環境情報科学論文集
Vol.34(2020年度 環境情報科学研究発表大会)
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研究論文
令和元年台風第19 号における被災者の避難行動と生活復興に関する研究
栃木県宇都宮市を事例として
坪井 塑太郎
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p. 55-60

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抄録

本研究の目的は,令和元年台風第19 号による被害・避難の状況と対応を地理空間上の位置情報との関連から分析を試み,あわせて生活復興に至る過程までの一体的把握を通して課題を明らかにすることである。本調査においては,洪水ハザードマップの改訂による避難所の見直し等で,事前には避難方法が地域で確認されていたものの,住民のゼロリスク意識の高さや,避難に際してはその距離が障壁となったことが示された。また,床上浸水による被害世帯では,生活再建支出が高額になる世帯も多く,経済環境の復興感の醸成には長時間を要していることが明らかになった。

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© 2020 (社)環境情報科学センター
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