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クエリ検索: "Breakthrough" アーティスト
10件中 1-10の結果を表示しています
  • アール・ブリュット展の関わりを通じて、自らの制作を振り返る
    *飯塚 純
    日本デザイン学会研究発表大会概要集
    2021年 68 巻 1D-06
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/02/23
    会議録・要旨集 フリー

    ディープラーニング技術を利用して作成された合成メディアの出現など、AIにおける生成技術が実証された現代の状況には、かつて写真機に出現によって、画家たちが具象から抽象へと表現の可能性を模索した状況と似ている。芸術の分野だけではなく、デザインの領域も含む「制作」という行為について今一度見つめ直す必要がある。本研究は、他領域で協働した実践経験を自身の研究領域である「見出す」という視点へと結びつけることで、自らの作品制作における思考のあり方をとらえなおすことを目的としたものである。

  • 増淵 敏之
    ポピュラー音楽研究
    2005年 9 巻 3-21
    発行日: 2005年
    公開日: 2009/10/29
    ジャーナル フリー
    近年、ようやく国内においてもインディーズの台頭により、地方都市でも産業化の可能性が見えてきた。まず沖縄県がモンゴル800のヒットから次々に成功事例を作り、行政までが産業育成に具体的に乗り出してきている。戦後、国内の音楽産業は長く東京一極集中の状態にあった。しかし様々な要因によって国内の市場規模が縮小する中、地方への分散はひとつの打開策として検討されるべきだろう。それが産業化の前段として、音楽を改めて地域の文化として捉え直すことなのである。本論文は、地方都市における音楽文化の発展の過程について、福岡市を事例に検討する。そして地域の音楽文化が産業化していくための基盤を明らかにする。
  • 美術家との協働プロジェクトにおいて、デザインが個人の内面世界を改革し、新たな創造活動を喚起した経緯について言及する。
    *中島 郁子
    日本デザイン学会研究発表大会概要集
    2021年 68 巻 1B-06
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/02/23
    会議録・要旨集 フリー

    デザイン的思考方法は、社会や産業にどのような影響を与え、変容させ、そして改革に導くのか。筆者は地域コミュニティと地場産業において、さまざまな実践をおこなってきた。この間、プロジェクトに関わる当事者間に共通認識を持たせるために、閉じた系で使われている用語を平易に解説する「翻訳」行為、制作プロセスの「開示」、こまめな情報共有による「場の意識」醸成などを見い出した。「共感をデザインする」各手法である。このことにより、デザイナー含む当事者たちは同じ言語で同じ場を共有できる。自らの課題解決に対して、複層する視点を得、俯瞰して眺められるようになる。

    一人称的な狭い視点を離れ、二人称として相対的な視野を得た場合、その先にできることは何だろう。デザイン成果物として、より汎用性を持ったアウトプットを得るには、どのような試行錯誤が効果的だろうか。

    美術家川上りえとの共同プロジェクト「

    アーティスト
    という迷宮」における試行錯誤と成果を通して、デザイン的思考方法を一個人に対して実践した場合の成果、言語表現と視覚表現の相互補完による共感、アートにデザインが成し得る多くの可能性について提示する。

  • 岡田 猛, 縣 拓充
    教育心理学年報
    2020年 59 巻 144-169
    発行日: 2020/03/30
    公開日: 2020/11/03
    ジャーナル フリー

     芸術は,多様な動物の中でも,我々ヒトのみがその営為を行っている活動である。それゆえに,芸術を取り巻く活動の理解と支援に向けた研究からは,創造,表現,イマジネーション,触発,シンボルによるコミュニケーション,あるいは学習といった現象の我々に固有の特徴について,本質的な示唆がもたらされる可能性がある。本論文は,主にこの10年の間に報告された,芸術表現の創造と鑑賞,ならびにその学びに焦点を当てた心理学的研究を概観するものである。芸術創造のメカニズムに関しては,特に認知的なアプローチから国内でも様々な知見が得られている。特にアイデアの生成や展開,身体的スキルやわざ,あるいは表現者としての熟達に関わる研究には豊かな蓄積がある。また鑑賞に関わる研究も,脳神経科学の発展も助けとなり,近年ますます活発に行われている。他方で芸術に関わる学習や教育を扱った研究は,実践レベルでは多様な展開が見られるものの,心理学者が関わることは多くない。今後は,現状ではあまり繫がっていない,芸術表現の創造と鑑賞に関わる知見と,その学びや触発を促すことを目的とした実践とが,有機的に結びついていくことが期待される。

  • ~コミュニティへの注目とアクターのマーケティング~
    長尾 雅信
    マーケティングジャーナル
    2006年 26 巻 2 号 100-118
    発行日: 2006/09/28
    公開日: 2021/11/11
    ジャーナル フリー
  • Rin Tsuchiya
    Japanese Review of Cultural Anthropology
    2019年 20 巻 2 号 107-132
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/12/04
    ジャーナル オープンアクセス

    The purpose of this article is to review the development of anthropology as the studies of things, and to examine the influence of western anthropology on Japanese Anthropology. At first, material culture was primarily researched from the viewpoint of cultural diffusions; then their focus shifted to material granted to be subjected to human being. However, in the 1980s, more specifically, after Arjun Appadurai's work in 1986, the approach was more social because materials were also 'things,' embedded in human beings' social life. The studies related to 'things' have been focused upon and developed in anthropology through works, such as Alfred Gell's agency theory and William Pietz and David Graeber's fetishism studies. In this article, I demonstrate how things-studies influenced Japanese anthropology by referring to the works of Japanese anthropologists, such as Kaori Kawai and Ikuya Tokoro. I review things-studies, briefly, and state the possibility of this field of anthropology's development, by employing the unique concept of the Japanese word mono.

  • 弦間 一雄
    大阪経大論集
    2022年 73 巻 1 号 145-159
    発行日: 2022/05/15
    公開日: 2022/05/31
    ジャーナル フリー
    2020年に開催予定であった東京オリンピック・パラリンピック競技大会(TOKYO2020)は,新型コロナ・パンデミックによる一年の延期を経て,2021年に無観客で開催された。その中で大きな注目を集めたニュースの一つに,ワールドワイドパートナー企業であるトヨタ自動車が大会期間中のスポンサード広告を中止したことが挙げられる。また同じくワールドワイドパートナー企業のパナソニックも大会直前になってテレビCM の広告表現を変更している。ワールドワイドパートナー企業は国際オリンピック委員会(IOC)との10年間のスポンサード契約で総額2000億円ほどを支払っているとされている。企業がオリンピックのスポンサーになることの経営的・社会的な意味合いや費用対効果についてはこれまでも多くの議論がなされてきたが,本研究ではD. Holt のカルチュラル・ブランディングの視座から,オリンピック・パラリンピックのスポンサードが企業ブランドに与える効果を考察し,TOKYO2020 における広告表現の変容が顧客とブランドとの間の愛着心にどのような変化をもたらせたのかを対話型鑑賞(Visual Thinking Strategy)を用いた質的調査から検討していく。
  • 森 玲奈
    日本教育工学会論文誌
    2009年 33 巻 1 号 51-62
    発行日: 2009/07/20
    公開日: 2016/08/06
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は,ワークショップ実践家のデザインの方法が変容した契機に着眼し,実践家がデザインにおいて熟達する過程を明らかにすることである.本研究では,経験年数5年以上のワークショップ実践家19名に対し,半構造化インタビューを行った.分析の結果,実践家におけるデザインの方法の変容の契機は,(1)対象者の違いに応じたデザインの必要への気づき,(2)自己の立場の変化に応じたデザインの必要への気づき,(3)他者との協働デザインの中での気づき,(4)継続の必要性,(5)実践の内省による気づき,の5つに類型化することができた.さらに,ワークショップ実践家がデザインにおいて熟達化する過程では,(1)実践家としての原点,(2)葛藤状況とブレイクスルー,(3)他者との関係構築への積極性,(4)個人レベルの実践論の構築,という4つの要素が関わり合っていることがわかった.
  • ―生活世界と他者経験をめぐる危機を内破する知に関する序論的考察―
    清家 颯
    美術教育学研究
    2021年 53 巻 1 号 121-128
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/03/31
    ジャーナル フリー

    本論は,個の表現行為のひろがりが活動を応答的・対話的にすると捉える視座に立ち,子どもが他者とおこなう自己探究的な制作過程のコミュニケーション的行為に生活世界と他者経験をめぐる危機を内破する可能性の一側面があることを示した。現在にまで持ち越された美術教育に関する諸課題と現代社会の状況を捉えて,子どもの生きづらさに繋がる切実な課題の一因とその環境の変容状況に着目した。この状況の打破のために,当事者性を持ちながら,他者への想像力を働かせて関われるようにする教育的方途の必要性が示された。「自分の感じ方・考え方」で経験したことを言葉等を駆使してコミュニケートし,「語りがたい経験」を分かち合える場を自分たちで工夫して創出できる表現活動としなければならない。そこで起きるやり取りが契機となり,相手の全体性を深く知るきっかけとなる他者経験へとひらかれていくことが展望されるからである。

  • 横山 千晶
    英文学研究 支部統合号
    2017年 9 巻 89-97
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/05/02
    ジャーナル オープンアクセス
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