抄録
例えば、金属廃棄物を「廃棄物密度不均一/ウラン分布不均一」な状態で収納したドラム缶を対象として「等価モデル手法」を適用する場合、ドラム缶内の廃棄物密度を疑似的に均一化するための操作が必要となる。一般的には、ドラム缶を上下に昇降させながら回転あるいはドラム缶周方向で位相を変えた測定を行うことが考えられる。しかし、これらの方法は、厳密には三次元での密度平均化になっていない点や測定に時間を要するという課題があった。本報告では、これらの課題に対応するための手法として「ドラム缶の外端に内接する球状空間の外周位置から、ドラム缶の中心位置を結ぶ経線状の複数点測定」に関する解析結果について発表する。