抄録
本研究では,「タマネギ」と「和食のうま味素材」の組合せだしがうま味の強さに及ぼす影響について検討した。うま味素材は,かつお節,昆布,椎茸,いりこ,タマネギとした。各うま味素材が1%濃度のだしを調製し,2種類のだしを組み合わせて試料とした。味の評価は,味認識装置で測定し,先味(苦味雑味,渋味刺激,うま味),後味(苦味,渋味,うま味コク)を評価した。「タマネギ」との組合せにおいて,「タマネギ」と「かつお節」,「タマネギ」と「椎茸」を素材として組合せただしが,最もうま味が強かった。うま味の強さは,苦味や苦味雑味,うま味コクが関与していることが示唆された。