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赤門マネジメント・レビュー
Vol. 14 (2015) No. 12 p. 689-702

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http://doi.org/10.14955/amr.141202

経営学輪講

本稿は、ダイナミック・ケイパビリティ (DC) 論の主要論文のひとつであるEisenhardt and Martin (2000) を取り上げ、同論文のDCに対する視点を再確認するとともに、同論文の新規性、および貢献を再検討する。既存研究では強調されていないが、Eisenhardt and Martin (2000) は「DCに共通性があること」を主張し、「DCは直接的には持続的競争優位に繋がらない」と主張した論文である。彼らは、企業にとって持続的競争優位の源泉となるのはDCではなく「資源の持ちよう (resource configuration)」であるという主張を行っているのである。よって、本研究を引用して「DCは持続的競争優位の源泉である」と主張するのは誤りである。

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