日本地理学会発表要旨集
2013年度日本地理学会秋季学術大会
セッションID: P005
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発表要旨
藁葺き屋根と雁木の研究に関する気候学的意義
管野・氏家元高校地理教諭のライフワーク
*福岡 義隆
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抄録
和辻風土論などでも論じられているように風土は自然と人間の営みが加わったものであるから,まさに地理学=風土学である.管野先生の藁葺き屋根の研究も氏家先生の雁木の研究も,その土地土地の気候に適応させるように営まれた人の生き様の研究であり,もっとも地理学的研究であると思われる.両者の大著の一部を気候学的に考察し,かつ地理学研究のあり様を考えてみたい.
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© 2013 公益社団法人 日本地理学会
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