日本補綴歯科学会誌
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専門医症例報告
残存歯の補綴前処置に苦慮したすれ違い咬合の一症例
山本 司将
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2015 年 7 巻 1 号 p. 69-72

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抄録
症例の概要:患者は68歳の男性.主訴は咀嚼時に下顎部分床義歯の左側臼歯部に疼痛が生じることであった.すれ違い咬合の咬合平面の乱れを有する症例に対して,歯冠修復処置ならびに部分床義歯にてオーラルリハビリテーションを行った.
考察:歯冠補綴処置と欠損補綴処置を併用する場合,歯冠補綴装置と粘膜負担の義歯の咬合採得の2回咬合採得を行う必要があったが,その2回を同じ顎位で採得するよう留意することで,義歯の安定,咬合の安定が得られることがわかった.
結論:一口腔単位として歯冠補綴処置と欠損補綴処置を併用することで,咬合平面を是正したオーラルリハビリテーションを行うことができた.
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© 2015 社団法人日本補綴歯科学会
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