日本原子力学会 年会・大会予稿集
2004年秋の大会
セッションID: D55
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照射試験炉・計算手法
高性能な燃料・材料照射試験炉(FMTR)の開発(1)
照射試験炉建設に向けたニーズ検討
*高阪 裕二日比 宏基碓井 修二宇野 佳和
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抄録
新型原子力プラントの開発、既設炉も含めた原子力プラントの経済性・信頼性向上には燃料・材料の照射試験が不可欠である。そのためには、運転維持費の採算性を確保しつつ、原子力分野だけでなく広範囲な分野に貢献できる高性能な照射試験炉を国内に新たに建設することが急務である。そこで、核燃料を含めた各種材料を照射するための試験炉に対し、国内に2010年までに新規建設することを前提に、照射及び試験炉に対するニーズを検討し、2050年頃までの照射ニーズを踏まえた照射試験炉の設計要求条件を定めた。ドライバー炉心は低温・低圧設計とし、実機模擬照射のための高温高圧用密閉型インパイルループとラジオアイソトープ製造等のための低温低圧用開放型インパイルループを各々複数設ける。燃料体は開発要素が少ない、19.7wt%以下の濃縮UO2燃料を用いたφ7.0mm細径燃料棒を採用する。炉心燃料高さは既設照射試験炉の約2倍の1.5mとし、平坦な中性子束分布が広く得られるようにする。
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© 2004 一般社団法人 日本原子力学会
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