日本補綴歯科学会誌
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専門医症例報告
金属アレルギー患者に対してジルコニアクラウンで補綴治療を行った一症例
三橋 裕
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2016 年 8 巻 1 号 p. 62-65

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抄録
症例の概要:患者は,58歳の女性.他院にて金属アレルギーと診断され,また,上下顎左側臼歯部の金属冠が脱離し,審美性の不良を主訴に来院した.
歯冠色を有したジルコニアクラウンおよびブリッジによって審美不良を改善するとともに,金属アレルギーを改善した.
考察:治療終了3年経過しているが,咬合状態,歯周組織状態も良好であり,アレルギー反応はなくなった.金属アレルギー患者に対し金属を除去した後の材料としてジルコニアは有効であると考えられる.
結論:審美性の改善と金属アレルギーを主訴とした患者に対して,ジルコニアクラウンによって,審美障害および金属アレルギー症状を改善することができた.
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© 2016 公益社団法人日本補綴歯科学会
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