セメント・コンクリート論文集
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セメント硬化体・モルタルの物性
クリンカー中のTiO2が鉱物組成およびセメント強さに及ぼす影響
茶林 敬司中村 明則加藤 弘義中谷 道人
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2009 年 63 巻 1 号 p. 114-119

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抄録
近年、セメント製造への廃棄物の使用量は増加しており、資源循環型社会へ大きく貢献している。今後さらに廃棄物を有効利用していくためには、クリンカー中に持ち込まれる少量成分の影響を事前に検討する必要がある。本研究では、TiO2に着目してクリンカーやセメントへ与える影響について検討した。その結果、TiO2含有量の増加に伴い、セメントの水和発熱速度やモルタル圧縮強さが低下し、含有量が1.0%を超えるとその傾向が大きくなることが確認された。クリンカーの鉱物組成はTiO2含有量増加に伴い、エーライトが減少し、TiO2含有量が1.0%を超えると立方晶CaTiO3に類似したTi含有化合物が生成した。
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© 一般社団法人セメント協会
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