環境情報科学論文集
Vol.37(2023年度 環境情報科学研究発表大会)
会議情報

研究論文
インターネット利用が精神的レジリエンスに及ぼす影響の縦断分析
坂部 創一山崎 秀夫
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 14-19

詳細
抄録

インターネット利用が,レジリエンス(精神的回復力)に向上や低減効果を与える影響度を分析するために,大学生を対象にした縦断調査データを用いて共分散構造分析を行った。その結果,オンライン上で苦楽を共有し相互に励まし合う共感的ネット利用や,精神的な活力を得ることの出来る特定の動画視聴を意味する活力喚起型動画視聴が多い学生ほどレジリエンスが高い傾向を示し,逆にネット依存症傾向が高い学生ほどレジリエンスが悪化する傾向を示した。これらの結果は、インターネットの活用方法を変更することにより、レジリエンスを向上させる可能性を示唆している。

著者関連情報
© 2023 (一社)環境情報科学センター
前の記事 次の記事
feedback
Top