水産増殖
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天然および養成オニオコゼInimicus japonicus雌の成熟
渡辺 憲一
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2006 年 54 巻 4 号 p. 495-503

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抄録
新潟県上越地方の沿岸海域で漁獲されたオニオコゼの雌175個体と養成魚59個体について卵巣成熟の周年変化を調べた。産卵期には1つの卵巣内に周辺仁期の未熟な卵母細胞群と発達した卵母細胞群が認められることから, 卵母細胞の発達様式は卵群同期発達型に属し, 多回産卵すると考えられた。成熟度およびGSIの周年変化から産卵期は6月から8月で, 産卵盛期はGSIが最も高い値を示す7月であると推察された。しかし, 天然魚では4月から卵黄形成が始まるのに対し, 養成魚では3月および11月から卵黄形成が認められ天然魚とは異なる生殖周期を示した。また, 本研究における天然魚の成熟年齢は3歳で, 生物学的最小形は全長190mm (127.0g) であると推定された。
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© 日本水産増殖学会
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