日本補綴歯科学会誌
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専門医症例報告
審美障害と咀嚼障害を歯冠修復およびインプラント補綴により回復した症例
石浦 雄一
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2018 年 10 巻 1 号 p. 79-82

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抄録

症例の概要:64歳女性.4321|123の審美不良を主訴に来院.321|123 に約25年前に装着した陶材焼付鋳造冠の陶材破損と4|の頬側傾斜のため,審美障害と咀嚼障害を生じていた.これに対し歯冠修復とインプラントにより対処した.

考察:当初の清掃状態はやや不良であったが,来院の都度スケーリングを行い,繰り返し清掃指導をおこなったため,口腔衛生状態は改善し,良好な状態を保っている.また,ブラキシズムが強く疑われるため,ナイトガードを使用しており,その結果,前装部の破折,歯根破折などは生じていない.

結論:審美障害と咀嚼障害を併発した症例に対し,残存歯の歯冠修復とインプラント補綴により患者の主訴に十分に応えることができた.

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