主催: 公益社団法人 日本地理学会
会議名: 2024年日本地理学会秋季学術大会
開催日: 2024/09/14 - 2024/09/21
近年の測量技術の進歩や衛星観測の高精度化により,地形変化は,2時期のDEMの標高差分やSAR干渉画像を用いて把握可能になった.本研究では短期の小さな地形変化が想定される人工地形の堤防の地形変化を対象とする.2時期のレーザデータによる剰余地図から,様々な地形変化を読み取った事例を紹介する.剰余地図は,2時期のDEMの差分を整数値に調整し,これを任意の数で除した余りを段彩で示したものである.縞の階調変化から標高の増減を識別しやすい.