抄録
中国政府では, 従来の世界の首都圏形成に関わるモデルを参考にして, 首都圏の開発計画を立てた. また, 2001年12月にWTOへの加盟, 2008年に開催予定の北京オリンピックなどは, 首都圏の今後の発展に大きく寄与するものと予想される. 本研究は, Landsat MSS衛星画像が撮影される以前である1976年北京市のCORONA衛星写真を利用して、 中国現代史の上で, 特別な時期である文化大革命(1966-1976年)初期の土地利用·土地被覆情報を把握しようとするものである. 具体的には, 衛星写真をデジタル化して, 幾何補正を行った後に, 立体視判読による半自動的に土地利用·土地被覆を分類する. また, 立体視判読、1967年の当時の土地状況に関する聞き取り現地調査結果などを加えて, 処理した結果を参考にして, 精度を高めた.