日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第68回春季研究発表大会
セッションID: 1D-06
会議情報

他領域との往還による思考の再デザイン
アール・ブリュット展の関わりを通じて、自らの制作を振り返る
*飯塚 純
著者情報
キーワード: Found Photo, Art Brut, Breakthrough
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

ディープラーニング技術を利用して作成された合成メディアの出現など、AIにおける生成技術が実証された現代の状況には、かつて写真機に出現によって、画家たちが具象から抽象へと表現の可能性を模索した状況と似ている。芸術の分野だけではなく、デザインの領域も含む「制作」という行為について今一度見つめ直す必要がある。本研究は、他領域で協働した実践経験を自身の研究領域である「見出す」という視点へと結びつけることで、自らの作品制作における思考のあり方をとらえなおすことを目的としたものである。

著者関連情報
© 2021 日本デザイン学会
前の記事 次の記事
feedback
Top