抄録
地形分類と液状化危険度との対応関係(評価基準)には多くの研究事例があり,小荒井ほか(2013)が複数の事例を考慮した地形分類と震度による液状化危険度判定テーブルを提案している.揺れやすさとの対応関係については,内閣府防災担当(2005a, b)や国土地理院(2007)にまとめられている.本発表では,国土地理院(2007)にもまとめられている土地条件データの地形分類と液状化危険度及び揺れやすさとの対応関係について,小荒井ほか(2013)や内閣府防災担当(2005a, b)の評価基準も考慮した際の対応関係を再検討した結果を報告する.