2024 年 16 巻 4 号 p. 400-405
在宅医療の場における摂食嚥下リハビリテーションと歯科補綴の関係を考察する.生活機能に対するリハビリテーションは,医療の「場」よりも,「生活の場」で実施することに合理性があり,その起点を退院支援という地域包括ケアシステムに則った対応が求められている.また,令和6年度の医科保険改訂で導入された「リハビリテーション・栄養・口腔の三位一体」アプローチは,この分野における重要な転換点であることを紹介する.
具体的な活動として「嚥下ショート」という活動を紹介する.嚥下機能の評価やリハビリテーションを短期集中で改善するという手法を地域で実践している例も合わせて紹介する.