日本地理学会発表要旨集
2002年度日本地理学会秋季学術大会
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砂漠化指標の開発(1)—世界砂漠化評価の方法論—
恒川 篤史篠田 雅人
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p. 135

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抄録
現在の国連での公式な砂漠化推定面積は約36億haであり、これは「専門家の意見」アプローチにもとづき定性的に推定されたものである。時間的、経費的、労力的制約のなかではもっとも妥当な評価方法だったと言えるかもしれない。しかし効率性を求めるためにそれとトレードオフの関係にある信頼性や定量性については十分にそれを満足していない。信頼性と定量性を満たす評価を求めるならば、代表性·典型性のあるフィールド実験と衛星リモートセンシング、生態系モデルを組み合わせた定量的方法が適当だと筆者らは考える。筆者らが開発中の生物生産力に基づく砂漠化評価の方法論は、そのひとつの試みである。
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© 2002 公益社団法人 日本地理学会
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