自律神経
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教育講演5
境界型ニューロパチーという新疾患概念の提唱と病態に基づく超早期診断法の考案
大林 光念
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2020 年 57 巻 3 号 p. 172-175

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抄録

耐糖能異常患者で最も早期から高頻度に出現する病態が「小径線維ニューロパチー」である.我々は,尿中ミオイノシトール値+レーザードプラ皮膚血流検査による血管運動神経機能の評価を核とした耐糖能異常ニューロパチーの超早期診断法を樹立した.さらに,本診断法を活用していく中で,耐糖能異常の中でもかなり軽症な「準境界型(75g-OGTT後1時間での血糖値が180 mg/dL以上)」に属する患者の中にも,明らかに小径線維障害を認める一群が存在することも確認できた.我々はこの一群を「準境界型ニューロパチー」と称し,現在その発症機序の解明と超早期診断法の考案に努めている.

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© 2020 日本自律神経学会
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