日本調理科学会大会研究発表要旨集
平成14年度日本調理科学会大会
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秋田県における家族形態が味覚に及ぼす影響について(第2報)
大野 智子松本 祥子
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キーワード: 味覚, 家族形態, 閾値
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p. 58

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抄録

家族形態が及ぼす食習慣と味覚との関係を明らかにすることにより、認知閾値に与える因子を探ることを目的とした。調査対象は、女子短大生40名(19∼20歳)とした。全口腔法による5味(旨味·甘味·酸味·無味·塩味·苦味)の識別テスト、3味(甘味·塩味·旨味)の濃度差テスト、みそ汁の調理による実態調査を実施し対象者を「祖父母と同居している者」20名、「していない者」20名(: 以下「同居群」「核家族群」)の2群に分類し比較検討した。3味の濃度差テストでは、甘味·塩味·旨味の認知閾値は同居群が核家族群と比較し低値を示した。

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© 2002日本調理科学会
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