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/09/20
    ジャーナル フリー
  • 米倉 修二, 岡本 美孝
    日本小児アレルギー学会誌
    2011年 25 巻 1 号 81-84
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/06/27
    ジャーナル 認証あり
    アレルギー性
    鼻炎
    を持っていることはその後の気管支喘息発症の危険因子となることが示唆され,アレルギー性
    鼻炎
    の発症予防は喘息の発症予防にも繋がる.アレルギー性
    鼻炎
    及び喘息発症には抗原特異的IgEの上昇が関連しており,改めて抗原回避の重要性が示唆された.アレルギー性
    鼻炎
    の症状には上気道感染は増悪作用を示すと考えられ,アレルギー性
    鼻炎
    患者の管理を行っていくうえで考慮すべき重要な増悪因子と考えられる.
  • 石井 哲夫, 高山 幹子, 石井 純子, 辻田 直美, 永末 裕子, 石塚 洋一, 木村 元俊, 鰐渕 伸子, 五十嵐 淑晴, 中島 博昭
    耳鼻咽喉科展望
    1988年 31 巻 Supplement8 号 1089-1103
    発行日: 1988/10/15
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
  • 唐帆 健浩, 小倉 雅實, 中之坊 坊学, 大前 由紀雄, 田部 哲也, 井上 鐵三
    日本レーザー医学会誌
    1992年 13 巻 Supplement 号 559-562
    発行日: 1992年
    公開日: 2012/09/24
    ジャーナル フリー
    Patients with allergic rhinitis most often present themselves with such symptoms as nasal obstruction, watery nasal discharge, or sneezing. There are numerous medical or surgical treatment to manage the problem. We applied Laser to inferior turbinectomy and vaporization.
    The purpose of this study is to evaluate the efficiency of the KTP/532 Laser in inferior turbinectomy to allergic rhinitis. Sixty patients treated with KTP/532 Laser were reviewed. These operation was performed under local anesthesia and on an out patient basis. Pre and post rhinomanometry were compared to assess nasal airway improvement. we also evaluated the improvement of symptoms through “Allergy Diary” which the patient had kept. The followings were observed:
    1) Nasal obstruction improved in 96% of the cases.
    2) Watery nasal discharge improved in 83% of the cases.
    3) Sneezing improved in 84% of the cases.
    4) Overall improvement was observed in 96% of the cases.
  • 三枝 英人, 草間 薫, 小林 伸枝
    日本重症心身障害学会誌
    2018年 43 巻 3 号 443-448
    発行日: 2018年
    公開日: 2021/03/18
    ジャーナル フリー
    鼻閉による鼻呼吸の障害は息苦しさとともに睡眠時無呼吸、不眠、日中の眠気などQOLに影響することが報告されているが、このことは重症心身障害者にとっても同様かそれ以上の問題である。最近発売された抗アレルギー薬であるフェキソフェナジン塩酸塩と交感神経α受容体作動薬である塩酸プソイドエフェドリンの配合錠(ディレグラ®)は鼻閉を伴うアレルギー性
    鼻炎
    に対して有効であり、懸念される交感神経刺激作用による副作用の発現頻度は少なく安全と報告されている。しかし、今回、アレルギー性
    鼻炎
    のために高度の鼻閉を認めた重症心身障害者5名(周辺児を含む)に対して、同剤を投与したところ、3名に自傷行為、攻撃行動、突然走りだすなどの異常行動が出現した。これらの異常行動は同剤の中止により2日以内にすみやかに消失した。重症心身障害者においては、自律神経系の恒常性がきわめて不安定であり、健常者では問題ないとされる程度の交感神経刺激作用であっても異常行動が誘発される可能性が高いため注意が必要と考えられた。
  • -アンケート結果を中心に-
    中之坊 学, 井上 鐵三
    日本レーザー医学会誌
    1993年 14 巻 Supplement 号 133-136
    発行日: 1993年
    公開日: 2012/09/24
    ジャーナル フリー
    Since 1986 we have performed laser surgery to more than 200 patients with allergic rhinitis and obtained good result. However, long-term results remain obscure. Lately we conduct a questionnaire on these cases which received laser surgery more than two years ago. The subjects are 70 cases of the 96 cases (80%) for which laser surgery was effective excluding 26 cases whose address was unknown because of removal among 118 cases which received laser surgery between March, 1986 and March, 1991. Of the 70 cases, 50 cases (response rate 71%) responded to the questionnaire. The effectiveness of the therapy continued over the long period of time (26 months at the shortest, 62 months at the longest, 41.7 months on the average) in 38 (76%) out of 50 cases. However, recurrence was noted in 12 cases (24%). Regarding the recurrence, it tended to be seen frequently in the cases which were severe before surgery, but there was no correlation between the recurrence on one hand and the degree of improvement after surgery and age on the other.
  • 奥田 稔
    アレルギー
    2008年 57 巻 2 号 147-150
    発行日: 2008/02/28
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 中之坊 学
    日本レーザー医学会誌
    1992年 13 巻 3 号 37-41
    発行日: 1992年
    公開日: 2012/09/24
    ジャーナル フリー
    Laser has been used in the treatment of allergic rhinitis and hypertrophic rhinitis for the past several years.
    As we know, the Laser enables a surgeon to perform the operation with minimum hemorrhage and minimized pain, during and after the procedure.
    Additionly many of these operations can be performed under local anesthesia instead of general anesthesia and on an out patient basis.
    The Laser is applied to the mucous membranes of the inferior turbinates.
    Vaporization and cutting is easily done.
    Post operative treatment is easy.
    The advantages of Laser surgery over regular surgical techniques are supreme for intranasal operations when performed under local anesthesia.
  • 藤井 つかさ, 荻野 敏, 有本 啓恵, 入船 盛弘, 岩田 伸子, 大川 内一郎, 菊守 寛, 瀬尾 律, 竹田 真理子, 玉城 晶子, 馬場 謙治, 野瀬 道宏
    アレルギー
    2006年 55 巻 10 号 1288-1294
    発行日: 2006/10/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    【目的】スギ花粉症患者のQOLについてSF-8を用いて調査し,その有用性を検討した.【方法】2005年のスギ花粉飛散ピーク時に,大阪府・兵庫県の診療所においてスギ花粉症で受診した患者に,SF-8によるQOLを含むアンケート調査を行い,シーズン中に全く治療を受けていない症例のうち有効回答の得られた204名を解析対象とした.【結果】SF-8の国民標準値と比較すると,スギ花粉症患者では精神面のQOLが有意に低値を示した.特に,女性では有意差が認められた.男女別に比較すると,SF-8のサマリースコアおよびほとんどのドメインにおいて,女性の方が身体面・精神面共にQOLが障害されていた.年齢別に分析すると,加齢に伴い,特に身体面でのQOLが低下した.また,くしゃみや鼻づまりなどの症状の重症化に伴い,精神面においてQOLの低下が認められた.【結語】本研究では,花粉飛散ピーク時のQOLについて,従来のSF-36を用いた研究と同様の結果が得られた.SF-8は,感度は良くないが,より短時間で行うことができ,大人数の症例検討や他疾患との比較において,今後有用な質問票になると示唆された.
  • 浅賀 英人, 吉田 博一, 馬場 廣太郎
    アレルギー
    2002年 51 巻 4 号 357-363
    発行日: 2002/04/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    スギ花粉飛散期におけるエバスチンの効果および発現時期,持続性の検討を行うために,2000年3月5日,周囲を多くのスギ林に囲まれた宇都宮市森林公園にて野外比較試験(single blind)を実施した.試験当日は快晴に恵まれたこともあり,公園内の測定で235個/cm^2と大量のスギ花粉が飛散した.特に投薬を行った10時からの2時間は1時間に50個/cm^2を越える大量のスギ花粉が飛散し,この期間におけるプラセポ内服群の鼻症状は急激に悪化した.エバスチン内服群においてはこのスギ花粉大量曝露下の内服後2時間目からすでに症状改善傾向を認めた.またその効果は,24時間後の翌朝10時まで持続して認められた.エバスチンは,スギ花粉飛散期の大量曝露下における症状を即効性をもって抑制し,その効果は1日1回の内服により24時間得られるものと考えられた.また野外比較試験は,スギ花粉飛散期に行うことにより患者の症状を自然経過のまま観察,評価することが可能であり,抗アレルギー薬を含むさまざまな花粉症治療の臨床効果判定に有用であることが示唆された.
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