美味技術学会誌
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論文
自然落下前の経日変化と貯蔵処理が栗の果実成分に与える影響
山﨑 陽崎山 智有椎場 修斉髙尾 勝俊松添 直隆
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2024 年 23 巻 2 号 p. 116-123

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抄録
 本研究は,栗の自然落下前果実の貯蔵処理が果実成分に与える影響を明らかにすることを目的とした。自然落下前のきゅう果を収穫し,貯蔵温度(1,5,10,25°C),貯蔵日数(7,15,30日)並びにイガの有無の違いによる品質(Brix,遊離糖,遊離アミノ酸)変化を調査した。また,樹上にある自然落下9,3日前並びに成熟果を採取し,果実成分変化を調査した。栗は樹上で成熟することで,Brix,遊離糖・アミノ酸含量が増加した。低温貯蔵(1,5°C)によりスクロース,グルタミン含量が増加した。自然落下前のイガ付き栗(きゅう果)を低温貯蔵することで,栗の味(甘味,塩味,旨味)を変化させることが可能であることが明らかになった。
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