日本地理学会発表要旨集
2025年日本地理学会春季学術大会
セッションID: P052
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透水性舗装および芝地舗装における夏季の表面温度特性
*浜田 崇西廣 淳平野 勇二郎
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抄録

気候変動やヒートアイランド現象への対応として、長野県では都市内にグリーンインフラ施設を導入して暑熱緩和や防災減災を進めている。長野市若里公園では駐車場の舗装をアスファルトから透水性舗装や芝地舗装に変更する工事が行われた。本研究では、これらの舗装が持つ暑熱緩和効果を検証するため、夏季の表面温度や気象状況を観測した。観測結果から、透水性ブロック舗装や芝地舗装はアスファルト舗装よりも表面温度が低く、特に透水性ブロック舗装が暑熱緩和に有効であることが示された。

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