抄録
本研究は中等地理教育における、いわゆる「新学習指導要領」による教育改革について述べたものである。「新学習指導要領」は、学校教育週5日制の確立によって年間の就学時間が減少したために、しばしば批判されている。地理学習の時間もまた減少し、学校教育では従来のカリキュラムをもはやカバーできなくなっている。教育の主な役割は生涯学習を推進するための基礎作りになりつつある。中学校での地理の授業では、生徒が諸事象へのアプローチの仕方や地理的な特徴の解明について学ぶ。具体的な課題の解決を中心とした学習方法は高等学校にて導入されつつある。