抄録
【背景及び目的】平成28年、開学時の健康科学大学看護学部(以下本学部とする)の入学定員充足率は68% であった。そこで本学部に入学した学生の入学決定に関する傾向を明らかにすることを目的とした。
【方法】平成28年に本学部に入学した学生を対象に、アンケート調査を実施した。
【結果】看護系大学を目指した理由は、先行研究と同様の傾向を示した。本学部に進学した理由では、親の賛成が最上位であった。一方、消極的な入学群と積極的な入学群の比較においては、「地域貢献できる」というキーワードを持った項目で有意差が認められた。受験時の情報収集・行動では、インターネットの活用が示唆された。
【考察】本学への入学決定に関して、受験生のみならず保護者を含めたより効果的な情報提供を検討する必要がある。また、積極的な入学群では地域貢献を積極的に捉えていることが示唆されたことから、大学の魅力の1 つとして重要視する必要がある。